治療院と一言で言っても、その種類は様々。
 
整体院・接骨院・カイロ院・鍼灸院などがあります。そしてそれぞれ施術の内容や特徴は違います。(一般の人は、その違いを知らない人が多いですが)
 
ですからすべてがすべて、同じ内容でホームページを作成してしまったら、あなたの院が本当に望んでいる患者さんを獲得することが出来ない可能性があります。集客力がガクッと落ち込んでしまう可能性があります。
 
特に鍼灸院は、そのような理由でWebやホームページで集客に手こずっているところが多い印象です。
 
そこで今回は、鍼灸院のホームページの集客力を2倍3倍と上げていく方法をご紹介します。
 
今からホームページを作成しようとしていう院さんも、すでにホームページを持っている院さんも役立てることが出来るはずです。
 

鍼灸院ならではの症状を追加する

鍼灸院と整体では、その強みが違います。鍼灸ならではの、鍼灸だからこそ対応しやすい症状のページを、1ページ1ページ追加していきましょう。
 
狙い目なのは、次のような症状です。
 

自律神経失調症
めまい
耳鳴り
不眠症・睡眠障害
突発性難聴
円形脱毛症
生理痛
顔面神経麻痺 etc

 
こうした症状に対応できるのであれば、これらのページを1ページずつ内容を追加することで、集客しやすくなっていきます。
 
特に突発性難聴や円形脱毛症などは、上手くいくと月にそれぞれ3人~5人ほど新規患者さんが来るぐらいの潜在市場があります。
 

自律神経系特化型の場合

自律神経系の症状に特化したホームページは、集客成功率が高いのでおススメです。
 
自律神経失調症・めまい・耳鳴り・不眠症・更年期障害などなど。症状ごとに1ページずつ作成して、そのページに対してPPC広告を設定する(グーグルアドワーズや、ヤフーリスティング広告)ことで、1000円~4000円で1人の新患さんを集められるでしょう。
 
自律神経系のホームページの良い所は
 

①ライバルが少ないので、すぐに集客しやすい
②商圏が広がる
③1回の施術で終わる人が少ないので、経営が安定しやすい

 
という3つの利点があります。
 
たとえば私の出身地である宇都宮市で自律神経系特化型ホームページを作成した場合、宇都宮市だけでなく栃木県全体が商圏となりうるのです。
 
遠距離からの来院は1回きりの来院が多いのですが、自律神経系の症状の場合は、遠距離でも通ってくださる人が多いです。
 
なので次回次々回の予約まで行っていく方がいて、経営が自然と安定していくケースが多いのです。
 

女性のお悩み特化型ホームページ

また鍼灸院の場合、女性のお悩み特化型のホームページも集客成功率が高いです。
 
ここでいう女性のお悩みというのは
 
不妊症・逆子・産後の不調・生理痛生理不順・マタニティ施術などなどです。
 
これらの症状の場合、患者さん目線としては「専門性」を重要視する傾向にあります。
 
肩こり・腰痛などの一般症状と、女性疾患が並列に扱われている院の場合、まったくと言っていいほど女性疾患の患者さんが来ない場合があります。
 
しかしそれを特化させるだけで、その地域の女性疾患患者さんがドンドンと来院するケースもあるのです。
 

不妊鍼灸特化型ホームページ

女性疾患の中でも、不妊症は特化して損はありません。
 
不妊症の治療は費用がかかります。病院での不妊治療を不妊鍼灸を併用するケースがあるので、費用がかさんでしまいがち。だからこそ不妊症の鍼灸選びに失敗したくないという心理が働います。
 
なので一般症状のなかに不妊症を入れておいても、まず間違いなく集客には結びつかないですし、その状態でPPC広告を打ったとしても、患者さんからの問い合わせすら来ない可能性大です。
 
不妊に関しては、デリケートな部分ですし、専門知識をわかりやすく載せて信頼性を高めないと、見込み患者さんの信頼を獲得できません。
 
不妊症は特化するに最適な症状なのです。
 

一般症状に特化するメリットはあるのか?

それでは鍼灸院の場合、一般症状、つまり「腰痛」や「頭痛」などの症状に特化することはNGなのでしょうか?
 
いえ、そうではありません。もしあなたが、それら一般症状に関する体験談を、「質」と「量」の部分で他院よりも凌駕できるのであれば、症状特化型ホームページを作っても良いかもしれません。
 
しかし自律神経系や女性疾患特化型ホームページの場合、体験談が少なかったりなかったりしても、思いのほかある程度集客できるのです。それは他にライバルが少ない(もしくはまったくいない)からです。
 
なので、あなたがホームページを新しく作ろうと考えている際は、「どれくらい体験談を集めれらるか」ということを考えて方向性を決めても良いでしょう。
 

鍼灸院ならではの特徴を追加する


肩こりや腰痛・頭痛や背中の痛みなどは、鍼灸でなくても、整体やカイロプラクティックでも普通に対応しています。
 
では、人は整体と鍼灸なら、どちらを選ぶのでしょうか?手技で施術するのと、鍼で施術をするのと、どちらを選ぶでしょうか?
 
