治療院の数は年々増えておりコンビエンスストアよりも多くなっている2021年現在、どうやって新規集客を行うかは経営を左右する要因です。

ホームページが治療院集客の基盤ではありますが、それだけだと集客しにくくなっているのが現状です。

治療院の集客方法の1つとして「ポータルサイト集客」があります。

どのポータルサイトをどのように利用するかが毎月の新規集客数に影響します。

今回は整体院・整骨院・鍼灸院などの治療院にとって「2021年現在、これは利用する価値がある」ポータルサイトをご紹介していきます。

ここで紹介するものは、当社が集客サポートしている治療院の実際に集客できている事例を収集し、その効果を検証したものだけです。

新規集客で悩んでいる治療院やポータルサイトの活用で悩んでいる方は、ぜひこの先をお読みいただき治療院経営の参考にしていただければと思います。

この記事でわかること

各ポータルサイトごとの特徴がわかる

治療院が利用する価値のあるポータルサイトがわかる

ポータルサイトの活用法がわかる

ホットペッパービューティー

2021年現在、治療院の集客で最も効果を期待できるのはホットペッパービューティーです。

最大月に数十名の集客が期待できるので、開業初期に利用するのは非常に有用です。

ホットペッパーの強み

ホットペッパーは集客力が強い以外にも強みがあります。

最近のポータルサイトにはクチコミ機能があり、クチコミ数や口コミ評価で各治療院がランキング付けされています。

それゆえ例え有料のプランを利用していても、クチコミが少なかったりクチコミ評価が低いと全く集客につながらないサイトが多いです。

しかしホットペッパーはそのブランド力・認知度のおかげで、掲載するだけで集客につながります。

そしてクチコミを集めると集客数が上がっていきます。(数十名/月の集客を目指したいならクチコミを集めることは必須です。)

なので即集客に結び付けたい治療院には向いているでしょう。

ホットペッパーの弱み

ホットペッパービューティーは掲載料が比較的高額なので、気軽にテスト利用ができるものではありません。

なので資金力の弱い治療院にとってはハードルの高いポータルサイトであると言えます。

またホットペッパービューティーには「整骨院」「鍼灸院」は掲載することが出来ません。「整体院」ならOKです。

これは広告規制を厳密に守っているからです。そういう意味ではちゃんとしているサイトであるとは言えるでしょう。

もし整骨院・鍼灸院だけれどもホットペッパーを利用したいのであれば、屋号を変える必要が出てくるでしょう。

エキテン

クチコミサイト「エキテン」は治療院集客で非常に強い効果を持つポータルサイトです。

エキテンの強み

クチコミサイトエキテンの強みは無料で利用するところが出来るところ、つまりテスト利用がしやすいのです。

無料の機能で集客効果がでてから有料プランに切り替えて、集客効果を数倍まで増やすことも可能です。

またエキテンの場合、適切に利用できた時の費用対効果が非常に高いところも強みです。

エキテンの有料プランで最も安い5,000円/月でも、月30人以上集客につなげている治療院もあります。

新規の獲得単価が1人あたり200円以下というのは、マーケティングとしては衝撃的な数字です。

エキテンの弱み

エキテンの弱みは「クチコミが集まらないと有料機能でも集客出来ない」ところにあります。

エキテンの最も高価なプランであるプラチナプランでも、クチコミ0の状態だと集客につながりません。

そのため、エキテンは先行者利益が強すぎて、後追いの利用はとても不利です。

すでにエキテン内でクチコミを数百集めていてクチコミ評価が4.5以上になっている治療院(整骨院がほとんど)があり、新規参入の治療院はそこに追いつけないので、結局のところ評価4.5以上の治療院に集客が集中してしまうのです。

2021年現在、エキテンを有効活用したいなら

以上のようにエキテンの利用には注意が必要です。

もしエキテンの利用を検討しているなら、まずはあなたの地域の治療院のエキテンの利用状況を調査しましょう。

評価点4.0以上の治療院が複数あるなら、利用は止めておいた方が良さそうです。

それでも利用したいなら、そういった先行する治療院以上にクチコミを集めることを目指しましょう。

またそこそこのクチコミを集ることができたのであれば、先行者の治療院とは違った角度の見せ方にするのも良いでしょう。

すでにクチコミを数百集めている治療院は、多くの場合エキテン上で「どんな痛みでも対応します」という普通の宣伝をしています。

なのであなたの院がそこそこのクチコミ数を集めた後、「症状特化型」の内容で掲載すると集客出来る可能性が出てきます。(例:腰痛専門、頭痛専門など)

