マーケティング

治療院の施術料金を高額にして上手くいくケース、上手くいかないケース

お金はたくさん持っておいて損はありませんから、出来れば少しでも稼ぎたいというのが治療家だけでなく人として自然な考えです。

私だってお金はあればあるほど嬉しいですから。

より稼ぎを多くするために、治療院では施術料金を高く設定するケースがとても増えてきています。

確かに施術料金を高くすれば、上手くいけば毎月高い売上を獲得することが出来るでしょう。

しかしそれはあくまで「上手くいけば」の話です。

私はこれまで多くの治療院を見てきました。その中で高額施術で上手くいったケース、上手くいかなかったケースも多く見ております。

今回はそこからわかったパターンをご紹介します。施術料金の設定で悩んでいる治療院の参考になると思います。

施術料金を高額にするメリットとデメリット


まずは施術料金を高額にするメリットとデメリットについて、おおまかなことを見ておきましょう。

メリットはとてもシンプルで、上手くいけば売上がグンと高くなること。

理想論の計算ですが、月に150回施術をしていた施術単価5000円の院が、施術単価10000円にしても同じ施術回数をした場合、月の売上は75万円から150万になります。

しかし一方でデメリットもあります。例えば・・・

・新規獲得コストが高くなる
・1人あたりの平均施術回数が下がる可能性が高い
・新型コロナのような危機的状況に弱い

少し詳しく説明します。

新規獲得コストが高くなる

施術料金を高くすると、それだけ新規獲得コストも高くなります。

WEB集客を例に挙げましょう。

施術料金が5000円の治療院が、ホームページ+PPC広告で集客をしていたとしましょう。

地域やオファー内容によって変わりますが、10万円かけてだいたい20人~25人くらい集客できることが多いです。つまり1人あたりの獲得コストが4,000円~5,000円くらいですね。

一方施術料金を10000円にした場合、同じ集客方法でも獲得コストがグンと跳ね上がります。

10万円かけて、8人~5人くらい。1人あたりの獲得コストは12,000円~20,000円くらいになります。

平均施術回数が下がる

ぜひ新患さんにヒアリングをしていただきたいのですが、治療院を選ぶときに「自分は月に何回くらい通えるかな」と費用を想定している方が多いです。

ホームページに書かれている施術料金と、そこにかかれている改善のために通院ペースを考慮して、月にいくらかかるのか、自分ではいくらまで出せるのかを考えているんです。

施術料金が5000円で、最初の1か月は週2回ペースで、2か月目は週1回、3ヶ月目は2週に1回という通院ペースを提案するとしましょう。

最初の月は4万円、2ヶ月目は2万円、3ヶ月目は1万円の3ヶ月で計7万円。これならなんとか支払うことが出来る患者さんだとします。

その人が施術料金1万円の治療院を選んだ場合、7回、もしかしたら6回しか通うことが出来ないかもしれません。

メンテナンスで月に1回通うこともないでしょう。

施術料金を上げると平均施術回数が下がる傾向にあり、かつメンテナンス患者も減ります。

危機的状況に弱い


今回の新型コロナで大打撃を受けている治療院さんもあるかもしれません。

大都市の治療院さんが、緊急事態宣言の影響がかなり大きかったでしょう。

危機的状況では、人はお金を出費しなくなります。

自分たちが生きるためのお金はなるべく減らしたくなのが心情です。

こういう状況の時は、高い金額を出していたものほど削られがちです。

あなたもそうではありませんか?「この状況がいつまで続くかわからないから節約しよう」というのが人の自然な考えです。

失敗リスクを低くして高額施術料金で成功するには

高額な施術料金を設定することに対して、少しネガティブなことを多めに話をしてしまいました。

今度は「リスクを低くして高額施術料金で成功するにはどうしたら良いか」ということを考えていきましょう。

方法は1つ。時間をかけて段階的に上げていくことです。

徐々に施術料金を上げることでリスクを抑える

最初は施術単価を5000円くらいにして、治療を開始する。

患者さんが集まって毎月高水準で安定するようになる。

これ以上ちょっと受け入れが厳しくなってきたという段階で、施術料金を1000円くらいあげる。施術料金を6000円にする。

そうすると離脱する人もいますが、大部分は継続してくれます。

そしてその施術料金で治療を行っていき、毎月高水準で安定するようにする。受入れることが出来ないくらい忙しい状態になる。

次の値上げです。6000円から7000円に上げるんです。

このように徐々に施術料金を上げることで、少しずつ患者さんの入れ替えが発生しますが、安定した経営をしつつ売上を高くしていくことが可能になります。

私のクライアントで、高額施術料金でも安定してるのは、このやり方で上げていった院が圧倒的多数です。

開院時から高額施術料金はおススメはしません

どこかの治療院に勤めていて、晴れて自分も治療院を開院!そういう時の施術料金として、高額に設定することは正直おススメは出来ません。

開院時に施術単価を高く設定すると、開院記念のブーストでそれなりに新規集客が出来ます。

が、そこから継続しないケースが多いんです。

最初は「お、集客できるじゃん」と思うのですが、継続通院があまり多くないので、日に日に空き時間が多くなってくる。

そうすると色々と焦ってきて、オファー料金をコロコロ変えたり、意味のない営業電話にひっかかってしまったりしてしまうことも。

開院時に重要なことは、「経営を安定させること」です。も

高額施術料金ではその安定させる成功率が低くなってしまうので、おススメは出来ないということですね。

※開院時から高単価で始めて上手くいく治療院も、100件中1・2件はあるのですが、それはあまりにも成功率としては低い数字だと思います。

高単価施術の成功事例の再現性が低い

高単価の施術で治療を行なっている治療院があります。

治療だけでなく治療家コンサルなども行っているところは、高単価の施術だったりしますよね。

確かにその治療院では高単価施術で集客出来ているのでしょうが、それと同じことをしても成功の再現性が低いのが現実です。

そのような治療院さんが成功できたのは、積み上げてきた歴史があるからです。

その地域に合ったやり方を試行錯誤してテストして、結果地域性に合った上手いやり方が見つかった。そういうことです。

「高単価施術をやるな!」とは言いません。そもそもそんなことを言う権利は私にはありません。

なので絶対高単価で始めるんだ!と決めている方は、成功するための準備は徹底して行いましょう。

地域性を調べる、説得力のある広告を作る、広告費を惜しまない。時間・費用・手間を惜しまないことが必要になります。

それ以外も場合は、徐々に施術料金を上げていく方法がおススメです。

治療院で有料オンライン診療は可能か?

