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患者さんの再来院率をアップさせる治療院ニュースレターの3つのポイント

患者さんとの関係勢構築・信頼構築のツールとして、ニュースレターが重要であるということは、みなさん聞いたことがあるでしょう。
 
ニュースレター、つまり院内便り・院内新聞ですね。
 
私もニュースレターは好きで、治療院さんからもらえると必ず読みます。楽しい読み物があると、ファンになってしまいます。
 
ニュースレターは患者さんとの関係構築だけでなく、再来院を促すツールとしても優秀です。
 
休眠している患者さんに再度来てもらう、メンテナンスに通ってもらるようにする。そんな役割も持っています。
 
しかし、ただむやみやたらに作れば良いものではありません。
 
「再来院率をアップさせる内容」というものがあります。
 
今回は患者さんの患者さんの再来院率をアップさせるニュースレターの構成と配布方法について、お話ししましょう。
 

ニュースレターのサイズはどれくらいが良いのか?

先ず問題となるのが、ニュースレターのサイズです。B5・A4・A3など、サイズはあなたが決められます。
 
おススメはA4(両面)以上のサイズ。A4以上の紙面があれば、読み物として面白い内容が十分作れるからです。
 
読み物として面白くない、充実していないと、ニュースレターの効果はガクっと落ちます。
 
もしあなたがニュースレターを受け取った時に、あんまり読み物として面白くない・足りないと感じたら、その院に愛着持ちますか?持ちませんよね。
 
読み物としてのニュースレターを作るためにも、A4サイズ以上をおススメいたします。
 

再来院率をアップさせるニュースレターのコンテンツ

その季節に起きやすい症状についての記事を載せる

患者さんの再来院率をアップさせる最も重要な内容、それは「その季節に起きやすい症状についての記事」です。
 
例えば季節の変わり目にニュースレターを作るのであれば・・・
 

「ギックリ腰がなぜ再発してしまうのか?」
「頭痛が頻発してしまう理由とは?」
「原因不明のめまいで悩んでいませんか?」

 
というような季節の変わり目に起きやすい記事を書きます。
 
構成としては
 

●こんな症状で悩んでいませんか?
●なぜこの季節にその症状が起きやすいのか?
●当院なら、その症状解決できます

 
このような構成で、それぞれ内容を書いていけばOK。
 
これを読んだ人は、「この症状、自分に当てはまる。久しぶりに行ってみるか」となるわけです。
 
来た人に施術をして、メンテナンスの重要性を説いていき、また定期的に通ってもらえるようにしましょう。
 

院について何か新しいことを載せる

また「新しい事を告知する」ということも重要です。
 
人間という生き物は、「新しい」に魅力を感じます。開院時のチラシの反応が良いのは、「新しい院だから」です。
 
なのであなたの院に関して、新しい何かがあるのであれば、それを掲載しましょう。
 
一番良いのは「新メニュー」。新しいメニューを紹介するとことで、施術を受けることにつなげやすくなります。
 
他にも・・・
 

・院内を模様替えしました!
・こんな機械を導入しました!
・新スタッフが入りました!
・院長の髪型が新しくなりました!

 
などなど。新しいこと、ちょっと見たくなるようなことを載せていきましょう。
 

患者さんの声を載せる

患者さんの施術体験談・声を載せることも非常に有効ですね。
 
例えば「病院で改善しなかった椎間板ヘルニアでお悩みの、Nさんの体験談」なんて載せておきましょう。
 
その声を読んだ人が、もしヘルニアで悩み始めていたら・・・ 読んだ人の周りにヘルニアで病院い通っている人がいたら・・・
 
再来院につながったり、紹介に繋がったりしますよね。
 
ヘルニアや坐骨神経痛などの重症症状や眩暈や自律神経系の症状の声だと、再来院に繋がりやすい傾向にあります。
 

あなたやスタッフの近況などを掲載する

あなたやスタッフの近況などを掲載することで、「あなたの院やスタッフに愛着や信頼性を持つようになってもらう」ことにつながります。これはニュースレターのコンテンツの中で、もっとも記事を作成しやすいコンテンツと言えるでしょう。

