マーケティング

治療院の施術単価と商圏が密接に関連していることを詳細に説明します

日々の治療院経営において、施術単価と商圏について「まあこんなもんだろう」ぐらいに考えていませんか?

「ネットならどんなに高くても、あらゆる地域から集客できる」みたいなコンサルタントの言葉を信じてはいませんか?

どんな商売でも提供するサービスの料金と商圏は、実際の集客に密接に結びついています。

なのでここの部分をなあなあにしておくと、集客に大きな影響(特に悪い影響)が出てきます。

今回説明する「治療院の施術単価と商圏の関係」を理解すると、あなたの治療院の集客を改善できるだけでなく、根本的な経営方針の見直しにもつながり、経営を安定していくことが出来ます。

施術単価と商圏がどのように関連しているのか、それをもとに集客や経営方針をどう見直していくことが必要なのかをお話致しますので、この先を読んで参考にしてみてください。

施術単価と商圏はどう関連しているのか?

商圏

施術単価が上がるごとに治療院の商圏は広くなり(という広くせざるをえない)、施術単価が下がるごとに商圏は狭く(というか狭くできる)なります。

これを理解するために、可処分所得のことを考えてみてましょう。

基本的には可処分所得が高い人が、施術単価の高い治療院に通うことが出来ます。

可処分所得の高い人というのは日本において多いわけではありません。経済的格差がどんどん広がっており、可処分所得が高い層は減っており、低い層が増えています。(その代わり一部の高所得層の所得は非常に上がっています。)

芦屋の山側や東京の港区のように高所得層が住む地域があるにはありますが、基本的には一つの地域には高所得層は少数です。

なので施術単価の高い治療院は、自院に来てくれる高所得層にアピールするためには近隣エリアだけでは不十分であり、商圏を広くしてアピールしなければいけないのです。

逆に施術単価が低い場合、近隣エリアの多くの人が通える価格なので商圏を狭くしても十分やっていけるのです。

保険治療の接骨院の多くがそれほど宣伝をせずに、立地だけで勝負できるのは、近隣地域だけを商圏としているからです。

宣伝費

施術単価で商圏が変わるということは、宣伝費も大きく変わってくることを意味します。

施術単価が低い場合・高い場合で、宣伝費と成約率がどう変わるのか見てみましょう。

宣伝費 成約率
低単価施術 低く抑えられる 高い
高単価施術 高くなる 低い

施術単価が低い場合は、患者立場としては利用しやすいので、成約率を高めることが出来ます。ゆえに宣伝費も抑えることが可能です。

逆に施術単価が上がるごとに宣伝の成約率が低くなっていくので、宣伝費を多くして新規数を確保していかなければいけません。

どのように集客と経営方針を見直す必要があるか?

低単価施術の治療院の場合は「地域密着」

低単価の施術を行っている治療院が集客・経営でうまくいかない場合は「宣伝エリア」と「宣伝の質」を見直す必要があるでしょう。

低単価施術の場合は、基本的にはチラシやホームページからの成約率が高く、宣伝費自体も抑えられます。

そうなっていない場合は、宣伝の質・宣伝内容・エリアに問題がある可能性大です。

チラシやホームページに集客力がないので内容をリニューアルしてみるのとか、広告の出稿エリアが広過ぎるので制限してみるとかが見直しの選択肢です。

また経営方針としては「様々な症状を集める」ということになります。

低価格帯の治療院は特定の症状に特化しなくても集客しやすいのが強みです。

対応症状を限定して見込み患者を減らさず、地域密着であらゆる患者を集めていきましょう。

高単価施術の治療院の場合は「エリアフリー」

高単価の施術を行っている場合、地域密着ではなくエリアフリーで集客をしていく必要があります。

施術料金が高いため地域だけでは患者となる対象自体が少なくなります。なるべく商圏を拡大して宣伝をしていく必要があるでしょう。

商圏拡大につながるのがWEBでの宣伝です。ホームページにPPC広告をかける場合など、「これはちょっと広いかな」と感じるくらいまで広げてみるこで集客につながることもあります。

ただし、そもそも高単価施術の治療院の場合は、宣伝内容の質が何より重要です。

患者さんの体験談を地域で一番になるくらい集めるとか、メディア取材や医師からの推薦を増やすなどが基本となります。

また経営方針としては「メンテナンス患者を増やす施策」を重視する必要があります。

遠距離からくる患者さんは、主訴が治るまでは通ってくれますが、メンテナンスでは通ってくれません。

なのでメンテナス患者数が少なくなるために、毎月の売り上げの基盤が低いのが経営上の弱みです。

だから比較的近くから来ている患者さんをどのようにメンテナンスにつなげるかを、新規獲得のための労力と同じくらい力を入れていかないといけません。

あなたの院は、どのようにメンテナンス患者を増やしていますか?

まとめ


治療院の施術単価と商圏が密接に関連していることを説明してきました。

大雑把なまとめになりますが

商圏:高単価施術の場合は広くする必要がある
低単価施術は近場の地域密着でOK

宣伝費:高単価施術は成約率が低いので宣伝費が高くなる
低単価施術は成約率が高く宣伝費をおさえやすい

この関連をもとに、あなたの治療院がどのような経営方針のもとに宣伝を行っていくのかが成功の秘訣といえるでしょう。

高単価での施術を行っている治療院さんは、集客・経営にてこずってしまい、中途半端な状況に陥る傾向にあります。

今回の記事を参考にして、「何を変えていくべきなのか」を考え直していただければ、あなたの治療院の集客・経営は必ず良い方向に行くでしょう。

治療院の経営を安定させるために必須な「3つの患者層」の考え方をまとめます

「毎月の売り上げが読めなくて不安」「売り上げを一定数、毎月安定して確保したい」こんな想いを抱えている治療院さん多いのではありませんか?