新型コロナの影響で、家から出ない人がほとんどです。

なので多くのお店が、「オンラインでのサービス提供」を行い始めています。

例えばヨガとかピラティスのお店は、LINEやZOOMといったツールを使って、スマホでお互いを動画で写してレッスンをしていたりします。(私もオンラインピラティス受けています)

では治療院はオンラインサービスは可能でしょうか?

ヨガやピラティスのようなレッスンではなく、手や道具を使った治療を行うのが治療院ですから、今までとまったく同じことをオンラインですることは出来ません。

しかし可能性はあります。

今回は「こんなオンラインサービスなら、可能性あり」ということを考えてみます。

どんな内容で、どのように告知をしていくのが良いのか、それをご紹介しましょう。

オンラインサービスの内容

患者さんの悩み解消まで提供できるサービスに

治療院でのオンラインサービスの内容を考える時、前提となるのは「患者さんの悩み解消まで提供できるか」ということです。

ただ話を聞き言葉でのアドバイスだけ行なうようなサービスだと、お金を払って受けたいという人はほとんどいないでしょう。

だから「悩み解消」までをサービスに組み込まないといけません。

もし私は治療家なら、こういったオンライン診療を設定します。

①カウンセリング
②身体の検査
③セルフケアの指導
④その他自分で出来る治療法紹介
⑤生活改善提案
⑥宿題

特に重要な部分


特に重視するのは、②身体の検査 ③セルフケアの指導です。

ただ言葉を交わすのではなく、実際に体を動かしてもらい、そして体を動かすことで悩みが解消する・緩和することを実感してもらうのです。

なので電話ではなく、お互いの姿を映し合いながら診療することが必須です。

画面越しで「体をこういう風に動かしてください、この時にどこに痛みが出ますか」など検査を行い、原因を特定する。

そして「こうした原因が考えられるので、こんなストレッチをしてみましょう。」というような感じで、ストレッチ法た体操などを教え、その場で実践してもらう。

そこで効果を感じてもらえたら、第2回や第3回に繋がっていくと思います。

今病院などで導入されているようなオンライン診療、つまり「話して服薬指導をする」ようなものだけだと、患者さんが治療院に期待するものを提供できないでしょう。

体を使ってもらい効果を実感してもらうことがとても重要になると思います。

告知法について

もしこれだ!というオンライン診療内容が決まったら、次はどう告知するかです。

ホームページを持っているなら、そこで告知しましょう。

既存の患者さんのメールアドレスやLINEなどを知っていれば、オンライン診療を始めたことを知らせましょう。

重要なのは「どんな内容を告知するか」です。

告知する内容の構成について

・なぜオンライン診療を始めるか
・どのような悩みの方におススメなのか
・オンライン診療でどのようなことを行うのか
・オンラインで本当に悩みが解消するのか?なぜオンラインでも有効なのか
・実際にオンライン診療を受けた方の体験談
・よくあるご質問
・料金
・問い合わせ方法

オンライン診療はまだ病院でも浸透していないのですから、治療院ですぐに浸透することが考えにくいです。

なので1人でも多くの人に試してもらうためには、「患者さんの不安や疑問を可能なかぎり解消する」ような告知にする必要があります。

だからこのような構成が必要になってきます。

なるべく不安を解消するために

患者さんの気持ちをまず考えましょう。「オンラインで本当に悩み解消するのかな」これが最大のハードルです。

なので次のコンテンツをなるべく丁寧に作って発信することが必要でしょう。

・オンライン診療でどのようなことを行うのか
・オンラインで本当に悩みが解消するのか?なぜオンラインでも有効なのか
・実際にオンライン診療を受けた方の体験談
・よくあるご質問

何を行うのかよくわからないままサービスに申し込む人はいません。

オンライン診療で悩みが解消する理由・理屈を知りたいでしょう。

そして実際に受けた人の感想などが、読む人の後押しをします。

最後に細かな疑問不安を「よくある質問」で取りこぼす事なく解消します。

普段の整体治療・鍼灸治療で行っている以上に、詳しくわかりやすい宣伝告知を心がけないといけません。

実際の体験談などは、家族・知人に試してもらい、感想を聞きましょう。

まとめ

治療院がオンライン診療をするなら・・・

・患者さんの悩みを解消できるものにする
・告知は普段以上に丁寧でわかりやすいものにする

もし治療院がオンライン診療をするなら、このようなところにポイントを置いてサービスを作成し、告知していきましょう。

前にも話ましたが、新型コロナは第2・第3の波がありうると専門家は言っています。

今は患者数も落ち着いてきたので、このまま落ち着けば良いのですが北海道のような第2波の可能性に備えておいた方が良いと思います。

その1つとしてオンライン診療を構築するのは、良い案だと私は考えます。

自粛期間なのに「集客出来ている治療院」と「出来ない治療院」の違い、そして今後の見通しについて

新型コロナ対策の緊急事態宣言が続いていて、売上が減少している治療院がほとんどだと思います。

そんな中、それでも集客出来ている治療院があります。

当社のクライアントで集客出来ている院を抽出してみると、ある共通する特徴がありました。

それはどのような特徴だと思いますか?

