1人治療家は孤独とどう付き合うか?

         

皆さんは孤独と、どう付き合っていますか?

いきなりこんなこと言われても、「自分は孤独じゃないよ!」と思われる方は、今回の記事を読む必要はありません。

もし「自分にあてはまるかも・・・」と少しでも感じることはあれば、ぜひこの先をお読みください。

というのも、1人治療家さんは、状況次第でかなり孤独を感じることがあります。

そもそも経営者は孤独になりやすいのですが、1人治療家さんの場合はその孤独感が増幅されてしまう環境にいます。

孤独感が強いと、人は変な行動をし始めます。心が落ち着いている時であれば絶対にしないようなことをして、結果後悔することが多いです。

それは対患者さんとのコミュニケーション時や、営業電話対応などで起きます。

今回は1人治療家の孤独と、孤独であることで起きる不具合、そして孤独とどう付き合っていくかについてお話してみようと思います。

1人治療家の孤独の種類

一言で孤独と言っても、2つの種類があります。

1つ目は物理的な孤独。会話する人がいないという場合の孤独です。

2つ目は精神的孤独。集客がうまくいかなかったり、売上が芳しくないことで焦ってしまうことによる孤独感です。

1つ目の場合、「パートナーがいない」「1人暮らしで、かつ1人治療院を営んでいる」ような方が感じやすい孤独です。

2つ目の場合は、1人治療院に限らず、経営者なら感じたことのある孤独感ではないでしょうか。

特に経営や売上が上手くいっていない時に、上手くいっている事例をコンサルさんから提供されるメルマガなどで見ると、「自分だけ上手くいっていない」と孤独がブーストして、焦りにつながります。

それぞれの孤独感が、別々の悪影響をもたらします。

物理的な孤独で起きうる悪影響

物理的な孤独を感じている場合、患者さんとのコミュニケーションで悪影響が出ることがあります。

心が安定している場合は患者さんとの距離感を丁度いい塩梅になるようにコントロールできるのに、孤独感があると過剰なコミュニケ-ションをしてしまうことがあります。

聞くべきではない質問をしてしまったり、長時間患者さんを引き留めて1人でしゃべってしまったり。

あとあと冷静になってみると「なんであの時あんな接し方をしてしまったんだ・・・」と後悔するような患者さん対応になってしまうこともあります。

もしその患者さんが初回の場合、2回目以降の来院は止めてしまうかもしれません。

2・3回くらい通っている患者さんだった場合、「あれ、この人ちょっと付き合いにくい?」と思われて、症状がなくなったら通院が終わり、メンテナンス患者にはならないかもしれません。

これが物理的な孤独による悪影響です。

精神的な孤独で起きうる悪影響

では精神的な孤独の場合は、どんな悪影響が起きるでしょうか?

これは「契約の失敗」につながります。

営業電話がかかってきたとします。

電話に出て話を聞いてみると、普通であれば絶対に申し込まないようなサービス内容でした。

しかし精神的な孤独により焦りが出ていると、「なんかこのサービスに申し込めばなんとかなるかも」と思ってしまいます。

そこに営業マンから強い言葉で「このサービス、自信あるんです。絶対に大丈夫です。でもこの料金だと明日までの契約なんですよね」なんて言われてしまうと、契約をしてしまったり・・・

よくあるケースとして、SEO対策業者とHP制作業者による営業電話ですね。

前者の場合、実際には集客につながるほど影響力の強くないキーワードを「絶対に上位にします」とか言ってきます。(そのキーワードの検索ボリュームが少ないので、SEO対策自体が超簡単だったりします)

後者の場合、既存HPでは取りこぼしている患者さんを集客できる、違うターゲットに向けたHPを作りませんか?なんて営業トークをしてきて、実際に作ったら全く効果が出ないなんてことがあります。

手痛い失敗をしてしまったという話は、この2020年でもまだまだ起きています。

孤独感から解放されるには

ではどうしたら孤独感から解放されることが出来るでしょうか?

それにはやはり「人とのつながり」が必要になります。

人間は社会的な動物です。古代ギリシャの哲学者アリストテレスが2400年近く前にすでに看破していることだったりします。

例えば「自分は1人の方が好きなんだよね」とか「1人でいるのは苦痛じゃないんだよね」と公言している人でも、実は仕事で多くの人と接して話をしているから、プライべ―トでは1人でいても苦痛ではないというだけなんです、

実際に仕事で誰にも会わなくなったら、プライべ―トで1人でいることに大きな孤独を感じると思います。

だから孤独を感じている場合は、人とつながる、仲間を見つけることが一番の薬になります。

みなさん、セミナーに行ったりしますよね?あれは知識の吸収もあるでしょうが、それと同じくらい「自分と同じ仲間」を見つけることも重要です。

つながりが逆効果になるケース


ただ1つ気を付けて欲しいことは、考え方の違いです。あまりにも考え方に違いがあると、孤独感を強める場合があります。

例えばあなたがセミナーに行き、「マーケティングの基礎知識を学んで、自分の考え方に合う部分があれば使っていきないな」なんてことを考えているとしましょう。

売り上げアップにつながれば良いけど、それはあくまで自分の信念に合えばの話。

一方で同じセミナーに「とにかく売上アップ!出来ることはガンガンなんでもやる。患者さんの気持ちよりまずは経営!」なんて人が来ていたとします。

この人と話をすると、自分との考え方のあまりの違いに、より孤独を感じてしまったり、焦りにつながって自分の信念を捨てないといけないのか・・・ なんてことも考えてしまいます。

自分の波長を合う人とつながるのが、孤独感を癒すには一番重要だと私は思います。

まとめ

1人治療院は孤独を感じることが多い

孤独感は治療院経営に悪影響になることも

人とのつながりが孤独を癒すが、重要なことは自分と波長の合った人とつながること

孤独感を癒すために人とつながるには、人のいる場所に行ってみるのが一番確実でしょう。

人に合わないと繋がりは出来ませんから。

ただ1回・2回どこかのセミナー・会合に行っただけで、自分と波長の合う人と仲良くなれるとは限りません。

つながりが出来なくても、あきらめずに色々なところに参加してみるのが良いと思います。

今回の話で私は「人とのつながりを作れ!」と言っているのではなく、「孤独感を感じているなら、人とのつながりが重要」だとお話しています。

一人でいてもまったく孤独を感じない人も、稀にいます。そういう方は、今回の話は気にせず、日々を過ごしていただくのが良いでしょう。

ちなみに私の場合は、信頼できる人が1人いれば、それで孤独感はなくなるタイプです。完全に1人だと、孤独で変なことをしそうで自分のことを信用できません。

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