治療院という仕事は人を救うやりがいの多い仕事ですが、やりがいだけでは食べてはいけません。売り上げを確保していかなければいけません。

売り上げが安定しない・経営がいつも不安定なのは、経営方針が間違っているから。

そして経営方針が間違ってしまうのは、「患者層」について間違った理解をしているからです。

今回の記事でお話することを知っていただければ、治療院の経営方針を見直して「経営を安定させるために必要なアクションをとることが出来ます。

またコロナ禍のような非常事態でも高水準で売り上げを稼げる体制を作り上げることが出来ます。

ポイントは「3つの患者層」の理解です。3つの患者層がどのようなものなのか、この3つの層をどのように経営方針に落とし込んでいけば良いのかを具体的にお話していきます。

3つの患者層について


治療院に限らず、店舗の顧客には3つの層があります。

・新規層
・治療期間層
・メンテナンス層

それぞれの層に関して、詳しく見ていきましょう、

新規層とは

新規層はその言葉の通り、治療院が初めての方(もしくは2回目まで)を指します。

新規層は治療院に限らずあらゆる業種のお店にも存在する層です。

新規層というのは獲得コストが最も高くなる層です。

新規層獲得のために、チラシを撒いたり、ポータルサイトやくーポンサイトに費用を払ったり、ホームページを作成してPPC広告を運用したり、様々な費用と時間がかかるからです。

新規獲得コストがどれくらいなら経営を維持できるのかを考えることが重要になります。

新規層は「お試し」の層です。提供するサービスで満足させられるか(治療院の場合「ここなら治る」と思わせられるか)が次のステップにつなげる要因です。

治療期間層とは

治療期間層というのは、「主訴が改善するまで通う層」と理解してください。

新規層がお試しだとすると、この層はお試しの結果に納得して悩みの改善までは通っていこうと考えています。

回数は主訴の重さによって違いますが、6回から数十回まで幅広くあります。また通う頻度も週1回・隔週など、それぞれの症状や改善程度次第で変わってきます。

この治療期間層は悩みを抱えている顧客がいる業種には当てはまります。

例えばエステサロンなどは、初回の施術で満足したら、その後の減量や美容のために詰めて通い始めます。

それ以外の業種では「モラトリアム層」と呼ぶのが良いでしょう。

モラトリアムは「猶予期間」ですか。1回目・2回目ではまだ自分に合っているサービスなのか判断がつかないために、もう少し通ってみようというわけです。

美容院などではモラトリアム層は結構多く「4回目まで来てくれたのに、ぱったりと来なくなった」なんてケースも多いです。

メンテナンス層とは

メンテナンス層は「主訴が改善したあとも一定間隔で通ってくれる層」ということです。

他の業種では「ファン」と表現しています。

メンテナンス層は月に1回・2週に1回というような頻度で通ってくれる人たちなので、この層が何人いるかで毎月の売り上げの安定につながります。

施術を1回5,000円で行っている治療院があるとしましょう。

この院には次のような内訳のファンがいるとします。

・月に1回通ってくれる人50人
・2週に1回通ってくれる人10人

50人×5,000円=250,000円と10人×10,000円(5,000円を2回)=100,000円を足して350,000円。少なくともこの額が毎月約束されることになります。

一人治療院の場合、毎月35万円がほぼ間違いなく確保できるのであれば、精神的にはかなり助かるでしょう。

治療期間層からメンテナンス層につなげることが出来れば出来るほど、毎月約束される売り上げの額は底上げされていくことになります。

各層の割合で経営方針が変わる

新規層・治療期間層・メンテナンス層の3つの割合次第で、売上高や売り上げの安定度が変わってきます。

短期間で売上を上げたいなら

売上高をどれだけ高くするかを追求するなら、新規層と治療期間層をいかに増やすが重要になります。

短期間で複数回通ってくれるのは治療期間層。治療期間層は新規層から移行します。

このケースでは「新規獲得のための宣伝」と「治療期間に移行させるための技術力と接客術」を高める必要があります

一方この場合では「新規層をいかに集めるか」が基盤にあるため、新規が鈍ってしまうとすぐに経営が不安定になっていくリスクがあります。

災害・不景気などに弱いのも特徴の1つです。

経営を安定させたいなら

災害や不景気などでも経営を安定させていきたいのであれば、メンテナンス層をいかに増やすかがキーになります。

コロナ禍で最も安定していた整体院があるのですが、そこはメンテナンス層が売り上げの9割を占めており、毎月1人か2人の新規だけで受け入れが出来なくなってしまうようなところでした。

メンテナンス層は治療院(もしくはスタッフ)のファンですから、災害・不景気でも離脱しにくい層です。

また地域に競合院が増えたとしても影響を受けにくいのもメンテナンス層を増やすメリットです。

一方でメンテナンス層を増やすことが苦手な治療院が多いのが現実です。しかしメンテナンス層を増やすと宣伝費が減っていくので、純利益が増加します。

治療院の種類と経営方針

複数のスタッフを抱える治療院の場合

何人スタッフを抱えている整骨院や整体院などの場合、新規層と治療期間層をグルグルと回していく方向が合っています。

というのもスタッフは入れ替わる可能性があり、人にファンが付きにくいからです。(もちろん例外はあります)

またスタッフに「ファンづくり力」をセミナーなどで身に付けさせることが難しいのも理由の1つ。

だからスタッフを教育してファンづくり力を身に付けてもらうのは、コストが高くなってしまいます。

つまりメンテナンス層が増えにくい体制なのが複数のスタッフを抱える治療院の構造なので、新規層・治療期間層を増やす方が合理的な経営方針なのです。

1人治療院の場合

一方で1人治療院が目指すべきなのは「メンテナンス層を増やすこと」でしょう。

新規層を増やすには宣伝費が必要になります。宣伝費は大型治療院の方に強みがあるので、新規獲得力では1人治療院は勝ちにくいのです。

貴重な新規層・治療期間層をメンテナンス層をつなげられるのは、1人治療院だからこそ出来ることです。

開院したての時は新規を集めなければ先に進めないので新規獲得のための宣伝をする必要がありますが、同時にいかにメンテナンス層を作るかにも力を入れる必要があります。

新規獲得ノウハウを学ぶことも必要ですが、そこだけに力を入れているあまりにメンテナンス層を増やていない1人治療院が多いのが現状です。

院長+スタッフ1人くらいの治療院の場合は、上記2つの経営方針の中間くらいを目指して、数値目標を検討してみると良いでしょう。

まとめ

治療院の経営方針を考えるための「3つの層」について具体的に説明しました。

1人治療院に向いている方針、大型治療院に向いている方針が違うにも関わらず向いていない方針を導入している治療院が多いです。

特に1人治療院に多いのが、大型治療院的な戦略をとっている場合。この場合メンテンナンス層が増えないので経営が安定していません。

今売り上げ・経営的に不安定である場合は、今回の記事を参考にして方針を一度見直してみることをおススメします。

今あなたは新規層を増やすことが必要なのか、メンテンナンス層が足りていないのか、それがわかれば進むべき道がはっきりとわかるはずです。

【経営・集客】緊急事態宣言でわかった、これからの治療院が実現するべき経営体制

昨年からのコロナ禍で、大都市圏では2回も緊急事態宣言が発せられて、2回目は今も東京で継続中です。

コロナ禍では多数の治療院さんからご相談がありました。

・緊急事態宣言になると集客が激減する
・既存顧客も離脱することが多かった
・宣伝、集客のコストが激増した etc

これらのご相談に対して、完璧な対策はありませんでした。

もちろん出来る限りの対策を考えて提案しましたが、それが上手くいく院もあれば合わない院もあったのが現実です。

コロナという災害に対しては、平常時のマーケティングではどうしようもないことが判明してしまったのだと思います。

しかし逆にこのコロナによって、これからの治療院が取るべき道もはっきりしてきたと思います。

どんな状況・環境でも経営が安定する体制を作る必要がある。皆さんも痛感したのではないでしょうか?