その特徴を今回はご紹介していきます。

高齢者がターゲットではない

まず一番大きい要因は、高齢者をターゲットとしていない治療院であることです。

新型コロナの致死率は高齢者の方が高いことははっきりとデータでわかっています。

なのでなるべく出歩きたくない。たとえコロナ新患数が減ってきていても、外に出るのは抵抗がある。これは人の感情として自然だと思います

なので高齢者をターゲットとしているような保険治療接骨院などは、かなりの大打撃になっています。

ちなみに接骨院だけでなく、整形外科すら高齢患者が激減しています。

ママさんが主要ターゲットではない


ママさんを主要なターゲットにはしていない治療院の場合、新規集客が出来ています。

緊急事態宣言の間、各学校は停止しています。東京などは2月から休校が続いています。

普段は家にいない子供たちが、ずっと家にいることが続いています。

子どもがいるとママさんはその対応をしなければいけません。

例えリモートワークで配偶者が家にいたとしても、仕事していると子供の相手が出来ないので、結局ママさんがすべて面倒を見ることになります。

ママさんにとって子供たちを連れて施術に行くというのは、とても不安なことです。「子どもがコロナに感染したら・・・」必ず考えます。

つまりこの状況は、ママさんは今までと同じように施術を受けに行けない状況です。

なのでママさんが主要ターゲットの治療院は結構打撃を受けています。

施術料金が高すぎない

また施術料金もかなり大きく影響しています。

だいたい5000円~6000円くらいの施術単価を設定している治療院に関しては、この自粛期間中でも、多少減っているとはいえ集客につながっています。

逆に高い施術料金の治療院、例えば1回10,000円の院などはかなり大きな影響を受けています。

自粛期間がどれだけ続くかわからない中、高額な料金を支払うことに抵抗を感じる人が多くなっているからでしょう。例えそのサービスの質は良かったとしても、です。

今は質よりも、「どう生き延びるか」の方が優先されますから、生き延びるためのお金に対してかなりシビアになります。

その影響が高単価治療院に悪影響になってきています。

このコロナの影響で、院をたたむことにした高単価治療院もあります。

高単価であることは、成功すれば良いのですが、このような非常に事態にはめっぽう弱い傾向にあります。

HPの情報アップデートや、患者さん情報の発信


このコロナ自粛期でも、しっかりとHPをアップデートしている治療院は集客出来ています。

例えばブログ。ブログ更新を行い続けている院は集客出来ていることが多いです。

また患者さんの声などをこの期間でも追加していることも影響しています。

「患者さんの声を追加する → この期間でも施術を受けている人がいる → なら私も受けよう」 という風になりやすいようです。

人は「自分ひとりだけ」という場合は行動に移しませんが、「他の人もやっている」ことがわかると自分も同じことをし始める傾向にあります。

ホームページをアップデートして情報を発信したり、患者さんがこの期間も来ていることを発信しつづけることもとても重要なことでしょう。

今後の見通しについて

さて今後はどうなってくでしょうか?

緊急事態宣言の解除が検討されています。

34県などで緊急宣言解除検討されており、5月14日にそれが発表される予定です。

もし緊急事態宣言が解除されれば、集客のチャンスだと思います。

実はこんなことがありました。

コロナ患者数が少なかった地域にとある治療院がありました。東京や大阪で緊急事態宣言が出されている状況でも、この院は集客には大きな影響がありませんでした。

しかしその地域にも緊急事態宣言が発令されました。患者数がそれほど増えていないにも関わらずです。

緊急事態宣言の影響は大きく、それ以来新規患者数だけでなく既存の患者さんも減っていきました。

実際の数字に関わらず、緊急事態宣言が人に与える影響はとても大きいのです。

しかし逆に考えると、緊急事態宣言が解除されるのは、集客にとっては良いタイミングでしょう。

解除当初はそれでも少し自粛ムードが漂うと思いますが、人は行動することを我慢できなくなっていますので、「何かしたい欲」を抑えることが出来なくなると考えられます。

「もう緊急事態ではない、だからこの腰痛を治しに行こう」こう考える人が増えるはず。

PPC広告を抑えている治療院さんは、緊急事態宣言が解除されるタイミングで再開しても良いと思います。

第2波・第3波を想定した体制づくりを

ただコロナに関して、第2波・第3波もありうると、感染症の専門家は言っています。

今年いっぱいは落ち着かないと考える専門家もいます。

そうなるとまた集客に影響してくるでしょう。

コロナのような非常事態でも、ある程度経営を安定させるにはどうしたら良いのか。第2波・第3波が来る事を前提として、今から対処を考えておくのが良さそうです。

そのためのヒントが今回の記事にあるはずです。

困難な時は「自分が本当にしたいことは何か」を見つめ直すタイミング

当社は集客コンサルティングだけでなく、実際のサロン運営もしております。

治療院のような健康サロンではなく、パーソナルカラーと呼ばれるサービスのサロンです。

そのサロンのスタッフは同業同士でつながっていたりもして、情報交換しています。

このコロナ災禍の最中どんな情報をやりとりしているのかを聞いてみたところ、「私はこの仕事をこの先続けていくべきなのか」と考えている人が多いようです。

中には「これをきっかけにサロンを閉じて、別の道を行く」と決めた方もいました。

資金面ではなく、あくまで「自分の本当のしたい事は?」と考えた結果だそうです。

困難な状況は、人に自分のことを掘り下げさせるケースが多いんですね。

過去だと1994年の阪神大震災の時に、自分の道を決めた人・変えた人が多かったと聞きます。

比較的最近のことだと2011年の東日本大震災で、自分の人生を大きく変えた人がたくさんいました。

それまでやっていた仕事からまったく別の仕事に変えた人、今やっている仕事の中でもちょっとやり方を変えた人。様々です。

今、あなたがやりたい事をしていますか?

