PPC広告

多くの治療院がやりがちな、PPC広告をただドブに捨てることになりかねない運用法

2020年現在、SEO対策だけでは集客に有効なアクセス数を集めることには不十分です。

PPC広告(Google広告・ヤフーリスティング)を上手く活用することが集客には非常に重要です。

ただPPC広告の運用には技術が必要で、設定によってはただお金をドブに捨てるようなことになりかねない結果に。

その結果につながらないPPCの運用を、実は治療院さんがやりがちだったりします。

今回は、PPC広告でこれはNGという設定方法と、どのような設定が集客につながるかについてお話致します。

「自分でPPC広告を設定しているけど、上手く集客出来ていない」と感じている方は、ぜひ設定見直しのための参考にしてみてください。

お金が無駄になりやすいPPC広告の設定

ではどのような設定にすると、集客につながらずお金を無駄にしてしまう結果になりやすいのでしょうか?

それは「顧客獲得単価」に満たないような設定にしてしまうことです。

例え顧客獲得単価が15000円だとしましょう。

それなのに10000円だけしか使わないのであれば、顧客につながらないまま予算が消化されてしまいます。

予算が少なく、キャンペーン数が多いとNG

入金額が少ない、そしてキャンペーン数が多い(例えば出稿したい症状が多すぎるなど)と集客結果につながらないケースが多いです。

例えば、A治療院さんが2万円を入金して、かつ「腰痛」「頭痛」「坐骨神経痛」「ヘルニア」の4つで出稿したとしましょう。

このA治療院さんの施術単価の場合、新患1人あたりの獲得単価が10000円だとします。

新患獲得単価が10000円なのに、2万円を4つの症状で分け合う形になってしまいます。つまり1つの症状で使われるのは5000円で、顧客獲得単価にはほど遠いことになります。

この結果、PPC広告では集客出来ないと思ってしまい、止めてしまう。本当は設定の問題なのに、PPC広告自体がムダと感じてしまう治療院さんもあるのです。

理想的なPPC広告の設定とは

ではどのような設定が理想的なPPC広告の運用方法なのでしょうか?

それは次の2つの条件を満たす設定です。

①毎日出稿出来るほどの予算

②1つのキャンペーンで、最低でも顧客獲得単価を越える予算が消化される

PPC広告は、出稿しない日・出稿する日が交互に起こると、集客の最適化になりません。

毎日出稿されるような予算設定にすることが、見込み患者を取りこぼさないことにつながります。

また②に関して。先に説明したように、新患1人あたりの獲得単価が10000円なのに2万円での広告出稿を4つの症状で分配してしまうと、1症状当たり5000円になり、どの症状でも反応が起こりません。無駄になってしまいます。

なので少なくとも、新患1人あたりの獲得単価が10000円で4つの症状で出稿したい場合は、最低4万円から予算を振り分ける必要があります。

こうしないと、その都度で予算を使っても集客につながらないままズルズルと過ぎてしまいます。

テストをして、最適な設定と予算を見つけよう

私はクライアントに口を酸っぱくして言うのですが、PPC広告を使って集客したいなら、必ずテストをしてましょう。

テストで必要なのはエリアと1日の予算額。できればキャンペーン数(症状数)は2つまでに絞ると良いと思います。

例えば腰痛と坐骨神経痛という2つのキャンペーンでテストをするとしましょう。

出稿範囲を院のある住所から3キロにするのか、5キロにするのか、7キロにするのか。1日の予算限度額を1000円にするのか、1500円にするのか、2000円にするのか。

これらの組み合わせて、毎日出稿されてかつ集客反応が出るような設定を見つけることが何より重要です。

その設定が見つかったら、あとは予算とキャンペーン数を増やしてみましょう。キャンペーン(症状)によっては、出稿範囲が小さくした方が良い・大きい方が良い場合があるので、微調整をしていきます。

PPC広告の効果測定は、アクセス数よりも「どれだけ集客につながったか」「問い合わせが何件増えたか」という部分に注目することが重要です。これは気を付けておいてください。

PPC広告(Googleアドワーズ、Yahoo!リスティング)で集客出来ない時のチェック項目

みなさんはPPC広告を使っていますか?Googleアドワーズ、Yahoo!リスティングなどのことを言います。
 
特定のキーワードで検索結果に広告を出し、そこからホームページへの流入を増やしていく。
 
治療院にとってSEO対策が逆風の今、PPC広告を如何に活用するかが集客を成功する鍵です。
 
PPC広告を使っているけれども、上手く集客に繋がっていない治療院さんも多いのではないでしょうか?
 