災害があっても、不景気でも、多少の落ち込みはあるかもしれないけれども、安定して経営していける。そんな治療院の体勢です。

そんな経営体制の構築のためには、今後の治療院は新規獲得以上に「メンテナンス患者を増やす」努力が重要になってくることは間違いないでしょう。

コロナ禍でも不安なく経営出来ていた治療院の例


当社のクライアントで、コロナ禍でも安定していた治療院のすべてが「メンテナンス患者」が多い院でした。

月に3人・4人新規患者が来れば予約がいっぱいになってしまうような治療院は、新規来院がなくなってもメンテナンス患者で充分予約が埋まっていたのです。

コロナで既存患者の離脱があった治療院もありましたが、このようなメンテナンス患者の多い院は、そうした離脱も少なく抑えられていました。

つまり、患者との関係性づくり・ファン化がしっかりと出来ていたのでしょう。

こうした治療院さんに話を聞くと「世間的には大変な状況だけと、あんまり神経質にならないで頑張りますよ」ぐらいの余裕がありました。

本当の安定というのはこういうことを言うのだなあと実感しました。

月1回のメンテナンス患者を増やそう


月1回のメンテナンス患者を増やしましょう。それが治療院の土台になります。

治療院は毎年増え続けています。ライバルが増え続けています。

新規患者集客はどうしても景気や災害に左右されます。

競合院・景気・災害に負けないためにも、メンテ患者を増やすことに力を入れていくのは、本当に本当に重要です。

どうしても新規集客に力を入れてしまいがちですが、メンテ患者を増やす時間を増やしてみてください。

新SNS「clubhouse」は治療院の集客に利用できるのか!?

ここ2週間、新しいSNSが世間を騒がしています。

それがclubhouse(クラブハウス)。

ツイッターは文字のSNS。インスタグラムは主に画像によるSNS。そしてmこのclubhouseは声によるSNSです。

こうした新しいSNSが出ると、すぐに「これからの集客は○○だ!」とか「集客のための○○活用セミナー」とかが出てきます。

治療院業界でもすでにclubhouse利用法などの勉強会が出てきていると言います。

今回はそんなclubhouseというのがどのようなSNSなのか、そして集客に向いているのかについて説明していこうと思います。

clubhouse基本情報

まずはclubhouseがどのようなサービスなのか説明しましょう。

これは声によるSNSです。

clubhouse内にルーム(部屋)を作り、その中でおしゃべりをする。

1人でおしゃべりも出来ますし、その部屋に複数人が参加すれば複数人でおしゃべりが出来ます。

そのおしゃべりはclubhouseに登録されている人であれば、だれでも聞くことが可能です。また聞くだけでなく、そのおしゃべりに対して質問なども可能です。

おしゃべりはアーカイブされることなく、その時だけ聞くことが出来ます。

youtubeなどはいつでも昔のコンテンツを見たり聞いたりできますが、このclubhouseはそのおしゃべりが行われているその時だけ、つまりリアルタイムでないと聞くことが出来ないということです。

clubhouseに参加するためには

2021年2月時点でこのclubhouseは「招待制」となっています。

clubhouseに登録されている人から招待された人のみ、このサービスを使うことが出来ます。

招待されるには携帯電話の電話番号が必要です。そして1人が招待できるのは2人までとなっています。

招待制であり、かつ1人が招待できる人数も少ないこともあり、clubhouseは話題になっているものの利用者がまだまだ多くないサービスなのです。

2021年2月時点の使われ方

ではこのclubhouseがどんな使われているかというと・・・

・芸能人や有名人同士がおしゃべりをするのを聞きに行く
・企業によるセミナーや勉強会

だいたいこの2つですね。

思わぬ組み合わせの芸能人のおしゃべりを聞いたり、特定の業種のセミナーが行われていたりしています。

現時点では一般人が何かを発信するというより、ある程度知名度のある人たちが情報発信するためのサービスになっていると言えるでしょう。

治療院が集客に使えるか?

では今回の肝である集客について。はたして治療院が集客のためにclubhouseを利用できるかというと・・・

これは難しいと思います。理由は2つあります。

①アーカイブされないから広がらない

例えば腰痛改善に関するおしゃべりのルームを作って、そこでおしゃべりをしたとしましょう。

そのおしゃべりはリアルタイムで聞かないと、消えてしまいます。

そのおしゃべりを聞ける人、どれだけいるでしょうか?

youtubeなどはいつでも見たり聞いたりできるので、何度も見返すことも出来ますし、人に紹介することも出来ますし、ホームページなどに埋め込むこともできます。

clubhouseではそういうことは一切できないので、「拡散」「広がる」ということが起こらないのです。

②地域を限定できない

治療院ビジネスは地域ビジネスです。東京の治療院が北海道で宣伝しても意味がありません。

なので「どの地域で宣伝するのか」というのが重要になるわけです。

clubhouseでおしゃべりを聞きに来る人は、日本全国の人です。

あなたの治療院がある地域に限定して届けることは出来ません。

たまたま地域の人がおしゃべりを聞きにくる可能性はありますが、その人が腰痛で悩んでいるかどうかはわかりません。治療院に興味のない人かもしれません。

効率的に見込み患者さんにあなたのおしゃべりを届けることができないのです。

今はclubhouseではなく別の宣伝に力を入れるべき

以上のようにclubhouseは2021年2月時点では、治療院の集客には向かないと言えます。

今後機能が追加されることで、もしかしたら集客できるようになるかもしれませんが、その可能性も低そうです。

なので今はclubhouseではなく、別の宣伝法に力を入れるべきでしょう。

あなたがyoutubeをやっているなら、動画づくりを洗練させる。ブログをやっているなら記事数を増やしていく。

そうした方法の方が集客には結びつく可能性は高いです。

新しいツールが出て話題になると、そのツールを使ってみたくなるのが人情です。

使うこと自体は問題ないですが、「これからの集客は○○だ!」みたいなものはだいたい間違っていたりするので注意しましょう。

【治療院マーケティング】高単価への値上げを100%安全に成功させる3つの方法

施術単価を上げたら集客が悪化して、経営が傾きかけた。こんなお悩みありませんか?