このブログは治療院の集客に関するブログです。なので読んでいる人のほとんどは治療家でしょう。

そこで治療家の皆様に質問です。あなたは今、やりたいことをしていますか?

本当にやりたい治療をしていますか?

私はこの仕事をしていて一番多く聞く悩みは、整骨院勤務だった治療家さんの悩みです。

保険治療で1日20人・30人ほど診る。しかし患者さんの痛みや症状は治らず、何回も何回も通ってもらうだけ。

「なぜ自分はこの治療を毎日続けるのか」という悩みから、独立して自費の施術を始める人、多いです。

「治したい」という想いを抑える事が出来ず、その想いに従ったということでしょう。

他にも「癒し」ではなく「治す」仕事をしたい、という方もかなり多いです。

専門症状を変える、という人もいます。

それまで肩こり・腰痛のような一般症状を対象としていた治療家さんが、過去の自分の様々な経験から「自律神経失調症専門」に変更したこともありました。

自分のためであり、患者さんのため

自分のしたいことをしているかどうかというのは、2つの意味でメリットがあると思います。

1つは自分の精神状態のため。やりたくないことをし続けるのは、結構なストレスです。

ストレスは人を壊しますから、自分のやりたいことをやってストレスを減らすことは、人生を考える中でとても重要なことだと思います。

もう1つが患者さんのためです。

治療家が自分の治療に対して悩んでいると、患者さんにも影響します。

悩みながらだとイマイチ施術結果が出ないこと多くありませんか?

もちろんしたくないことを我慢しながら仕事をすることも、とても立派だと思います。そういう方がいるからこそ、社会は成り立っています。

しかしもし「自分はこのままで良いのか」と悩んでいるなら、今の困難な状況はある意味チャンスだと考えてみても良いと思います。

困難な時、自分のことを考える時間にする。考えて「どんな生き方が自分にとって良いのか」見つめ直してみることが、あなたと患者さん両方のためになると、私は思います。

人に話をして頭の中を整理する

とはいえ一人で悶々と考えても、結論が出ないかもしれません。

そんな時こそ人に話す・相談をするのです。

人の脳というものはとても面白いもので、話すことで考えが整理されるように出来ています。

人間は1人では生きられない社会的な生き物ですから。

人に話すと、自分が大事にしているものが何なのか見えてきます。

その見えて来た大事なものを元にして、自分の生き方を引き直していくのが、実は最良の道だったりするんです。

困難な時は「自分が本当にしたことは何か」を見つめ直すタイミング。

仕事や生き方に悩んでいるなら、今は見つめ直す最善の時期だと思います。

【需要のある症状】コロナ災禍真っ只中で、治療院にどのような需要があるのか?具体的な事例で紹介する

毎日クライアントから「売上が下がっている」という連絡をもらいます。

新型コロナの影響です。残念ながらこの影響はまだ続きます。

これまで自粛が続いていたので、我慢できず外出する人が増えてくる可能性があり、その時は集客が戻るかもしれません。

しかしそれは一時的で、その後はまた自粛に戻っていくでしょう。

かつてないこのような状態で、果たして治療院にどのような需要があるのでしょうか?