しかしどう修正していいか分からない、だからそのまま放置する or 停止するのどちらかにしていませんか?
 
今回は治療院さんがPPC広告を使って集客出来ていない時に、「何を見直していくべきか」をお教えします。
 

キーワードがあなたのサービスに合っているか


あなたはどんなキーワードでPPC広告を出稿していますか?そのキーワードは、あなたの行なっているサービスと合っていますか?
 
サービスというと曖昧なので、こう言い換えます。そのキーワードは、あなたの行なっているサービスの「価格」と合っていますか?
 
例えばあなたが、「整体」や「肩こり」というキーワードを出稿しているとしましょう。そしてあなたの行なっている施術の料金は8000円だとします。
 
これはキーワードとサービスが合っていません。整体というキーワードで探している人は、そこまで重症ではなく、肩こりや軽い腰痛・疲れを解消したいぐらいの人が多いです。
 
そのような人の考えとして、8000円の施術は選択には入りません。
 
肩こりというキーワードで探している人は、それまでマッサージや接骨院・整形外科などで施術・治療を受けてきたような人です。高額な施術で根本改善までは考えていないことが多いです。
 
キーワードとサービスが合っていないので、いくらPPC広告で出稿しても集客につながりません。
 
ここで見直すことは、「行っているサービスの価格に合ったターゲットはどんな悩みを持っている人か」を考え直すことです。
 
8000円という施術なら重症の方と狙うべきで、重症のキーワードを設定していく方が成功しやすいと考えられます。
 

出稿エリアと予算


PPC広告では、出稿するエリアをある程度指定することが出来ます。またそれぞれ設定するキャンペーンごとに1日の上限予算を設定することも出来ます。
 
この2つは密接に関わっており、それぞれ適切な数字を探さないといけません。
 
例えば「腰痛」というキーワードで東京の新宿駅から半径3キロ・1日の予算を1000円と設定したとしましょう。
 
新宿付近は人口密度がとても高いので、1日の予算はあっという間に消化されて、午前中で出稿が止められてしまいます。午後には出稿されなくなってしまうでしょう。
 
これでは見込み患者さに訴求することはできません。
 
一方、「腰痛」というキーワードで栃木県の鬼怒川温泉から半径15キロ・1日の予算を1000円と設定したとしましょう
 
この場合、1日かけても予算が消化されない可能性があります。人口が多くないからです。
 
このようにエリアと1日の予算によっては、1日の中で広告が出稿されていない時間の方が多くなってしまう場合があり、この場合は集客にはつながりにくいです。
 
エリアと予算の関係は、「1日出稿して9割ぐらい消化できる」を目安に見直していくのが良いでしょう。
 

キーワードの「一致」具合

PPC広告では、「キーワードの「完全一致」と「部分一致」という設定の仕方があります。
 
腰痛で完全一致の場合、「腰痛」と検索した人にだけ出稿されます。
 
腰痛で部分一致の場合、「腰痛」と検索した人だけでなく、「腰痛治療」「腰痛 改善」「腰痛 整体」などで検索した場合にも出稿されます。
 
完全一致の場合、検索ボリュームが少なく、集客につながるほど十分な広告出稿にはなりにくいです。
 
現代人の検索するキーワードは、多様化していているので、集客につなげたいなら「部分一致」にすることおススメします。
 

広告表示オプション

PPC広告は、基本は検索結果ページに「見出し」と「広告文」が表示されます。
 
しかしそれだけでなく、オプションとして、電話番号・住所などを表示させることも出来ます。グーグルなどはこのオプションを設定して表示させることを勧めています。
 
また治療院コンサルタントでも、これを勧める人も多いです。
 
しかし当社は、ここも見直すべきチェックポイントだと考えています。
 
このオプションを設定すると、クリックされやすくなります。つまり多くクリックされるようになります。
 
それは良いように見えますが、すぐに予算が消化されてしまう可能性もあるわけです。
 
