ブログを頑張って書いているのに、患者さんからは「なんか読みにくいんですよね」とか「最後までなかなか読み切れないことが多くて」など言われることはありませんか?
せっかく頑張ってブログを書いているのに、読まれないことほど悲しいことはありません。
ブログを読みやすくするには2つの方向性があります。
①文章のリズム・文体の問題
②文章の見た目・レイアウトの問題
①の問題は時間をかけて身に着けていくものなので、一朝一夕で改善は難しいでしょう。
一方で②の問題は、知ったその日から実行できるものばかりです。
今回紹介するのはこの②の方です。見た目の問題からブログを読みやすくする3つのコツについてお話しましょう。
見出しをつける
読みにくいブログで最もパターンとして多いのが、「見出しを付けていない」ということです。
まずは画像でご覧ください。
最初は見出しのないブログです。文章の垂れ流しで、読む気を削ぐのを感じるでしょう。
では次に、見出しがついたものです。
見出しがついただけで、ずいぶんと読みやすくなったと思いませんか?
これが見出しの力です。
見出しはどうやってつければ良いのか?
皆さんが使っているブログは、おそらくWordPressでしょう。なのでここではWordPressでの見出しの付け方を説明します。
この段落で「見出し3」を選ぶと、今回紹介したような見出しを付けることが可能です。
画像を的確に設置する
文章だけのブログと文章+画像のブログ、圧倒的に画像付きのブログの方が読まれやすいことがデータでわかっています。
ではブログにはどのように画像を使うのか効果的なのでしょうか?
トップページに左右100%の画像を設置
最も重要なのは、そのブログの一番初めに、画像を設置することです。
ちょっと次の画像を見比べてみてください。
最初に画像がありその下に文章があるものと、文章だけしかないもの、どちらが「読んでみようかな」と感じますか?
多くの方は画像ありの方でしょう。実は画像が置かれることで、その周辺の文章が読まれやすいことは、はっきりとデータで判明しているんです。
なのでまず読んでもらうために、最初に左右の幅に合った画像を設置してみましょう。
見出しが多いブログの場合
もし1つの記事の文章量が多くなり、見出しも多くなった場合、途中の見出し下にも画像を設置することをおススメします。
文章だけがずっと続くと、離脱率が上がります。最後まで読んでもらいにくくなります。
なので途中で画像を挟むことで、再度読む気を引き起こすことが出来るようになります。
全部の見出し下に画像を付ける必要はありませんが、文章の長さと見出しの数に照らし合わせて、画像設置を考えてみるのが良いでしょう。
見出しごとの文章は長すぎないこと
そして最後のポイントは、「各見出しごとの文章を長くしすぎない」ということです。
見出しを設置して読みやすくしても、その見出しの下にある本文が長すぎると、離脱する率が高くなってしまうこともはっきりしています。
これもまずは画像で見比べてみましょう。
最初の画像と後の画像、見比べていかがでしょうか?
文章がズラズラと長く書いてある方が、途中で断念してしまいそうになるでしょう。
文章を読み慣れている人にとっては問題ないのですが、残念ながら現代人はスマホの浸透で長文を読む能力が衰えてきています。
一つの見出しで丁度良い文字数を意識すると良いと思います。
私は一つの見出しパートでだいたい300文字~350文字くらいにすると、最も読みやすくなると考えていますのでおすすめです。
まとめ
文章の読みやすさには「リズム・文体の問題」と「見た目・レイアウトの問題」がある。
見た目・レイアウトの問題はすぐに実行できる技術なので、即効性あり。
3つの技術で今すぐブログを読みやすくしよう。
私個人としては、動画よりブログ派です。書かれた文字を読む方が動画を見るより楽です。
動画はインパクトがある一方で、正しく意図が伝わらないこともあります。
そして動画ではホームページのSEO対策にはなりません。
動画メディアより、ブログの方が人を説得する力があると思います。動画は「消費」されるものですから。
もしあなたもブログを重視している、ブログ力をつけたいと感じているなら、その第一歩として「文章のレイアウト・見た目」から変えてみると良いと思います。
新しく書く記事だけでなく、過去の記事も修正してみても良いかもしれません。
投稿者プロフィール
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治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。
有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。
当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。
2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。
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