ありがたいことに当社には様々な治療院から情報が集まってきていおり、その中には患者さんの生の声もあります。

その生の声からわかってきた「今の治療院への需要」に関してまとめますので、「集客のために出来ることはしたい」とお考えの方にはぜひご参考ください。

需要① 腰痛


「自粛で家の中でじっとしていた人がかなり多かったようで、ひどくなった腰痛が我慢できなくなり治療院に来る」という事例が送られてきています。

自粛要請とは言っても、ウォーキングなどが禁止されているわけではないのですが、不安でずっと身体を動かすこともなく過ごしていたケースが思いの他多いようです。

またこの「先が見えない不安」や「コロナ情報の過多」でストレスが増え、痛みが出てしまっている人も多いようです。

今このような腰痛が出てきている方にアピールするのはチャンスでしょう。

需要② 頭痛

元々頭痛持ちだった人が、この緊張状態のせいで頭痛が悪化して頻発する。

頭痛持ちではなかった人も、この蔓延するストレスのせいで頭痛が起きることが多くなってきたようです。

特に前者の方が我慢できなくて、治療院に駆け込んできていると報告を受けています。

頭痛で治療院に行くという選択肢を持たない人もいるので、そのような方のための情報発信をしておくことは重要です。

需要③ ストレスによる自律神経の乱れ

残念ながらネガティブな情報が溢れています(これ自体はしょうがないことしょう)。

しかしその情報や世の中の見通しの悪さによるストレスで、自律神経の乱れからくる様々な症状で悩む人が増えてきています。

イライラが抑えられなくなっている人が出てきています。

不安を感じるのが抑えられない人も増えてきていて、パニック発作につながってしまうことも。

めまいや不眠などの症状の問い合わせも増えていると聞きます。

ストレスおよびそれに由来する自律神経失調の症状の改善提案をすることも、今の集客を少しでも増やす施策としては有用でしょう。

特にストレス解消を提案しましょう

ストレス解消法を持たない人は、みなさんが想像する以上にたくさんいます。

残念ながら趣味がない人もいます。ストレスたまったから運動しようという発想がない人もいます。

しかしストレスを処理しないと、すぐに身体と心に不調が出かねないのがこのコロナ騒動です。

治療院こそストレス解消を提案することを忘れない方が良いと思います。

この症状をどうやって集客につなげるか?具体的な集客施策

このような症状が集客につながる。それはわかったとしても、それをどう実際に集客につなげるかがポイントになります。

今できること・集客に直結する施策は2つです。

①PPC広告を出稿する

②ブログを書く

この2つです。

PPC広告は今すぐにでも出稿できる広告で、止めるも始めるもコントロール出来ます。

ブログは出来ればHPに内蔵されたものが良いのですが、「ブログを更新 → ホームページの目立つ部分で更新した旨を告知」という形で情報を伝えます。

「今集客出来ることを何かしたい」と考えているばら、この2つの施策で需要のある症状の集客につなげていきましょう。

ただどんなにアピールしても、あなたの院に対するコロナ対策の不安があると来院にはなりません。

あくまでコロナ対策を行なっていることを伝えつつ、これらの施策を行うことを忘れないでください。

【治療家の不養生】今こそ患者さんに口酸っぱく言っていることを自分たちも実施しよう

日々新型コロナの話題になってしまい、正直申し訳ない気持ちがあります。

しかし今一番気になることは、この災禍をどう切り抜けるかでしょう。

特に「このまとまわりつくようなストレスをどうするか」ということは、とても重要です。

ストレスは人の心と身体を壊しますから。

海外では外出規制によって、家庭内のDVの増加が問題化してきました。これもストレスのせいでしょう。

治療家だって人間ですから、ストレスを0にすることは難しいのが現実です。

しかしどうストレスを減らすか、どうストレスを付き合うかというのが、今生きるために必要なことです。

「治療家の不養生」が多い

治療家の皆さんは、自分の院に来る患者さんに口酸っぱく言っていることありませんか?

・セルフケアを継続してください
・生活改善を少しずつで良いので行なっていきましょう
・食事内容を変えていくのが良いですね etc

患者さんの健康を思って、言い方を工夫したり伝える内容を工夫したり、頭を使って患者さんと向き合っていることでしょう。

しかし患者さんには言うものの、自分では行っていない治療家さんも多くないですか?

疲れてしまってストレッチしない。ウォーキングは行かない。運動は最近していない。食事もそんなに気にしていない。体型もちょっとふくよか。

患者さんにはあれやれこれやれ言うものの、自分では行っていない。これが「治療家の不養生」です。

治療家だからこそ、意識してストレスケアを

今のストレスの元を根本的に解消することは、自力ではまず無理です。

コロナ問題は自分で解決できることではありませんから。

ストレスの元を解消できないなら、そう「身体から整える」です。

皆さんも心と身体はつながっていると考えていますよね?心が弱ったときこそ身体のケアなんです。

自律神経専門の治療院さんと話をしていると、必ず次のようことおっしゃいます。

ストレスの元をどうやってもなくすことが出来ない人がとても多いです。

環境を変えられない、人間関係を変えられない。そんなことが現実でしょう。

だからそんな方にこそ、「身体を整えましょう」と伝えます。

身体と心は本当に深くつながっていて、身体の問題が心に影響します。

身体から整えることで、心を和らげることが出来ます。

身体を整えることで、ストレスを解消することが出来ます。

今できることを1つ1つやっていくことが、何より重要です。

まず身体を整えましょう。私は患者さんにそう伝えます。

私もこれはとても痛感します。

身体に不調があると心が弱くなってしまい、普段なら大丈夫なことも、急に焦ってしまったり不安になってしまったりします。

こんな時だからこそ、治療家だからこそ、まずは身体を整えることから始めてみませんか?

私が意識して行っていること

最後に釈迦に説法ではありますが、私が意識して行ていることを掲載します。

・週に1回の運動
なじみの整骨院で、パーソナルトレーニングをしてます

・週に1回にピラティス
毎週ピラティスで身体を動かしています。

・ウォーキングをする
時間を作ってウォーキングをします。

自分の体感だと、1時間ウォーキングするときの身体と心の爽快感が段違いなので、なるべく1時間歩く。

・毎日お風呂に浸かる
必ず毎晩お風呂に浸かります。長風呂ではなく20分程度を目安に入っています。

・自分の好きなことをする
趣味で「深く考えない時間」を作っています。

私の場合はテレビゲームが好きなので、『あつまれ どうぶつの森』を毎日コツコツやって現実逃避をしています。

皆さんは自分のストレスケアのために何をしていますか?

この困難を乗り切るために、意識して自分のことをケアしてあげてください。

データでわかるコロナ災禍の治療院の現状

新型コロナ関連の記事が連続して恐縮ですが、皆さんの院でもキャンセルの増加や新規患者からの問い合わせ減を感じているのではないでしょうか?

このような状況で自粛ムードですから、院の努力でどうにもならない部分ですから、しょうがないと思います。

雰囲気や感覚では、このような停滞ムードは実感しているでしょうが、実際にデータとしてはどうなのでしょうか?

今回は現時点での治療院関連のとあるデータをご紹介します。

この1年の治療院検索データ

まずは上の画像をご覧ください。

これは「整骨院」「整体院」「鍼灸院」というキーワードでの検索ボリュームが、この1年でどのように遷移していているかのデータです。

青い線は「整体院」。

赤い線は「整骨院」。

黄色い線は「鍼灸院」。

元々の検索ボリュームは整骨院が圧倒的で、整体院と鍼灸院は拮抗しているのがわかるでしょう。

このデータを見ると、2つの落ち込みが目に入ると思います。

2020年3月29日~4月4日のデータ


まずこの線グラフの最新部分(一番右部分)は、この1週間(2020年3月29日~4月4日)の検索数のデータです。

グンと下がっていますね。

先週末は東京近隣で週末外出の自粛要請がありましたよね。

あの影響がとても大きかったことがよくわかる落ち込みです。

年末年始のデータ

この落ち込みがどのくらいかというと、年末年始も検索ボリュームの落ち込みと同じくらいです。

年末年始のみなさんの治療院の集客状況はどんな感じか思い出してみてください。

年末が駆け込みがありますが、年始から営業していても患者さんほとんど来ませんよね?