PPC広告はなるべく「1日出稿して9割ぐらい消化できる」ぐらいが集客の最適化につながります。
 
オプションを設定すると、クリックが増えて消化が早まる一方、集客数が減るケースも多いです。
 

見直しが難しい場合は専門家へ相談すること


PPC広告はとても重要な集客ツールである一方、使い方が非常に複雑で、自分で設定の見直しが出来ない方もいるでしょう。
 
そういう場合は専門家に相談するのが一番早いと思います。
 
ここで気を付けて欲しいのは、グーグルです。Googleアドワ―ズを利用していると、グーグルのコンサルタントから電話があり、「広告の設定を見直しませんか?」と言われます。
 
Googleはグーグルアドワーズを作った「システム」の専門家で、広告の操作方法はプロフェショナルです。しかし「集客」の専門家ではありません。
 
どのような設定が集客につながるのかは知りません。グーグルコンサルタントに言われるまま設定を変えたら、「費用は増大したが集客数が減った」とか「まったく出稿されなくなった」ナンテケースが続出しています。
 
PPC広告で相談するべきは、「集客の専門家」です。専門家選びに注意してください。
 
繰り返しになりますが、治療院にとってSEO対策が逆風の今、PPC広告を如何に活用するかが集客を成功する鍵です。
 
あなたの院にとって最適な設定を探して、集客に成功し、経営が安定することを目指しましょう。
 

治療院のPPC広告④ PPC広告の出稿単価を下げる3つのコツ

PPC広告は、「pay per click広告」のこと。その名の通り、クリックするごとに料金が発生する広告です。
 
なのでいかに1クリック毎の単価を下げるかが重要になってきます。単価が安く出稿できると、それだけ長くたくさん出稿していられますし、多くの人にクリックされてホームページを見てもらえます。
 
クリック単価を下げるにはコツがあります。そのコツを3つほど説明いたします。
 

キーワードと広告タイトルの関連性を高める

出稿したいキーワードとその広告タイトルの関連を強くできれば、単価が下がる可能性があります。
 
例えば、「肩こり 改善」というキーワードで出稿するときに、次のような2つの広告が表示されるように設定しました。
 

●根深い肩こりでお悩みの方へ
初回2980円 土日も営業 肩こり専門の整体院による熟練の施術

●根深い肩こりを根本改善
初回2980円 土日も営業 肩こり専門の整体院による熟練の施術

 
この2つの場合、単価が安くなる可能性が高いのは、後者の方です。
 
なぜなら広告タイトルの中に「肩こり」「改善」というキーワードが出てきているので、関連性が高くなるからです。
 
なのでベストを目指すのであれば、キーワードごとに合った広告タイトルを設定することです。
 
ただこれは作業が手間ですし、選んだキーワード自体の検索数が少ないとそもそも表示すらされないので、見込み度が高いと思われるキーワードのみ、広告文を変えていくのは1つの手法です。
 

表示させるページとキーワードの関連性を高める

キーワードとの関連性が重要なのは、広告タイトルだけではありません。表示させるページとの関連性も大きく関わってきます。
 
例えばあなたの院のホームページに、トップページと肩こり特化ページがあるとしましょう。
 
「肩こり 改善」というキーワードで出稿する場合は、トップページを表示させるのではなく、肩こり特化ページを出稿させた方が単価を下げやすくなります。
 
これは肩こり特化ページの方が、「肩こり 改善」というキーワードと関連性が高いと考えられるからですね。
 
また出稿したいキーワードをそのページ内に出しておくことも重要です。そうすることで、より関連性を高めることが出来ます。
 
しかしご注意を。自費診療の場合は「治療」「治す」などの言葉を使ったホームページの場合だと、PPCの出稿設定をしても審査で弾かれてしまうことも。(PPC広告には運営の審査があり、それでOKが出ないと出稿出来ないんです。)
 
法律の範囲内の中で、出来る限り関連性を高めることが重要です。やりすぎには注意しましょう。関連性を高めようとしてページ内容を変えても、審査が通らないと意味がないですからね。
 