最近は施術単価を上げる治療院さんが増えています。

しかしせっかく思い切って単価を上げてみたら、上手く集客できずに売り上げに結びつかなかったり、結果として経営が上手くいかないケースも出てきているのが現実です。

施術単価を上げて失敗しているのは、やり方が間違っているからです。

当社は高単価治療院の集客サポートをしています。その中で「高単価への値上げで失敗する治療院の特徴」がはっきりとわかりました。

そこで今回は皆さんが高単価施術の値上げで失敗しない方法についてお話いたします。

この先を読めば、あなたは「今単価を上げるべきか」の判断をすることが出来ますし、単価を上げるべき段階であれば「どのように上げるべきか」もわかるしょう。

実際に当社のクライアントで、この値上げのタイミング・やり方を正しく行った治療院は、100%で値上げに成功しています。

逆にこの方法に沿っていないと、値上げ成功率は30%ほどでした。

以下で説明するのはこのようなことです。

・施術単価の値上げで失敗する3つのパターン
・値上げで失敗しないための3つの方法

ぜひ治療院の売り上げを安全にアップさせるために、紹介する方法をご参考ください。

施術料金値上げで失敗する3つのパターン

安全に施術単価を上げる方法を説明する前に、失敗パターンを知ることが重要になります。失敗例から正しい方法が見えてきます。

以下に「施術料金値上げで失敗する3つのパターン」をお話していきます。

失敗① 保険治療から自費施術に一気に切り替える


もっとも多いパターンが、それまで保険治療を中心にやっていたが、自費のみに切り替えてかつ高単価を設定してしまうものです。

これは治療家セミナーなどを受講している治療院さんに多いパターンです。

このパターンでは次のよな悪循環に入り込んでいきます。

①既存の患者さんが一気に離れる
②でも新規集客が上手くいかない
③売り上げが徐々に下がってくるし、時間も余ってくる
④焦って余計な施策に費用を使って無駄にする

保険治療から自費施術に変わるにあたって、自費が手ごろな料金であっても、かなりの患者さんが離れます。

それなのに一気に保険治療から高単価の自費施術にしてしまうと、すべての患者さんがいなくなるくらいを想定しておいた方が良いでしょう。

保険治療の治療院(つまり整骨院)の場合、立地さえ悪すぎなけれな集客にそれほど苦労はしません。

立て看板だけでそれなりに集客できます。

それが当たり前になっていると、高単価の自費施術で集客する大変さに驚くと思います。

高単価の自費施術の場合は、1人集客するために数千円から1万円以上かける必要がありますから。

保険治療から一気に自費に切り替えるのは、高リスクであることを知っておいてください。

保険治療と同時に自費施術も並行させて、先に自費患者を増やしておくことをお勧めします。

失敗② 患者さんの体験談が少ない


患者さんの体験談や写真などを集めていないまま高単価に値上げすると、集客に失敗します。

施術単価は上がれば上がるほど、気軽に受けにくくなります。

一つの家庭で支払える可処分所得は、急激に高まることはありませんから、施術単価の値上げ=家庭の経済圧迫につながるからです。

慢性症状をや重症症状の場合、1回の施術で完治することはまずありません。

複数回の施術が前提となります。

高単価で複数回の施術だと、患者さんは「総額いくらかかるか」「継続して通えるか」などを先に想像するものです。

だから患者さんの心理ハードルが高くなるのが高単価の施術なのです。

そしてそのハードルを越えさせるのが患者さんの体験談です。

高単価の施術を受けてみようと患者さんに思ってもらえるようにするのが、患者さんの体験談です。

内容の濃い体験談を多数集めてホームページやチラシなどに掲載することで、患者さんの心に「ここはお金がかかるけど、選んだことに失敗しないかも」と思っていただけるようになります。ようやく患者さんは施術を受けてみようと思うわけです。

患者さんの体験談がないホームページやチラシでは、どんなに広告費かけても集客にはつながりません。

患者さんの体験談が少ない状態での施術単価の値上げも高リスクです。

失敗③ 値上げのタイミング自体が間違っている


施術単価を上げるには適したタイミングがあります。それは「予約が取りにくい状態が続いている」時です。

予約が取りにくいということは、それだけ患者さんが定着している=信頼関係が出来ているということです。

この状態での高単価への値上げは、患者さんに理解されやすいので、患者さん離れも多くありません。

また予約が取れにくい状態だと、値上げを患者さんに告知しても「まあしょうがないよね、これだけ人気なんだし」となりやすいのです。

一方で「そこそこ集客出来ている」ぐらいの状態で高単価施術に移行すると、患者さん離れが大きく、売り上げが激減してしまう結果になりやすいです。

施術単価の値上げのタイミング次第では、経営リスクに陥ってしまうのです。

施術単価の値上げを成功させる3つのパターン


以上が高単価への値上げで失敗しやすい3つのパターンについてでした。

失敗例があるということは、逆のことを行えば成功率が高まるということです。施術単価の値上げを成功させる3つのパターンを見ていきましょう。

高単価施術への切り替えは「逆」をやる

①保険治療から自費への施術に切り替える場合は、まずは4000円・5000円くらいの施術から開始する

②手ごろな施術料金で患者さんを集めつつ、その間に濃密な患者さんの体験談・写真を集める

③「もう予約を入れる隙間がない!」という段階で値上げを実行する

この3つのパターンを1つ1つ行っていくことで、高単価施術への値上げをスムーズに実施することが出来ます。当社での実績は成功率100%です。

まとめ


治療院が施術単価を上げる際の失敗するパターン、成功するパターンについて説明をしてきました。

紹介したこと通りに値上げを行えば、100%成功するでしょう。それだけこの方法は確実です。

最後にもう一度、この記事の要点をまとめます。

■施術単価の値上げにには3つの失敗パターンがある
①保険治療から自費施術に一気に切り替える
②患者さんの体験談が少ない
③値上げのタイミング自体が間違っている

上記と逆のことをやれば、施術単価の値上げは成功する。

一気に高単価に値上げすることが必ず失敗という結果になるわけではありません。一気に高単価に値上げして成功できる場合もあります。

ただしそのやり方では成功率は高くはなく、成功率はだいたあい30%程度です。かなり苦労する可能性があります。

少し時間がかかりますが、より安定的に値上げを成功させたい場合は、今回お話しした失敗パターンの逆のことを行ってみてください。

少しずつ自院の経営が上向いていくという成功体験を積み重ねることが出来るので、精神的にも楽でいることが出来ると思います。

安全に施術単価を上げていくことが、治療院の経営を盤石なものにする秘訣です。

治療院が「声」で情報発信するなら使うべきアプリ

前回情報発信の方法について、色々なものを説明しました。

文字・SNS・動画、そして声での情報発信。

おそらく多くの方は、「声で情報発信!?」と思われたのではないでしょうか?