あれと同じくらいの状態であることが、このデータからわかります。

今後の見通しに関して

このデータがこの先どのように変化していくでしょうか?

想定されるのは、「この落ち込んだ状態が維持される」か「より落ち込む」かでしょう。

新型コロナ患者数は残念ながら毎日増え続け、東京の学校は新学年開始をGW後まで遅らせることも発表されました。

都市部だけでなく、地方にもこの影響が伝わっていくでしょう。

前回のブログで、集客においてこの現在でやっておくべきことをまとめました。

新型コロナ災禍、治療院が乗り切りために出来ること

他にも今やるべきこと、意識するべきことは何かあるでしょうか?

今こそ既存の患者さんを大事にするタイミング

新規患者数が減っている現在、治療院側がするべきなのは、既存の患者さんを大事にすることです。

今来てくれる患者さんを大事にすることです。

大事にすることというのは、料金を安くしましょうとか、何か特別なことをしましょうとかではありません。

来てくれる患者さんにお礼を伝える。今免疫力を上げる方法を伝える。今使える有益な情報を伝える。そんなことを行なってみてはいかがでしょうか?

現在のような世の中が停滞している時に来てくれる患者さんこそが、あなたの治療院を支えてくれています。

院を支えてくれる人を増やすことが、治療院の経営を安定させるために必要なことです。

世の中の空気・データからは落ち込みがはっきりとわかります。

しかも1人1人の努力ではどうにもならない落ち込みです。

こんな時だからこそ、支えてくれる方を大事にすることを強くおススメします。

新型コロナ災禍、治療院が乗り切りために出来ること

新型コロナウィルスの災禍が残念ながら広がってきています。

2020年3月30日時点で、いつ落ち着くかの見通しは見えておりません。

このような状況で売上が落ちている治療院は多いと思います。

このコロナ災禍を治療院はどのように乗り切れば良いでしょうか?

集客的な視点と資金面の視点からまとますので、参考にしてください。

どうしても焦ってしまうと思います。お気持ちはわかります。

こういう時だからこそ「出来ることを1つ1つ」を忘れないようにしましょう。

集客的な視点

安全を最大限確保する

この状況における集客的な視点ですが、まず大前提として「身体に不調が出る人は必ずいる」ということです。

なので治療院を必要とする人は必ずいます。

そのような状況で治療院が出来ることは、患者さんの安全の確保です。

安全対策として行っていることを、しっかりと情報発信しておきます。

たとえ当たり前のことであっても、情報発信することはとても重要です。

1時間に1回手洗いうがいをしている・1時間ごとに換気をしている・院内はアルコール除菌している・マスクをしている。

コロナ対策としては当たり前のことではありますが、その当たり前のことを実施しているかどうかは患者さんにはわかりません。

HPに載せておく、SNSで発信する。必ず発信しておきましょう。

家で出来るケアを情報発信

家から出ない人が多くなっています。

座る時間が多くなる。寝ている時間が多くなる。変な体勢が増えて来る。

だから身体に痛みやシビレが出てくる人が間違いなく増えてくるでしょう。

そのような方のために、家で出来るケアの方法をHPやSNSなどで発信しておきましょう。

家をなるべく出たくない人は、最初はセルフケアで痛みやコリなどを対処しようとします。

そのための情報をネットで調べます。

その情報で治れば、あなたの院の信頼度が上がり、後々の来院につながります。

その情報で治らない場合、院に来るきっかけとなります。

こんな時だからこそ、家に閉じこもっていて起こる症状の対策をまとめて発信しておくことをおススメします。

ストレス対策

このような災禍では、人は常にストレスを感じています。

そのストレスを自覚している人なら良いのですが、無自覚な人も多いです。

ストレスが人の免疫力を下げてしまうことは、治療家さんはとてもよく知っていらっしゃるでしょう。

しかしストレスを身体的な側面からケアをする、つまり身体を整えることで精神的なストレスの緩和につながることを知らないひとは多いです。

痛みやシビレなどの症状の改善だけでなく、同時にこのような閉塞感の蔓延することによるストレスの緩和にも有効であることは、ホームページなどの広告上で発信しておいて損はありません。

現在、集客的な正解はない

残念ながら、現時点で集客的な正解はありません。

WEB広告を強化すべきか、オフライン広告を強化すべきかなどは、1週間ごとに変わってきてしまう可能性があることです。

ただ今行なっている広告や集客法で、ある程度集客出来ているなら、それはそのまま続けるべきです。

その効果が異常な落ち込みをしてしまった時は、停止しましょう。

ただ今回紹介したことは、「やっておくべきこと」です。

特に安全性の部分は、治療院としてではなくお店の経営として必ずやっておくべきことです。

これだけは必ずやっておきましょう。

資金面で出来ること

生活費、経営費などが減少している場合、どのような対策が出来るかについてまとめます。

経営のための無利子・無担保融資

フリーランス含む個人事業主向けに、日本政策金融公庫・など政府系金融機関が無理し・無担保での融資を行なっています。

新型コロナウイルス感染症に関する融資制度の拡充について
https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_200312a.pdf

融資対象者:フリーランス含む個人事業主

実施主体:日本政策金融公庫など政府系金融機関

融資の上限額:6,000万円(一部対象者は3,000万円以内実質無利子)など各種メニューあり

使い道:設備資金および運転資金

申請手続:日本政策金融公庫などへの相談(事業資金相談ダイヤル 平日9時~19時:0120-154-505)

無担保・利子100%補償融資

利子はつくけれども、利子分は補償しますよという融資もあります。

それが「セーフティネット保証4号」「セーフティネット保証5号」です。

セーフティネット保証4号概要
https://www.meti.go.jp/press/2019/02/20200228001/20200228001-1.pdf

