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プロに頼まず自分で写真を撮影する場合に、少しでも質を上げるコツ

治療院の宣材写真、つまりホームページやチラシなどで使うための写真というのは、集客効果を左右することが多いために、可能であればプロの写真家に撮影してもらう方が良いとお話しました。
治療院の集客のために、写真撮影はプロに頼むべきか
 
しかし
 
「そこにかける費用がどうしても出せない」
「今はまだプロに頼む段階ではないけども良い写真も欲しい」
 
という方もいらっしゃるでしょう。
 
その場合は、自分や知人で写真撮影を行わないといけません。
 
そこで今回は、少しでも写真の質を上げる・クオリティの高い写真を撮るためのコツをお伝えしましょう。
 

カメラの設定:ホワイトバランスだけは必ず調整すること

もし自分で宣材写真を撮る時には、スマートフォン内蔵のカメラではなく、デジカメを使いましょう。
 
重要なのはデジカメの設定です。
 
今のデジカメは様々な機能があるために、その気になれば細かな設定をすることが出来ます。しかしそれは普通の人にはかなり難しいことです。
 
だからただ1つだけ、「ホワイトバランス」というものの設定だけにこだわってください。
 
白いものが白く写るように色の補正をおこなう機能をホワイトバランスというのですが、これが写真の質を決めると言っても過言ではないほど重要な設定です。
 

オート
曇天
晴天
蛍光灯
電球

 
こうした設定項目を見たことありませんか?これがホワイトバランスです。
 
それぞれを選ぶと、見え方が大きく変わると思います、
 
基本的には「オート」の設定にしておけば良いですが、もしそれでうまくいかない場合は
「画面が白く明るく見える設定」を探してみましょう。
 
天気や室内の環境で、同じ設定でも見え方が違うことがありますので、撮影する度にホワイトバランスの設定をチェックすることが重要です。
 
※お持ちのデジカメの使い方が分からない場合は、「カメラの機種名 ホワイトバランス 設定」というキーワードでネット検索をしてみましょう。
 

環境:晴天の日を必ず選ぶこと

プロのカメラマンだと、多少天気が悪くても質の高い写真を撮ることが出来ますが、天気が悪いと、素人撮影の場合は写真の仕上がりがかなり暗くなってしまいます。
 
なので素人だと撮影をする場合は、晴天の日を選んでください。
 
ライティング=光が当たる事はとても重要な要素で、普通の院にはカメラ用の照明はないと思います。
 
晴天というのは天然のライティングであり、写真を明るく仕上げてくれることでしょう。
 

環境:余計なものを置かない

治療院の場合、撮影は院内で行うことがほとんどです。
 
施術ベッドで施術をしているシーンなどが重要ですから、カメラのレンズから施術ベッドを覗いてみて、余計なものが映り込んでいないかをチェック。もしあればそれをどかしていきます。
 
素人だと1つの画面内にゴチャゴチャと物があるのは、汚く見えてしまいますし、画面のどこを見ていいかわかりませんし、ピントも合いにくくなってしまいます。
 
撮影する場所をキレイに片づけておくこと。余計なものを置かないこと。要確認です。
 

構図・枚数:とにかくたくさんの枚数を撮影すること

【枚数】
カメラの設定・環境の準備が整ったら、いざ撮影。
 
撮影する場合に重要なこと。それは様々な構図で、とにかく枚数をたくさん撮るんです。
 
何百枚も撮るつもりでシャッターを押しましょう。
 
プロのカメラマンも、たくさん撮影します。たくさん撮影した中で良い物を選んで、使用しているんです。
 
素人だと使わない写真もたくさんありますが、たくさん撮影するからこそ、良い写真が出来上がるんです。
 
1回1回を完璧に撮るのではなく、とにかく素人だとたくさんの角度からたくさん枚数を撮影してみましょう。
 
 
【構図】
良い構図というものがあります。
 
これは「空間を空ける」というものです。
 
例えばスタッフの顔写真を撮るとき、顔のアップ、その人のアップ写真を撮るのではなく、横に素人だと空間を入れておくと雰囲気が良く見えますし、画像の加工にも使いやすくなります。
 
アップの写真も撮影しつつ、空間を空けた写真も撮影するようにしてみましょう。
 

トリミング:ペイントで余計な部分を切り取り

さて撮影されたものに、余計なモノが映っていることも多いでしょう。
 
フォトショップなどの画像処理ソフトが使えるなら、余計なものを消す事も出来るでしょうが、普通はそのようなソフトを持っている人・使いこなせる人はいないと思います。
 
そんな時は、素人だと「ペイント」というツールを使いましょう。
 
ペイントというのは、windowsのパソコンなら必ず入っているツールです。
 
http://help.busblog.jp/m/cat/ko_ga_61.asp
こちらでわかりやすく説明しています。
(windows7バージョンですが、windows8,10でも基本的な使い方は同じです。)
 
 
以上の5項目が、プロカメラマンではなくあなたが写真を撮る時に、少しでも良い写真を撮るコツです。
 
面倒と思われるかもしれませんが、プロの写真に少しでも近づけるにはそれなりの努力が必要になります。
 
何度も何度も写真を撮影する環境を作ることは難しいので、1回で良い写真を撮影するためにも、面倒な条件をクリアしていきましょう。

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO

治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。

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この記事を書いた人

治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。

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