まだ治療院業界では声で情報発信しているケースはレアだからです。

しかし声の情報発信・声によるメディアは、上手く使えば患者さんの定着率をグンと上げてくれます。

今回はそんな声による情報発信をサポートしてくれるアプリと、治療院がどんな内容を発信すれば良いのかについてお話しします。

radiotalk


手軽に声を録音して情報発信したいなら、スマホのアプリである「radiotalk」がおススメです。

使い方は非常に簡単。

アプリをダウンロードして、立ち上げる。録音ボタンを押して声を録音すれば完了です。

録音した音声は、アプリを持っていない人でも聞くことが出来ます。

音声を共有するURLがあり、それをSNSやホームページに載せれば、そのURLをクリックして聞くことが出来ます。

■radiotalkの特徴
・声の録音が簡単
・録音できるのは12分まで
・声の編集(つなげたり、テンポを変えたり)は可能
・BGMを入れることが出来ない
・効果音などは付けることは可能

stand.fm


「stand.fm」も簡単に声を録音できるスマホのアプリです。

radiotalkのようにボタン一つで声を録音することが出来ますし、録音した音声をURLで共有することもできます。

radiotalkは機能はシンプルである一方、stand.fmはいくつか機能があります。

最も大きな違いは、録音した音声にBGMを付けられるということです。

背景にBGMがあるかないかで、雰囲気はずいぶん変わりますし、ラジオっぽさが出ます。

付けられるBGMはアプリにもともと登録されているものだけですが、よりラジオの雰囲気を出したい方はstand.fmの方が良いでしょう、

■stand.fmの特徴
・BGMを付けられる
・録音できる時間に制限はない
・声の編集(つなげたり、テンポを変えたり)は可能

どんな内容をしゃべれば良いのか

ではどんなことをしゃべって発信すれば良いでしょうか?

基本的にはどんな内容でも構いません。

ブログで情報発信する際は、治療院とは関係ない文章を書くとSEO対策には悪影響でしたが、音声による情報発信にはそのようなデメリットはありません。

ただ基本的には、「患者さんに役に立つこと」を発信しましょう。

例えば

・どのような考えで治療院を行っているのか
・施術の特徴
・その季節に起きやすい症状とその対策法
・患者さんの改善事例
・世の中で知られている健康法の良いところ悪いところ etc

つまり基本的にはブログで発信しているような内容を音声で伝えるのが良いでしょう。

音声による情報発信の注意点


ただいくつか気を付けておいた方がよいこともあります。

Q:最近のお勧めの居酒屋などを紹介しても良いの?

良いですが、相当な話術がないと最後まで聞いてもらえません。

また人によっては「健康と関係ないじゃん」と思って、2度と聞いてもらえなくなることもあります。

Q:体のことをどうやってわかりやすく伝えれば良いのでしょうか?

動画やブログと違って、図を使って説明することが出来ません。

その分聞く人が想像しやすいように、なるべく具体的な単語を使って話すのが良いでしょう。

Q:しゃべる原稿は作成しておいた方が良いですか?