セーフティネット保証5号概要
https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200303002/20200303002-1.pdf

セーフティネット保証5号の場合、業種が指定されるのですが「その他の療術業」「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」と業種指定されているので大丈夫です。

休業などによる生活費補填

地域によっては休業せざるを得ない治療院もあると思います。

北海道などは緊急事態宣言が出されていたので、休業していた治療院もあったのではないでしょうか。

その場合は「生活福祉資金貸付制度」というものがあります。

最大80万円(2人以上の世帯)を無利子・保証人なしで生活費として貸付してくれる制度です。

https://www.mhlw.go.jp/content/000613522.pdf

各市区町村で申し込みをすることが出来ます。

焦らず今できることをする

集客面・資金面で今出来ること、すべきことをまとめました。

資金面に関しては、あくまで「無利子・無担保・利子補償」のものだけを紹介しています。

有利子の融資もあるのですが、いつこの災禍が終わるかわからない現在においてリスクが高いからです。

いずれにせよ、先の見えない現状なので、どうしても焦ってしまうのが人間です。

そんな時こそ、深呼吸。そして今出来ることを1つ1つ行っていく。これを忘れないでください。

そして資金面で不安があるなら、頼れることはなんでも頼るべきでしょう。

それは悪いことではありません。

ただ焦るだけでなく、出来ることを行う。これを忘れないで、集客・資金繰りをやっていきましょう。

サラリーマンから治療院への転職組が集客成功率が高い3つの理由

整体院・整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック etc 多くの治療院の集客をお手伝いしていますが、集客に成功しやすい特徴というものが明確にあります。

それは「サラリーマンからの転職組」ということです。

サラリーマンにも色々種類があるので、ここでは「営業」「カスタマーサービス」「窓口業務」などの仕事をしていたサラリーマンと定義しましょう。

こうした仕事を経験してきた方が治療家になると、経営や集客が成功しやすいと私は思います。

なぜサラリーマン転職組が成功しやすいのか、その要因についてまとめてみます。

サラリーマンを経験しておらず治療家になった方にも参考になることが多いと思います。

患者さん・お客さんとのコミュニケーション技術がある

まずサラリーマン経験のある人には、コミュニケーション技術が身についている可能性が高いです。

これは本人の努力もそうですが、それ以上に勤めていた会社などでビジネスコミュニケーションを学んだというのが大きいです。

ある程度の大きさの会社になれば、様々なマニュアルや様々な研修があります。

そこで接客やお客さんとのコミュニケーションを学びます。

どのような言葉遣いをするか、どれくらいの距離感でいるか、どういう風にお客さんとの信頼関係を築いていけるのか etc

会社勤めをすると、こうした技術を学ぶことができ、その技術を治療家になった時にもすぐに使えます。

治療家の仕事は、治療&接客です。接客も重要な仕事の1つで、接客次第で患者さんの継続率が変わります。

コミュニケーション技術面において、サラリーマンがとても優位であると言えるでしょう。

宣伝の重要性を理解している

サラリーマン経験があると、「お客さんを集めることの難しさ」を痛感します。

営業の方は新規のお客さんを捕まえる・お客さんから新しい仕事をもらうこと自体が仕事なので、その大変さを肌で感じます。

「カスタマーサービス」「窓口業務」の方もそうした営業の大変さを見ていますし、自分もその場で営業や商品説明をするケースもありますから、他人事でありません。

だから治療家になったも、「まあなんとか集客できるだろう」なんてことは考えません。宣伝や広告活用しないと集客出来ないとわかっていますので、しっかりと宣伝費用をプールして開業したり、毎月の宣伝費もしっかりと確保しています。

またサラリーマン経験がないと、専門学校 → 治療院での修行となった時にある勘違いをしてしまいがち。

専門学校出立ての治療家を受け入れる治療院は、規模の大きい治療院です。

そうした院で修行すると、ドンドンと患者さんが来てそれが当たり前になるので、「努力せずに治療院には患者が来るものだ」と感じてしまいます。

結果自分で独立して開業するときに、集客しやすい立地は費用が高いので選べないにも関わらず、宣伝集客には費用を使わないという、お店の経営として一番良くないことをしてしまうことになるのです。

会社勤めによって、お客さん集めの大変さ・宣伝の重要性を理解すること自体が、大きなアドバンテージなのです。

宣伝を止めることのリスクを知っている

そして宣伝に関して、もう1つ重要な側面を知っています。

宣伝や集客を止めることのリスクを知っているのです。

よく「今は患者さんが多いから宣伝を止めよう」みたいな発想をする方がいます。これは実は間違いです。

宣伝広告を出した時と、実際の集客につながる時期にはズレがあります。

3月1日から3月20日まで広告を出稿したとしましょう。

患者さんからの問い合わせ・来院があるのは。1日~20日の間ではありません。

広告を見た瞬間に問い合わせするのではなく、ホームページを見比べたり、他の情報サイトを調べたりして、悩んで悩んで問い合わせしてくるからです。

だから実際の問い合わせ・来院はズレます。

運が良ければその日から問い合わせはありますが、だいたいのイメージとして「3月5日~3月30日」くらいが問い合わせ・集客の可能性が高い時期です。実際の広告出稿日数よりも長く反応が期待出来ます。

宣伝をいったん止めるということは、この期間の集客がなくなる可能性が高いということ。だから宣伝を止めたり始めたりすることはとてもリスクが高いのです。

サラリーマンだと、常に数字を求められますので、宣伝を止めることの怖さを知っています。

宣伝を止めてしまい、集客経営が不安定になってしまう治療院はたくさんあります。

そうならないための知見を持っていることはとても大きなポイントです。

宣伝と接客をおろそかにしない

以上の3点が、サラリーマンだった治療家の強みです。

もちろん他にも細かい点はあるのですが、この3つが最も重要だと言えるでしょう。

では会社勤め・サラリーマン経験のない治療家さんはどうすれば良いのでしょうか?