クリック率を高める

PPC広告では、各キーワードが何回表示されて、何回クリックされたかのデータがわかります。
 
このクリック率が高ければ高いほど、クリック単価を下げやすくなります。
 
クリック率を上げるために重要なのは「広告文」。思わずその先を読んでみたくなる広告文にするのが重要です。
 
次のような文言を入れておくとクリックされやすくなります。
 

・初回のみ○○円
・体験談多数
・地域○○№1
・メディア掲載実績あり
・地名
・土日も営業(診療時間が強みの場合)

 
こうした言葉を狙ったキーワードと組み合わせて広告文を作ることが肝要。
 
もしくは、自分で検索してみて、どのようなPPC広告が表示されていて、どの広告文がクリックしたくなるかを見て、それを参考にするのも1つの方法ですね。
 

単価を下げにくいケースもある

以上の3つに気を付けていても、単価を下げにくいケースもあります。それは次の3つです。

 
①同じ地域で、同じキーワードで出稿している院がある
②自分の院のある地域ではない地域名を入れたキーワードで出稿する
③交通事故治療

 
①はとてもシンプル。競合も出稿しているため、その競合の入札と戦わないといけないために、クリック単価があがっていく傾向にあります。
 
②は、例えば宇都宮市にある整体院が、となりの市である「日光市 整体」というキーワードで表示させようとした場合です。この場合は、単価が跳ね上がります。
 
③の交通事故は、上記2つに当てはまりやすい領域なので、だいたいの場合1クリックあたりの単価が非常に大きくなっています。
 
以上のケースはどうしても単価を下げにくいので、そういうものだと理解しておいた方が良いでしょう。
 
単価を下げる方法は他にも細々としたものがあるのですが、この3つをしっかりと行うことが何より重要です。
 
細々とした方法は設定も細々して時間と管理がかかるので、正直おススメしません。
 
基本のこの3つをしっかりと行うことで、最良の場合1クリック単価を50円~80円くらいまでにすることも出来ます。
 
PPC広告を設定する場合は、この3つのコツを意識してみてください。

治療院のPPC広告③ 出稿する地域設定でも集客反応は決まる

地域性

こんにちは、石塚直紀です。
 
今回はPPC広告の地域設定のお話をします。
 
PPC広告というのは、出稿出来る地域をある程度限定することが出来ます。
 
栃木県宇都宮市にある院が、北海道で出稿されても意味はありませんよね。そうならないように、来院が見込めそうな地域のみに出稿するための機能があるんです。
 
しかしPPC広告をプロに頼まず自分で行おうとすると、この地域設定を見逃してしまい、結果費用がかさんでしまった上に、集客出来なかったというケースが続出します。
 
そしてPPC広告に対してアレルギー的に拒否反応を感じてしまう・・・ これはもったいないと言わざるをえません。
 
しっかりと地域を選択して出稿することが、費用も無駄にせず、且つ集客効果を上げるコツになります。
 
今回はそのコツを説明いたします。
 

グーグルとヤフーでは、地域の設定範囲が違う

グーグルのPPC広告であるアドワーズ広告、ヤフーのPPC広告であるスポンサードサーチ広告、この2つは可能な地域設定が違います。
 

■グーグル:市区町村単位、都道府県単位、ある地点から半径●キロと言う設定

■ヤフー:市区町村単位、都道府県単位

 
「宇都宮市内で、狙ったキーワードで検索している人のみに広告を表示するのか」
「栃木県内で、狙ったキーワードで検索している人のみに広告を表示するのか」
「自分の院から半径5キロ内で、狙ったキーワードで検索している人のみに広告を表示するのか」
 