これは人によって作成しておいた方が良い人、そうでない人がいます。

しゃべるのが苦手な人は、最初は原稿を作成しておいて、それを自然と読めるようにしておくのが良いでしょう。

逆にしゃべるのが結構得意な人は、しゃべる内容の「見出し」「流れ」だけ書き出しておいて、適宜その見出しを確認しながらしゃべると良いでしょう。

音声発信の思わぬメリット

音声発信をしつづけると、しゃべること自体に慣れていきます。

そうすると、接客自体が良い方向に変わっていくことも多いです。

音声発信によって「わかりやすく伝える能力」が鍛えられるからです。

もちろんただしゃべれば良いというわけではなく、自分のしゃべった内容を試行錯誤していくことが重要です。

情報発信は継続が重要


最後に再度繰り返しになりますが、音声による情報発信は新規客獲得に有効であるというより、「既存患者さんの定着」の方に影響します。

音声メディアは強いファンを作ります。

ただし、情報発信は途中で止めてしまっては意味がありません。継続して発信しつづけるのが何より重要です。

継続することは難しいですが、継続することで初めて患者さんはついていきます。

ブログや動画が苦手な人は、もしかしたら音声による情報発信が向いているのかもしれません。

しかし自分に合っている方法だとしても、継続することが重要です。もし新しく始めるなら「継続」を念頭において試行錯誤していきましょう。

今治療院が出来る情報発信法4選

患者さんに自院のことをどう情報発信するかは、2021年現在集客するには必須であるといえるでしょう。

とはいえ情報発信する方法は複数あり、それぞれの方法ごとに合う合わないがあります。

また集客におけるメリットやデメリットも違います。

だから情報発信したいけども、どれを使うべきかわからないで諦めてしまっている治療家も多いと思います。

今回はそんな皆さんに、どの情報発信法を選ぶべきかヒントになるお話しをします。

情報発信の4つの方法と、それぞれの特徴、集客におけるメリットデメリットなどを説明しましょう。

ブログ


情報発信として最も有名なものは、「ブログ」です。

ホームページに内臓されるタイプのブログ(Wordpressなど)と、それ以外のブログ(アメブロ・noteなど)があります。

ブログで患者さん(見込み患者さん)に情報が伝わるプロセスは次のようなものです。

①ホームページからブログページへのリンクで飛ぶ
②検索時の検索結果にブログが表示されてアクセスする

ブログを使うメリット・デメリット

ブログで情報発信することには、次のようなメリット・デメリットがあります。

ホームページ内臓型の場合、ホームページへのSEO対策になる可能性がある

ホームページからブログへのリンクを設定することで、一定の患者さんには情報を見てもらいやすい

一方でデメリットとしては、

良い文章・内容でないとSEO対策にならない

場合によってはSEO対策として悪影響になる

ある程度の文章作成にはスキルが必要

というものがあります。

SNS


スマホが普及した現在、SNSを使う人は非常に増えています。

特にツイッターとインスタグラムは、上手く利用すれば患者さん・見込み患者さんへの情報発信につながり、集客することも出来ます。

ただしSNS利用には高度なスキルが必要になります。

メリット

成功すれば無料で集客することが出来ます。ですが集客につなげるようなSNS利用にはスキルやセンスが必要となります。

デメリット

すでにお話ししましたが、SNSは上手く利用するにはコミュニケーションスキル・センスが必要となります。

ツイッターは一回のつぶやきでは140字という制限がありますし、インスタグラムの場合はどのような画像を使うのかが重要になります。

コンパクトな文字数で要点をまとめる力や、訴求力のある画像を見つけたり作成する力が必要になります。

またSNSはフォロワーを増やさないと、どんなに更新しても読んだり見てもらえたりしません。

つまり、発信する内容にも、発信内容を見てもらえるようにするためにも、センス・スキルが重要になるのです。

これが自然とできる人もいますが、ほとんどの人には活用するのが難しいものです。

動画


動画で情報発信する治療家さんは結構増えてきました。

動画を作成することが以前より容易になったり、動画を見る習慣が普及してきたからでしょう。

メリット

文章を読むのが苦手な人にも見てもらいやすいのが動画です。

そして動画は視覚へ影響がとても強く、ちゃんと見てもらえるなら訴求力が非常に強いです。

また動画は色々なツールに埋め込むことが出来ます。

ホームページやSNSなどに動画を埋め込むことで、動画を見てもらうように促進することも容易です。

デメリット

動画作成が容易になったとはいえ、それでも作成するのはそれなりのスキルが必要です。

ただしゃべっているだけの動画では、再生してもらえたとしても最後まで見てもらうのは難しいでしょう。

動画内で説明するための資料をわかりやすく提示する

動画にテロップを載せる

動画のテンポを良くするために編集する

動画作成のための準備も必要になります。動画作成は手間も必要になります。

ラジオ・ポッドキャスト(声の発信)


また最近は、声だけの情報発信も増えつつあります。

ラジオやポッドキャストを作れるアプリが出てきてたことがその理由です。

メリット

声での情報発信は、あなたやあなたの治療院のファンをより深いファンにする効果があります。

普段からラジオを聴いている人はわかると思いますが、テレビなどの動画を見続けるのとラジオを聴き続けるのだと、ラジオの方が根強いファンにつながりやすいです。

これはラジオのような声の情報発信は、不特定多数ではなく「自分に語り掛けている」ように感じられるからです。

ファンづくりや治療院への定着率向上などを目的とするなら、ラジオ・ポッドキャストは非常に有効です。

デメリット

ただ一方で、ラジオやポッドキャストは「バズる」ようなものではありません。

なのですでにあなたの治療院を知っている人には届きますが、知らない人(見込み患者さん)には届きません。

またラジオ・ポッドキャストとして聞いてもらえる内容にするために、しゃべりのスキルも必要になります。

話し方・言葉遣い・間など、ただしゃべるだけでは意味がありません。

自分に合った情報発信の選び方

情報発信法にはそれぞれメリット・デメリットがあります。なのでどの方法を選ぶべきか悩んでしまうでしょう。

そんな時にヒントとなるのが「自分はどんな情報発信が好きか」ということです。

当ブログの過去記事「患者さんの定着率を上げる接客術を身につける「人間理解」とは」の「人間理解③ どのメディアを好むか」部分をぜひご覧ください。

人はそれぞれ得意な情報の受け取り方が違います。

あなたはどの情報の受け取り方が得意でしょうか?100%ではないですが、その得意な方法を選ぶと、あなたの情報発信に合っていることが多いです。

文章を読むのが好きな人、動画を見る人が好きなひと、ラジオが好きな人。そのメディアを使って情報発信すると継続しやすいです。(スキル・努力は必要ですが)

今情報発信で悩んでいる人は、もしかしたら別の方法に変えた方が上手くいく可能性があります。

今回の記事はそのために参考となるような情報をまとめました。ぜひご参考ください。

【治療院の集客】2021年コロナ禍で、治療院が集客で前提とすべき条件

2020年からのコロナ禍がおさまらず、むしろひどくなって2021年を迎えました。

このコロナ禍の治療院の集客は非常に不安定なものでした。

今までのような集客・宣伝をしても患者さんが集まらない。

これまで通ってくれていた患者さんも減っていったり、通う回数を減らしたり。

しかし治療家は治療院を経営しなければいけません。集客は必須です。

では治療院はコロナ禍では、どのような宣伝・集客をすれば良いのでしょうか?

まだ確実な方法は見つかっていませんが、少なくとも治療家に限らず店舗経営をする人達が常に考えておく必要のある「条件」があります。

それは「経済状況」です。見込み患者さんの経済状況は、コロナ前とまったく違います。

つまりこの経済状況がどのように変わって、現在の見込み患者さんの出費に対する考えを想定しなければ、集客で失敗する可能性がドンドン高くなってしまいます。

今回はコロナ禍で治療院が集客で前提とすべき条件である「見込み患者さんの経済状況」について詳しくお話しします。

2021年1月時点でわかるデータ


見込み患者さんの経済状況を想像するために、まずはデータを見ていきましょう。

解雇・雇止め数

2021年1月7日までに、コロナによる雇止めや解雇が8万人を超えることがわかりました。

2020年12月25日時点のデータを業種別にみてみると

製造業 → 1万6717人
飲食業 → 1万1021人
小売業 → 1万399人
宿泊業 → 9620人

このような人数が失職しています。

緊急事態宣言が出された地域では、解雇や雇止めがさらに増えることが考えられます。

世帯収入

世帯での収入はどうなっているかの主婦向け調査もあります。

調査結果をピックアップします。

2020年、コロナで世帯年収が減少したと回答した主婦は34.8%

減った金額に関しては、月5万以上減が49.5%、月10万以上減が20.1%

減収世帯の約7割が月5万以上収入が減っているわけです。

株価

解雇数・雇止め数が増加し、世帯収入は減少しているのに、2021年は日経平均株価はバブル期以来30年ぶりの高値を更新しています。

データからわかることは「大きな格差」


以上のようなデータからわかるのは、非常に大きな格差が生まれつつあるということです。

コロナで経済的な不安がある人はどんどん増えています。

少なくとも世帯の34.8%が減収しており、この割合は今後も増えることが想定されます。

5万円以上減収する世帯もこれからもっと増えるでしょう。

解雇・雇止めが増えることも想像しやすいと思います。

一方で株価が高値更新ということは、この状況でも投資が活発化していることを意味します。

今活発になっているのは、コロナ後の社会を作っていくでろうことが期待されるような企業や業種への投資です。

投資する余裕のある投資家たちが、特定の市場へ集中して投資をしています。

つまり、一部の人や市場にお金が集まり、普通の人からはお金が減っているということ。

収入格差が広がっていると言えるでしょう。

格差がある状況から導かれる選択肢


この大きな格差がある状況でどうやって集客していくのかを考える必要があります。

前提となるのは

●34.8%の世帯が減収している
→この世帯を自費施術に誘導するのは難しい

●上記の減収世帯は今後も増える。解雇・雇止めも増える

●一方で儲かっている一部の人もいる

この3つの条件です。これらを踏まえるとどんな選択肢が考えられるでしょうか?