それは今回お話した宣伝・接客を疎かにしないことです。

宣伝・広告はちゃんと予算を設けて、なるべく出稿し続ける。

接客技術を学ぶ。磨く。他業種の接客技術を肌で体感する。

それを行っていけば、サラリーマン経験がなくても大丈夫です。

自分にないものがあれば、それを補強すれば良いだけです。

今回の記事は「サラリーマンを一回経験しろ!」と言いたいのではなく、「サラリーマンを経験するとこんなメリットがあるから、経験なくても参考にしていきましょう」ということを言いたいのです。

宣伝と接客をおろそかにしない。結局のところ、これが治療院の成功のコツなのですね

ピンチをチャンスに!コロナウィルスが広がる今、治療院がすべき3つの対策

コロナウィルスが徐々に広がってきており、全国に不安が広がって来ていますね。

あなたもジワジワと不安を感じているかもしれません。

コロナウィルス自体は、日々しっかりと手洗い・うがいを小まめにして、たっぷり寝ていれば十分予防が出来ます。

また発症しても、軽症なら家で休むことが最適な治療法ですから、落ち着いて対処すれば問題ありません。

しかしこの不安の空気が広がってきていることは現実に起きており、その不安な空気が人の消費欲を抑え込んでいます。

特に治療院というのは施術者と患者さんの距離が近くなるので、患者さんの「行って大丈夫かな」という不安が生まれかねません。

予約キャンセルが増えてしまう可能性もあります。

こんな時、治療院は何をすれば良いのでしょうか?

正しい知識を身につけること


治療院のみなさんは健康に関して日々学んでいるので、コロナウィルスのことも色々調べているでしょう。

自分が知った情報を患者さんに伝えているかもしれません。

ここで最も重要なことは、コロナウィルスに対しての「正しい」知識を持つことです。

例えば、今回の新型ウィルスは閉鎖空間でごく短時間空気中に浮遊し、他者に感染する可能性があると日本感染症学会と日本環境感染学会が発表しましたが、同時に「換気でリスクを下げられる」ことも発表しました。

また流水で30秒程度手を洗うだけで、ウィルスを取り除けると言われています。

一方で治療院さんの場合、こうした公式の発表とは違う情報を仕入れる場合があります。その情報が公式発表とは違うものであることもあります。

あなたの情報元を否定するつもりはありませんが、こういう騒動の場合、あくまで「公式発表されている対策」を伝えるようにしましょう。

公式と違う情報を伝えると、患者さんを不安にさせてしまいかねません。

情報元を見極めて、「正しい」対策知識を身につけておくことが最優先です。

対策済であることを告知すること


「正しい知識」を身につけたら、治療院内でその対策をしっかり行っていることを患者さんに伝えていきましょう。

ホームページを持っているなら、ホームページ上で目立つ部分で対策済であることを告知しましょう。

LINE@などで繋がっている患者さんがいるなら、一斉送信で伝えていきましょう、

ツイッターを使ってい治療院であれば、1日に1回は対策していることをツイートしましょう。

告知しないと患者さんには伝わりません。伝える努力が必要です。

告知するときはなるべく具体的な文で

対策していることを伝える際は、かならず具体的な文章で告知をしてください。

NG例とOK例を見てみましょう。

NG例
当院ではコロナウィルス対策済です

OK例
当院では日々新型コロナウィルスの対策をしております。

1時間に1回の換気、スタッフの手洗いうがいの徹底、院内のアルコール洗浄、空気洗浄などを毎日行っております。

使用しているタオルなども自然乾燥ではなく、高温乾燥です。

安心してご来院ください。

この2つ、安心感が全然違いますよね?

具体的に説明することで、安心感・納得感を生み出すことが出来ます。
当たり前のことでも、文章にして告知しましょう。

患者さんのことを煽らない

院内に不安感が蔓延していたら、施術を受ける患者さんの不安も大きくなっていきます。

だから治療院としては出来る対策をしっかりしているなら、施術や接客は通常通り、落ち着いて、行っていきましょう。

日常会話でコロナの話題が出るでしょう。色々伝えたい気持ちがあるかもしれません。

しかしそんな時も不安につながるようなものではなく、あくまでいつも通りの接客を心がけることが重要です。

「しっかり手洗いうがいしておけば、全然大丈夫ですよ」とか。

「お風呂は入ってしっかり眠れれば、体の免疫が守ってくれますよ」とか。

治療院で不安を強める話をすると、「お店=不安」というイメージがつきかねません。

この騒動が落ち着いたときも、「あそこで教えてもらった情報、間違ってたなあ」なんてイメージを持たれるとデメリットです。

このコロナ騒動が落ち着いた後のことも考慮して、日々の施術や接客はは通常通りに、不安を煽ることのないようにしていきましょう。

治療院にとって、今は耐える時期


治療院というのは、人の日常生活にとって「必須」なサービスでは「ない」です。

髪を切る、日用品を売る、食事を提供するなどは人間生活で必要なものです。

しかし治療院の施術とうのは、残念ながら毎月必須なサービスだとは認識されていません。

だからこの新型コロナウィルス騒動で、突然のキャンセルが増えているかもしれません。今は耐える時期です。

対策をしていることを告知して、患者さんに無理強いはさせず、でも安心である旨は伝える。

不安を煽ると来てくれなくなりますから。

耐えつつ、出来ることをする。そして乗り切った時に、「あの治療院はやっぱり信頼できるな」と思ってもらえる行動や情報提供をしましょう。

今のピンチが、必ず将来につながります。