グーグルとヤフーの違いは「ある地点から半径●キロと言う設定」が出来るかどうかですね。
 
これが出来る分、グーグルの方が集客精度を高めやすいです。
 
ただし、設定できない市区町村があるのでご注意ください。
 

どの地域で出稿するのが重要かを、テストしていくことが重要

PPC広告を利用する場合は、どの地域設定で出稿するのが最適化をテストして、見つけて行く必要があります。
 

  • 宇都宮市内の設定で十分なのか
  • 近隣の市も含めた方が良いのか
  • 院のある地点から半径5キロが良いのか
  • 半径15キロが良いのか etc

 
どんな設定が良いかは、地域ごとに本当に違います。その地域性にあった設定を探し出すしかありません。
 
例えば東京の23区内は人口密度が高いので、半径3キロの設定でもかなりの人に見られます。
 
逆に人口が少ない市や町の場合だと、その市だけの設定ではまったく不十分で、隣の市を入れたり、半径を広げたりする必要があります。
 
どの設定での集客効果が高いかを定期的にチェックしていき、最終的に「これだ」というものを見つけていくことが必要です。
 
PPC広告の最適化は、「テスト→チェック→チェンジ→チェック」これを繰り返していきましょう。私もこれを行っています。
 

実際に合った、PPC広告エリア設定の失敗例

PPC広告の運用経験の多い私でも、失敗するケースはあります。
 
土地勘・地域性がわからない地域での出稿の場合、どうしても手さぐりで進めていく必要があり、最初は失敗してしまうことも。
 
しかしその失敗を元にテストしていけば、きちんと成功に変えていくことが出来ます。
 

●ある地方の治療院Aさんのケース

似たような人口の別の治療院さんで成功したPPC地域設定を試したところ、なんと月に1名のみの反応。
 
クリック数も想定より大幅に少ない結果に。
 
なので自分では広すぎるかなと感じるくらいまで地域を広げて設定しなおしたところ・・・
 
●設定変更の翌日に1人反応
●10日で4人の集客
 
というところにまで持っていくことが出来ました。

 
似たような人口の地域間ですら、同じ設定が有効ではないケースは非常に多いです。
 
私の場合は、だいたい2週間ごとに集客反応をチェックして、変更を加えていきます。
 
1週間だと短すぎるというのは、経験上の感覚です。治療院さんの場合は「反響の季節性」が大きいので、短すぎず・長すぎずの期間でチェックしていくのが良いと思います。
 

  • 市内の設定で十分なのか
  • 近隣の市も含めた方が良いのか
  • 院のある地点から半径5キロが良いのか
  • 半径15キロが良いのか etc

 
これを2週間単位で行っていく。ぜひ覚えておいてください。

治療院のPPC広告② キーワード選びで集客反応は決まる

こんにちは、石塚直紀です。
 
今回から、治療院さんのPPC広告の運用で重要なことについて説明していこうと思います。
 
PPC広告では、どのキーワードで広告を出稿するかが重要になってきます。
 
キーワード選び次第で、見込み度の高い患者さんが見に来るか、見込み度の低い人が見に来るか決まります。
 
どんなにPPC広告でクリックが増えても、見込み度の低い人からのクリックでは意味がありません。
 
治療院の集客で必要なことは、「見込み度の高い人が検索するであろうキーワード」を選ぶことなのです。
 
そのコツを説明するのが今回なので、PPC広告で悩んでいる人は、ぜひお読みください。
 

「地域名+症状名(施術名)」での検索は有効かどうか

よくあるキーワード設定として、「地域名+症状名(施術名)」での設定があります。
 
具体的には、
 
-宇都宮 整体(鍼灸・カイロ)
-宇都宮 椎間板ヘルニア
 
などのキーワードです。こうしたキーワードは、患者さんの見込み度が高いので有効かと思われるかもしれませんね。しかしいくつかデメリットがあります。
 

■「地域名+整体」の場合
→マッサージ的なほぐし施術を探している人が多く、リピートにつながらないことも多い

 

■「地域名+症状名体」の場合
→検索数がそれほど多くないので、集客に結び付くほどのアクセスにつながらない

 
またPPC広告を運用するときに、自分の院のある地域以外の地域名を入れて出稿したいと思われるかもしれませんね。
 
隣の駅、隣の市の名前で出稿できれば、商圏が広がりますから。
 
しかしその場合、1クリックあたりの費用がグンと跳ね上がる傾向にあります。
 
例えば練馬駅にある整体院が、練馬駅以外のキーワードで出稿した場合ですが
 
■「練馬駅+整体」 → 1クリック100円~150円
■「池袋駅」+整体→ 1クリック300円~400円
 
なぜこうなるかというと、PPC広告の大元である検索エンジンは、あなたの治療院のある住所などもしっかりチェックしていて、その地域とは関係が薄い地域をキーワードとして入れると、「この広告、適切じゃないぞ」と認識して、クリック毎の単価が上がってしまうんですね。
 