 
院での治療時間だけですと、基本は症状や身体のことについてのコミュニケーションになると思います。
 
ニュースレターでは、あなたの人柄部分を補強するために、近況などを掲載していくことをおススメします。
 
例えばですが
 

・最近行ったこと、ハマったこと
・趣味について(少し深めに掘り下げる)
・好きな本や映画、なぜそれが好きなのか
・あなたの意外な経歴 etc

 
こうしたことを元に、あなたが「どんな考えを持っているか」を伝えることで、治療院と患者の関係性に「親しみ」を追加することができます。
 

健康情報+あなたの考察

治療院のニュースレターといえば「健康情報」を載せることが多いかと思います。
 
これは一般的な、インターネットにもありそうな健康情報だけにしてしまってはもったいないです。
 
そうした健康情報に、あなたならではの考察・考えなどを付け加える事で、あなたの知識や洞察などに対する信頼性を高めることが出来ます。
 
例えば・・・
 

ある肩こり情報に関して
→実はそれは間違いで、本当はこうなんです

 
みたいに、一般的に知られている健康情報が、実は逆なんです!みたいな内容などは良いですね。
 

Q&Aに答えてみる

毎日の患者さんへの施術の中で、患者さんからの質問があると思います。
 
その質問をした患者さんは答えは知っていますが、他の患者さんは答えを知りません。
 
そういう日々の施術の中で患者さんから質問されることを、いくつかまとめてニュースレターに掲載するのも1つです。
 

●施術を受けた日は、なぜアツいお風呂はいけないのですか?
●テレビで紹介されたあのストレッチ方法、本当に有効ですか?
●○○健康法が流行ってますが、あれはどうなんでしょう? etc

 
患者さんは症状や健康について、素朴な疑問を持っています。
 
そうした質問されたことを書き残しておけば、患者さんからの信頼を構築するニュースレターの一部に利用することが可能です。
 

4コマ漫画とか、「誕生日おめでとう」は特にいりません

よくあるニュースレターノウハウの1つで、その月に誕生日がある患者さんの名前を載せてお祝いする、というものがあります。
 
これは特に必要ありません。最近では個人情報の扱いも厳しくなってきており、個人情報の1つである誕生月を個人名と一緒にニュースレターで紹介するのは、クレームになりえます。
 
4コマ漫画なんかも、作るのに外注が必要で費用も手間も大変なわりに、サラっと読み流されてしまいます。
 

患者さんに必ずニュースレターを読んでもらうための配布方法

「ニュースレターを作ったって、どうせ読んでもらえず捨てられてしまうよ・・・」と考えてしまい、ニュースレターを作成しない方、いると思います。
 
まあチラシやDMなどは送付しても手渡ししても捨てられることが多いので、ニュースレターも同じ扱いになるのでは・・・ という心配になるのも無理はありません。
 
しかしそれは、ちょっとしたコツでで読んでもらえるようになります。読んでもらえるのであれば、作らない選択肢はもったいないですよね。
 
そこで「ニュースレターを確実に患者さんに読んでもらう渡し方のコツ」について詳しく掘り下げます。
 

通ってくれる方には、手渡しすること!

ニュースレターを渡す方法には、大きく分けて2つあります。
 
「手渡しをする方法「と「郵送する方法」です。
 
その月に来院してくださった方には手渡しで十分でしょう。
 
渡す際には必ずコメントを付けることをおススメします。
 
「今回の内容は、この季節に起こりやすい症状について書いてあるので、ぜひ読んでみてくださいね」
「あなたにピッタリなセルフケアの方法書いておいたので、ぜひ読んでみてください」
 