保険を使える院はチャンス

まず保険を使える治療院はチャンスでしょう。

収入は減っても痛みは出ます。だからなるべく自分の費用を抑えられる治療院に行く人が増えます。

高額な施術でも集客できる可能性

投資によって、ごく一部の層の収入がグンと上がっていることも考えられます。

こうした層の人々は高額な施術でも受ける余裕がありますので、もしかしたら高額で施術でも集客できる可能性があります。

ただ注意しなければいけないのは、あくまでこの層はごく一部であるということ。

あなたの院が高額に設定しても、同じように高額な設定の治療院が地域にあるならば、結局のところ宣伝やホームページの内容次第になります。

宣伝の方向性としてはリスクが高いです。

また一方で、これまで通っていた人が収入減少のために通わなくなることも考えられます。

ホームページの強化

収入減なので、自費の施術に抵抗がある人が増えています。しaかし痛みや不調があり、改善したいと思っていることは間違いありません。

経済状況が悪化している世帯にも「ここに通えば絶対に損はしない」と思わせるようなホームページに強化をすることも1つの選択肢です。

「人」を理解することで、コロナ禍でも集客につながる


まとめますが、このコロナ禍では次の3つのことを前提として治療院は集客を行っていく必要があります。

①収入減少・失職の世帯が多い
②それは今後も増えていくことが考えられる
③しかし一方で収入を上げている層もあることは事実

あなたはこの3つの前提からどう考えますか?

①と②を元に集客を考えていくのか、③を元に集客を考えていくのがで、取るべく施策はまったく違ってくるでしょう。

ただいずれにせよ、このコロナ禍ではこの3つの条件・前提を考慮しないと集客は難しくなっているということです。

言い換えれば、コロナ禍での人を理解しないと集客できないということです。

見込み患者さんの立場になること。それが今集客で必要なことです。

確実なことがない世の中ではありますが、この「人」に立脚した集客・経営をすることが重要であるのは間違いありません。

あなたはコロナ禍で、どんな人に施術を提供したいですか?

治療院の施術料金を高額にして上手くいくケース、上手くいかないケース

お金はたくさん持っておいて損はありませんから、出来れば少しでも稼ぎたいというのが治療家だけでなく人として自然な考えです。

私だってお金はあればあるほど嬉しいですから。

より稼ぎを多くするために、治療院では施術料金を高く設定するケースがとても増えてきています。

確かに施術料金を高くすれば、上手くいけば毎月高い売上を獲得することが出来るでしょう。

しかしそれはあくまで「上手くいけば」の話です。

私はこれまで多くの治療院を見てきました。その中で高額施術で上手くいったケース、上手くいかなかったケースも多く見ております。

今回はそこからわかったパターンをご紹介します。施術料金の設定で悩んでいる治療院の参考になると思います。

施術料金を高額にするメリットとデメリット


まずは施術料金を高額にするメリットとデメリットについて、おおまかなことを見ておきましょう。

メリットはとてもシンプルで、上手くいけば売上がグンと高くなること。

理想論の計算ですが、月に150回施術をしていた施術単価5000円の院が、施術単価10000円にしても同じ施術回数をした場合、月の売上は75万円から150万になります。

しかし一方でデメリットもあります。例えば・・・

・新規獲得コストが高くなる
・1人あたりの平均施術回数が下がる可能性が高い
・新型コロナのような危機的状況に弱い

少し詳しく説明します。

新規獲得コストが高くなる

施術料金を高くすると、それだけ新規獲得コストも高くなります。

WEB集客を例に挙げましょう。

施術料金が5000円の治療院が、ホームページ+PPC広告で集客をしていたとしましょう。

地域やオファー内容によって変わりますが、10万円かけてだいたい20人~25人くらい集客できることが多いです。つまり1人あたりの獲得コストが4,000円~5,000円くらいですね。