地域名を入れたキーワードで出稿する場合は、以上のような点を注意してテスト&チェックをした方が良いでしょう。
 

地域名を入れないキーワード設定が、PPC広告集客で重要

最近のユーザーは、インターネットの使い方が上達してきていますので、昔の検索方法とは違ってきています。
 
昔なら「地域名+整体」「地域名+症状名」での検索上位を狙えれば重要だったのが、今はそれでは不十分なのが現実です。(地域名をいれないキーワードでの集客率が6割を越えます)
 
今のユーザーの検索・思考のパターンですが・・・
 

●椎間板ヘルニアと病院で診断された場合
-ヘルニアの治療法をまず調べて、どんなものがあるかを知る
-その治療法の中から、自分に合いそうなものを選ぶ
-その合いそうな治療が、地元にあるか調べる

 
こうした検索・思考をしています。この思考や検索に合ったキーワードを設定することがとても重要なのです。
 
じゃあどうしたキーワードが有効度が高いのかというと・・・ 「自分だった、こうやって検索する」とうことを考えつつ、キーワードを選定してください。
 
ユーザーの気持ちになって、ユーザーの立場になって考えるという一見アナログな方法が、PPC広告では有効だったりします。
 
地域名を入れない場合、見込み度のユーザーはどんな検索をするか。これを徹底してみてください。
 

グーグルから営業電話がくるのですが・・・

PPC広告の1つであるグーグルアドワーズを使っている場合、グーグルから営業電話がかかってきて「最適化しませんか」と言われたり、アドワーズの管理画面上で「35個のキーワードを追加することで最適化できます」みたいなこと、経験ありませんか?
 
検索のプロであるグーグルからそのような提案があると、信頼出来そうに感じるますが、私はあまりおススメはしません。
 
グーグルは莫大なデータは持っているが、「見込み度の高いユーザーが使いそうなキーワード」ということまではわかっていないからです。
 
そしてグーグル側に勧められてキーワードを追加したら、広告費用が激増しただけで集客には結びつかなかったというケースがあまりに多いからです。
 
そのようなリスクはありつつも、グーグル側の提案に乗ってみたいとお考えなら、
 
●グーグル側が追加したキーワードの中から、見込み度の高い患者さんなら使いそうなキーワード以外を削除する
 
これを必ず行ってくださいね。
 

キーワードはいじりすぎず、1か月単位でチェックするのが成功の秘訣

PPC広告で、どんなキーワードが有効かどうかを見極めるためには、集客効果を常にチェックすることが重要です。
 
PPC広告はインターネットの広告なので、すぐに内容を変えられます。
 
なので少し反応が鈍ってしまうと、不安になってキーワードをいじってしまい、元の設定から変わってしまい、状況が悪化してしまうケースが多いです。
 
PPC広告のキーワードは、むやみやたらにいじるのではなく、1か月単位で集客効果を確認して、徐々に変えていくことをおススメします

治療院のPPC広告① PPC広告を使うべきか否か?

こんにちは、石塚直紀です。
 
集客出来るホームページには、必要となる2つの要素があります。
 

①内容が良いこと
②見込み度の高いアクセスを集められていること

 
見込み度の高いアクセスというのは、「今、痛みや不調があり、それを解決したい人からのアクセス」ということを意味します。
 
②の見込み度の高いアクセスを集めるためには、治療院のホームページには大きく分けて3つの方法があります。
 

①検索順位の上位に表示されていること(SEO対策)
②クチコミサイトで目立つ位置に表示されること
③PPC広告を運用すること

 
この3つです。
 
①はご存知の方が多いと思いますが、「宇都宮 腰痛」などをグーグルやヤフーで検索したときに、1ページ目、もしくは1ページ目の5番目以内に表示させることです。
 
②はエキテンなど、治療院の集客にとって有用なクチコミサイトで目立つ位置に表示されることで、そこからホームページに流入させること。
 
③は、PPC広告(ペイパークリック広告)という、グーグルやヤフーで検索したときに、純粋な検索順位ではなく、検索ページの広告枠に表示させてホーム-ページへのアクセスを集めることです。
 