こういう声掛け、コメントを付けるだけで、ニュースレターを読んでもらえる可能性がグンと上がります。
 
コメントがあることで、ニュースレターへの興味が喚起されるからです。
 
手渡しは読まれやすい渡し方ではありますが、より読まれるようにするためにも、「一声かけて、コメントつけて」をおススメします。
 

郵送でも読まれる方法 ①透明で送る

ニュースレターを作成する目的の1つとして、「休眠患者の掘り起こし」「再来院の促し」があります。
 
そういう場合は、ニュースレターを郵送しないといけず、「ニュースレター送っても読まれないんじゃないか」と思うことでしょう。
 
この郵送をネックとして感じてしまうわけです。
 
一般的な郵送の場合は
 

・ニュースレターを3つ折りにする
・それを封筒に入れる
・封筒に住所を書いて送る

 
という3つの工程が必要になります。
 
だいたい1通送るコストとして、ニュースレター印刷料・封筒代金・郵送料金で100円前後ぐらいになります。
 
作業の時間も必要なるので、せっかく送っても読まれなかったら・・・ とリスクを感じてしまうのも無理はありません。
 
ここで「なぜ読まれないか」を考えてみましょう。
 
それは封筒に入って届くため、中身がわからないからです。
 
あなたの院から封筒が届いたとき、多くの人は「DMとか広告でしょう」と思い、読まずに捨ててしまうわけです。そもそも封筒を開けることすらも面倒な人がいますから。
 
そこで封筒を開けずに中身がわかるようにして送付すれば・・・ 読まれる確率はグンと上がるわです。
 

 
写真のような透明の袋に、3つ折りなどにせずそのまま封入。
 
その上から住所を書いたシールを貼って出せば良いわけです。
 
受け取った方は透明の袋のまま読めるので、目を通してもらえる可能性がグンと高まります。
 

郵送でも読まれる方法 ②あなたの顔写真を見える部分に印刷する

また休眠患者さんがニュースレターを受け取る時に、「人情味」「人らしさ」を感じさせると、それを捨てることにためらいが生まれるので、読んでもらえる可能性が高まります。
 
たとえば、封筒にあなたの写真を印刷しておくとか、写真を貼り付けておくとか。
 
封筒を受け取った時にあなたの顔が目に入ると、捨てにくくなることは間違いありません。
 
しかしそういったオリジナルの封筒を作るのは手間でコストがかかります。なにより「恥ずかしい」を感じる人も多いでしょう。
 
そんな時も透明の袋が活躍します。
 
ニュースレターの内容の中に、自然とあなたの画像を差し込んでおけば、透明の袋の上から自然とあなたの顔が目に入ります。
 
いやらしい感じをさせずに、人らしさ・人情味を出させるテクニックですね。
 

すべてを毎回載せる必要はありません

こうした記事を書くと、「こんな内容、毎回全部作れません!」という相談が来るのですが、毎回これらを載せる必要はありません。
 
優先順位としては
 

①その季節に起きやすい症状についての記事
②体験談
③院について何か新しいこと

 
となります。例えば1回目のニュースレターは①と②を載せる。 2回目のニュースレターは①だけ。3回目は①と③などなど。毎回全部を入れていくのは至難のわざです。
 
ただ「その季節に起きやすい症状についての記事」だけは毎回載せていくことをおススメします。
 
悩みを喚起することが再来院につながりやすいので、症状についての記事は最有力です。
 
①その季節に起きやすい症状についての記事だけはなんとが頑張って書いていき、残り2つは余裕があれば・・・ ということにしていきましょう。
 

完璧を求めず、まずは作るってみること!

ニュースレターを作るのであれば、最初は完璧を求めてはいけません。完璧を求めると、人は何も行動できなくなります。ニュースレターを作れなくなります。
 
「取りあえず作ってみようか」「最初はクオリティが低くてもいっか」、この精神で取り組むことが重要です。
 
完璧を求めるあまりに、ニュースレターを作れないばかりか、チラシも作れない、ホームページも完成しない。結局宣伝集客が出来ないなんて人もいます。
 
大丈夫、誰も完璧なものを求めていないんです。失敗したっていいんです。
 
まずは作ってみないと始まらないんですから。
 
作ってみると、「あそこはこうしよう」「ここはああしよう」と課題が見えてきます。その課題を一つ一つ、出来る範囲で対応していけばいいんです。
 
完璧求めないで、まずは一歩踏み出してみる。その勇気と心構えを忘れないでください。
 

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO

治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。

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この記事を書いた人

治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。

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