手技施術を選ぶ人が多いでしょう。鍼が怖い人、多いですから。
 
そんなときは、肩こり腰痛頭痛でも「鍼灸だから出来ること」を載せるべきです。
 
「肩こりや腰痛頭痛に対して、手技では出来ないこんなことが鍼灸なら出来るんだ!」ということを伝えるべきです。
 
そうすることで、「腰痛でツラいが、この2つの院のどちらに行くべきか」と悩む患者さんに、手技の施術院ではなく鍼灸院が選ばれる可能性がグンと高まります。
 

鍼に対する怖さを取り除く


鍼は怖いもの、という印象を持つ人は多いです。
 
中には注射のようなイメージを持つ人もいます。そういうイメージを持っている人に、どんなにアピールをしたところで、足を運んでもらえるわけがありません。
 
ですからホームページでは、「鍼が怖くない」ことをしっかりと説明するべきでしょう。
 

・どれくらいの細さなの?注射と比べると、どれくらい?
・鍼にはなにか痛くない細工があるの?
・鍼の打ち方には、特徴があるの?
・鍼を打たれるときは、どんな感じ?

 
こういう疑問不安に答えておくページを用意すると、鍼に対する怖さが激減する。
 
可能であれば、鍼を初めて試した患者さんにインタビューをして、その率直な感想を載せておくでも良いでしょう。
 
怖さがなくなれば、集客につながります。
 

鍼灸院のホームページの制作での集客の方向性


鍼灸院の場合は、整体院・整骨院・カイロ院などより集客上弱いポジションにいます。
 
それは鍼灸より手技施術の方が、患者さんの心のハードルが低いからです。
 
ですから鍼灸院がホームページを制作するときに、失敗しないようにするための3つの要素を組み込む必要があります。
 
ポイントは、「説得力」です。
 

狙うべきキーワードは、「鍼灸」ではなく「症状」

あなたの作ろうとするホームページは、どんなキーワードで検索順位を高くするべきでしょうか?
 
キーワード次第で集客力は大きく変わってきます。
 
「地域名 鍼灸」という検索を最も重要視したくなるかもしれませんが、実はそれ以上に重要なキーワードがあります。
 
それは「地域名 症状」 「地域名 症状 改善」などのキーワードです。
 
鍼灸というキーワードは、実はそれほどボリュームがありません。「地域名 鍼灸」と調べる人の母数が、そもそも少ないのです。
※一方、「地域名 整体」「地域名 マッサージ」などのキーワードは、ある程度のボリュームを期待することが出来ます。
 
ボリュームが多くないということは、見込み患者さんに見られる可能性が多くないということです。
 
そこで重要になってくるのが、「症状名での検索順位」です。「地域名 症名」で検索上位に上がっていくような内部設定・基礎設定をしていく方が、鍼灸院のホームページ集客に有効なのです。
 
鍼灸院がホームページを制作する場合、「どのキーワードで上位を狙うか」をしっかり見定めて作った方が良いでしょう。
 

デザイン・構成で「医療的要素」を打ち出す

広告で「治す」や「治療」などの言葉はつかえないものの、鍼灸というのはリラクゼーションではなく「治療」というポジションを持っています。
 
整体やマッサージなどはリラクゼーションの意味合いが含まれることもありますが、鍼灸はそれが一切なく、人は「治療」と考えています。
 
なので鍼灸院のホームページの場合、ポップすぎるデザイン・リラクゼーション的内容はNGになります。それは患者さんが鍼灸に求めるものではないのです。
 
鍼灸院のホームページに必要なことは、「治療」をする院としての本格さです。
 
本格さを見せる厳かなデザイン・詳しい施術内容・症状の原因と解決法の論理などを基本にして、ホームページを作成するのが良いでしょう。
 
色は、青やブラウン・濃いめの緑などが良いです。内容も詳しすぎるぐらい詳しく書くといいでしょう。
 

③専門用語とかみ砕いた説明を併用する

鍼灸院のホームページでは治療としての本格さを伝えるべきですが、本格さを出すために専門用語ばかり使っては、読む人は理解することが出来ません。
 
なのでホームページ作成の際は、専門用語を使いつつ、その言葉をかみ砕いて説明する文章も載せておくことがベストとなります。
 
専門用語で治療院としての本格さを見せて、かみくだいた説明で、患者さんに理解してもらう。そうすることで院に対する信頼性が高まり、見込み患者さんが複数のホームページを見比べている時に、あなたの院を選んでもらえる可能性が高まります。
 

鍼灸院のホームページ制作まとめ

鍼灸院のホームページ制作をする際に、失敗しないためのチェック項目について説明をしました。
 
要点を最後にまとめます。
 

・鍼灸院ならではの症状を追加する
・鍼灸院ならではの特徴を掲載する
・鍼への怖さをなるべく下げるための説明をする
・SEO対策で狙うのは「症状名」
・クリニック的、医学的な雰囲気を作り出す

 
鍼灸院は整骨院や整体院に比べて検索される回数が少ないのが集客上弱いところ。
 
しかし整骨院や整体院では出来ないことを出来るのが鍼灸院の強みです。
 
その強みをいかにホームページに反映させるかが、集客で成功させるための秘訣です。
 
今回説明した失敗しないための4つのチェック項目を参考にホームページを制作すれば、集客できるホームぺージに仕上がる可能性が高まります。
 
ぜひこの記事を読み込んで、鍼灸院としての集客・経営の成功率をアップさせていただければと思います。

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO
治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。