数年前の治療院業界は、①はもしくは②で、十分に集客出来ていました。
 
しかし最近はその状況は変わりつつあります。
 
①の集客力が少しずつ減ってきている一方で、③PPC広告での集客力が高まってきているのです。
 
これはホームページを持つ治療院が増えてきたことが一因ですが、それ以上に、検索するユーザの検索キーワードが多様化してきているせいで、SEO対策では追いつかない部分が出てきたことを意味します。
 
なので私は、SEO対策で検索順位を上げるたけでなく、PPC広告を運用することを、クライアントにおススメしています。
 
これから数回に分けて、PPC広告をどのように設定するのかお話していこうと思っていますが、まずは「SEO対策では追いつかない部分が出てきたこと」だから「PPC広告が重要になってきていること」について、説明をしようと思っています。
 
状況が理解できれば、PPC広告の重要度がわかるはずです。
 

検索キーワードの多様化が進んできている

数年前、集客出来るホームページに共通することは、検索順位が強い=SEO対策が出来ている、というものでした。
 
「地域名+整体」「地域名+症状名」で検索の上位にあれば、簡単に集客出来ていた時代がありました。
 
例えば
 
「宇都宮 整体」「練馬駅 腰痛」「練馬 椎間板ヘルニア」などなど。こうした地域名+αのキーワードで上位表示させることがにより重要でした。
 
PPC広告は、ほとんど使われていない状況だったんです。
 
しかし最近は、状況が大きく変わりつつあります。検索をするユーザーが使う検索キーワードが大きく変わってきているからです。
 
ここでは「椎間板ヘルニア」を1つの例として取り上げていきましょう。
 
※病院の治療で改善しない椎間板ヘルニアで悩んでいる人
 

■昔のユーザー
「地域名(駅名)+ 椎間板ヘルニア」というキーワードで上位表示されているホームページをいくつか見比べて、来院を決定。
■今のユーザー
まずは椎間板ヘルニアの治療法・改善方法になにがあるかを知って、その中で自分に会いそうな治療方法を見つけようとする。
 
なので最初に「地域名(駅名)+ 椎間板ヘルニア」での検索ではなく、「椎間板ヘルニア 治療」「椎間板ヘルニア 改善法」などのキーワードで検索をする。

 
つまり、地域名を入れないキーワードで検索をするユーザーが非常に増えてきているのが、現代。ユーザー側の意識の変化が出てきているということなのです。
 

地域名を入れない検索キーワードは、SEO対策するのが非常に難しい

この地域名を入れない検索キーワードというのが、非常に厄介です。
 
「地域名(駅名)+ 椎間板ヘルニア」での検索上位を狙うのであれば、同じ地域の治療院だけがライバルでした。
 
ライバルが少ないので、上位表示も目指せるのです。
 
しかし「椎間板ヘルニア 治療」というキーワードには、地域名が入っていません。つまり全国の治療院や、健康情報サイトがライバルとなるために、上位表示がほぼ不可能なのです。
 
SEO対策をすることが非常に難しい検索キーワードが使われ始めている。だから必要度が高まってきているのが、PPC広告なんです。
 

SEO対策とPPC広告は、集客の両輪

私はSEO対策のみ、PPC広告のみという集客はおススメしません。
 
SEO対策、PPC広告。この2つは、集客という車が進むための2つのタイヤなので、どちらかが欠けても、集客はうまく進んでいかないからです。
 
幸いなことに、検索結果の上位表示をさせるための対策=SEO対策については、治療院さんに浸透していきています。
 
しかしPPC広告ついては、まだまだ認知度・重要性の浸透が不十分だと思います。
 
そもそも役に立たないと思っている人もいるかもしれませんね。
 
その認識は間違いだと、私は思います。今も重要ですが、今後はもっともっと重要になってきます。
 
なのでPPC広告について詳しく知らない方、運用の仕方について知らない方でも、ぜひ勉強してみることをおススメします。
 
絶対に治療院集客に役立ちます。PPC広告を使わないことは、使っているライバル院に有用な見込み患者さんを取られるデメリットが大きいです。
 
優良な患者さんに来てもらい、定期的に通ってもらえるようになるための方法。それがPPC広告だと、私は思います。