一方施術料金を10000円にした場合、同じ集客方法でも獲得コストがグンと跳ね上がります。

10万円かけて、8人~5人くらい。1人あたりの獲得コストは12,000円~20,000円くらいになります。

平均施術回数が下がる

ぜひ新患さんにヒアリングをしていただきたいのですが、治療院を選ぶときに「自分は月に何回くらい通えるかな」と費用を想定している方が多いです。

ホームページに書かれている施術料金と、そこにかかれている改善のために通院ペースを考慮して、月にいくらかかるのか、自分ではいくらまで出せるのかを考えているんです。

施術料金が5000円で、最初の1か月は週2回ペースで、2か月目は週1回、3ヶ月目は2週に1回という通院ペースを提案するとしましょう。

最初の月は4万円、2ヶ月目は2万円、3ヶ月目は1万円の3ヶ月で計7万円。これならなんとか支払うことが出来る患者さんだとします。

その人が施術料金1万円の治療院を選んだ場合、7回、もしかしたら6回しか通うことが出来ないかもしれません。

メンテナンスで月に1回通うこともないでしょう。

施術料金を上げると平均施術回数が下がる傾向にあり、かつメンテナンス患者も減ります。

危機的状況に弱い


今回の新型コロナで大打撃を受けている治療院さんもあるかもしれません。

大都市の治療院さんが、緊急事態宣言の影響がかなり大きかったでしょう。

危機的状況では、人はお金を出費しなくなります。

自分たちが生きるためのお金はなるべく減らしたくなのが心情です。

こういう状況の時は、高い金額を出していたものほど削られがちです。

あなたもそうではありませんか?「この状況がいつまで続くかわからないから節約しよう」というのが人の自然な考えです。

失敗リスクを低くして高額施術料金で成功するには

高額な施術料金を設定することに対して、少しネガティブなことを多めに話をしてしまいました。

今度は「リスクを低くして高額施術料金で成功するにはどうしたら良いか」ということを考えていきましょう。

方法は1つ。時間をかけて段階的に上げていくことです。

徐々に施術料金を上げることでリスクを抑える

最初は施術単価を5000円くらいにして、治療を開始する。

患者さんが集まって毎月高水準で安定するようになる。

これ以上ちょっと受け入れが厳しくなってきたという段階で、施術料金を1000円くらいあげる。施術料金を6000円にする。

そうすると離脱する人もいますが、大部分は継続してくれます。

そしてその施術料金で治療を行っていき、毎月高水準で安定するようにする。受入れることが出来ないくらい忙しい状態になる。

次の値上げです。6000円から7000円に上げるんです。

このように徐々に施術料金を上げることで、少しずつ患者さんの入れ替えが発生しますが、安定した経営をしつつ売上を高くしていくことが可能になります。

私のクライアントで、高額施術料金でも安定してるのは、このやり方で上げていった院が圧倒的多数です。

開院時から高額施術料金はおススメはしません

どこかの治療院に勤めていて、晴れて自分も治療院を開院!そういう時の施術料金として、高額に設定することは正直おススメは出来ません。

開院時に施術単価を高く設定すると、開院記念のブーストでそれなりに新規集客が出来ます。

が、そこから継続しないケースが多いんです。

最初は「お、集客できるじゃん」と思うのですが、継続通院があまり多くないので、日に日に空き時間が多くなってくる。

そうすると色々と焦ってきて、オファー料金をコロコロ変えたり、意味のない営業電話にひっかかってしまったりしてしまうことも。

開院時に重要なことは、「経営を安定させること」です。も

高額施術料金ではその安定させる成功率が低くなってしまうので、おススメは出来ないということですね。

※開院時から高単価で始めて上手くいく治療院も、100件中1・2件はあるのですが、それはあまりにも成功率としては低い数字だと思います。

高単価施術の成功事例の再現性が低い

高単価の施術で治療を行なっている治療院があります。

治療だけでなく治療家コンサルなども行っているところは、高単価の施術だったりしますよね。

確かにその治療院では高単価施術で集客出来ているのでしょうが、それと同じことをしても成功の再現性が低いのが現実です。

そのような治療院さんが成功できたのは、積み上げてきた歴史があるからです。

その地域に合ったやり方を試行錯誤してテストして、結果地域性に合った上手いやり方が見つかった。そういうことです。

「高単価施術をやるな!」とは言いません。そもそもそんなことを言う権利は私にはありません。

なので絶対高単価で始めるんだ!と決めている方は、成功するための準備は徹底して行いましょう。

地域性を調べる、説得力のある広告を作る、広告費を惜しまない。時間・費用・手間を惜しまないことが必要になります。

それ以外も場合は、徐々に施術料金を上げていく方法がおススメです。

治療院で有料オンライン診療は可能か?

新型コロナの影響で、家から出ない人がほとんどです。

なので多くのお店が、「オンラインでのサービス提供」を行い始めています。

例えばヨガとかピラティスのお店は、LINEやZOOMといったツールを使って、スマホでお互いを動画で写してレッスンをしていたりします。(私もオンラインピラティス受けています)

では治療院はオンラインサービスは可能でしょうか?

ヨガやピラティスのようなレッスンではなく、手や道具を使った治療を行うのが治療院ですから、今までとまったく同じことをオンラインですることは出来ません。

しかし可能性はあります。

今回は「こんなオンラインサービスなら、可能性あり」ということを考えてみます。

どんな内容で、どのように告知をしていくのが良いのか、それをご紹介しましょう。

オンラインサービスの内容

患者さんの悩み解消まで提供できるサービスに

治療院でのオンラインサービスの内容を考える時、前提となるのは「患者さんの悩み解消まで提供できるか」ということです。

ただ話を聞き言葉でのアドバイスだけ行なうようなサービスだと、お金を払って受けたいという人はほとんどいないでしょう。

だから「悩み解消」までをサービスに組み込まないといけません。

もし私は治療家なら、こういったオンライン診療を設定します。

①カウンセリング
②身体の検査
③セルフケアの指導
④その他自分で出来る治療法紹介
⑤生活改善提案
⑥宿題

特に重要な部分


特に重視するのは、②身体の検査 ③セルフケアの指導です。

ただ言葉を交わすのではなく、実際に体を動かしてもらい、そして体を動かすことで悩みが解消する・緩和することを実感してもらうのです。

なので電話ではなく、お互いの姿を映し合いながら診療することが必須です。

画面越しで「体をこういう風に動かしてください、この時にどこに痛みが出ますか」など検査を行い、原因を特定する。

そして「こうした原因が考えられるので、こんなストレッチをしてみましょう。」というような感じで、ストレッチ法た体操などを教え、その場で実践してもらう。

そこで効果を感じてもらえたら、第2回や第3回に繋がっていくと思います。

今病院などで導入されているようなオンライン診療、つまり「話して服薬指導をする」ようなものだけだと、患者さんが治療院に期待するものを提供できないでしょう。

体を使ってもらい効果を実感してもらうことがとても重要になると思います。

告知法について

もしこれだ!というオンライン診療内容が決まったら、次はどう告知するかです。

ホームページを持っているなら、そこで告知しましょう。

既存の患者さんのメールアドレスやLINEなどを知っていれば、オンライン診療を始めたことを知らせましょう。

重要なのは「どんな内容を告知するか」です。

告知する内容の構成について

・なぜオンライン診療を始めるか
・どのような悩みの方におススメなのか
・オンライン診療でどのようなことを行うのか
・オンラインで本当に悩みが解消するのか?なぜオンラインでも有効なのか
・実際にオンライン診療を受けた方の体験談
・よくあるご質問
・料金
・問い合わせ方法

オンライン診療はまだ病院でも浸透していないのですから、治療院ですぐに浸透することが考えにくいです。

なので1人でも多くの人に試してもらうためには、「患者さんの不安や疑問を可能なかぎり解消する」ような告知にする必要があります。

だからこのような構成が必要になってきます。

なるべく不安を解消するために

患者さんの気持ちをまず考えましょう。「オンラインで本当に悩み解消するのかな」これが最大のハードルです。

なので次のコンテンツをなるべく丁寧に作って発信することが必要でしょう。

・オンライン診療でどのようなことを行うのか
・オンラインで本当に悩みが解消するのか?なぜオンラインでも有効なのか
・実際にオンライン診療を受けた方の体験談
・よくあるご質問

何を行うのかよくわからないままサービスに申し込む人はいません。

オンライン診療で悩みが解消する理由・理屈を知りたいでしょう。

そして実際に受けた人の感想などが、読む人の後押しをします。

最後に細かな疑問不安を「よくある質問」で取りこぼす事なく解消します。

普段の整体治療・鍼灸治療で行っている以上に、詳しくわかりやすい宣伝告知を心がけないといけません。

実際の体験談などは、家族・知人に試してもらい、感想を聞きましょう。

まとめ

治療院がオンライン診療をするなら・・・

・患者さんの悩みを解消できるものにする
・告知は普段以上に丁寧でわかりやすいものにする

もし治療院がオンライン診療をするなら、このようなところにポイントを置いてサービスを作成し、告知していきましょう。

前にも話ましたが、新型コロナは第2・第3の波がありうると専門家は言っています。

今は患者数も落ち着いてきたので、このまま落ち着けば良いのですが北海道のような第2波の可能性に備えておいた方が良いと思います。

その1つとしてオンライン診療を構築するのは、良い案だと私は考えます。