鍼灸コンパス

鍼灸院なら「鍼灸コンパス」を利用することはお勧めです。

鍼灸院ならではの集客が可能です。

鍼灸コンパスの強み

鍼灸コンパスの強みは「鍼灸を探している人が見ている」ところにあります。

なのでこのサイトを見る人は質が高く、リピートにつながりやすい傾向にあります。

例えばエキテンの場合は整骨院・整体院・鍼灸院・カイロ院などが混在していて、ユーザー側もその違いを意識せず治療院を選んでいるのでいざ来院したときに「なんか施術が合っていないような気がする」という結果になることも多いです。

一方で鍼灸コンパスの場合「鍼灸を探している人が見ている」ので、そうした施術が合わないなどの理由で離反する人が少ないので、良質な患者を集めることが出来るでしょう。

また鍼灸特化のサイトなので、鍼灸院として自律神経症状などのアピールも出来るところが他サイトよりも強いところです。

鍼灸コンパスの弱み

鍼灸コンパスの弱みは、すでに紹介したホットペッパービューティーやエキテンと比べて集客力が強くないところでしょう。

クチコミを集めて有料機能を使っても、十数人/月が最大です。

患者の質が良いのでリピートはしてもらいやすい、だけど月の新規数はそれほど多くはない。これが鍼灸コンパスの特徴です。

EPARK接骨・鍼灸

EPARK接骨・鍼灸は、接骨院・鍼灸院だけでなく整体院やカイロ院なども掲載することが出来るポータルサイトで、症状やメニューで治療院を検索できる所が特徴です。

また「保険適用」というカテゴリーがあるのも他サイトにはない特徴だと言えるでしょう。

EPARK接骨・鍼灸の強み

EPARK接骨・鍼灸はまだ利用している治療院がそれほど多くないため、エキテンほどクチコミの数や評価点が偏っていません。なので後追い利用でも集客につなげることが出来ます。

一方で地域によってはEPARK接骨・鍼灸が検索の上位に表示されています。

もしあなたの地域でEPARK接骨・鍼灸が検索上位に来ているのであれば、エキテンではなくこちらのサイトにクチコミを集める方が集客成功率は高くなるでしょう。

EPARK接骨・鍼灸の弱み

EPARK接骨・鍼灸への掲載には費用がかかります。なのでテスト利用が出来ないので少しハードルが高いかもしれません。

また最大集客力自体はホットペッパービューティーやエキテンには及びません。あくまで「そこそこの集客力」というぐらいです。

全国のクチコミナビ(R)

朝日企画株式会社は、特定の地域でクチコミナビというサイトを運営しています。

これが上記で紹介したポータルサイトよりも知名度が高く集客に有用なケースがあります。

例えば栃木県のクチコミナビは「栃ナビ」という名前で運営されており、地元ではかなり利用されています。治療院でもこの栃ナビをメインの集客しているところもあります。

また同じように群馬には「ぐんラボ」という名前です。

2021年現在のクチコミナビがある地域は以下の通りです。

・栃木県「栃ナビ!」
・熊本県「ひごなび!」
・静岡県「静岡ナビっち!」
・長崎県「長崎よかナビ!」
・福島県「ふくラボ!」
・新潟県「なじらぼ!」
・岐阜県「ギフコミ!」
・長野県中南信地域「ずくラボ!」
・群馬県「ぐんラボ!」
・香川県「さんラボ!」
・宮城県「みやラボ!」
・神奈川県「湘南ナビ!」
・静岡県「い~らナビ!」
・石川県「金沢ラボ!」
・鹿児島県「かごぶら!」
・埼玉県北部地域「彩北なび!」
・高知県「こうちドン!」

これらの地域であればクチコミナビを集客に利用しても良いでしょう。

ヘルモアは今利用すべきか

治療院ポータルサイトに「ヘルモア」というものがあり、運営を結構頑張っています。ヘルモアのメルマガに登録している治療院も多いのではないでしょうか?

残念ながらこのヘルモアは検索力が弱いので、2021年現在は他サイトと比べて集客に使いにくいという報告が当社のクライアントからは寄せられております。

今後のグーグルアルゴリズムの変更で検索順位が高くなるかもしれませんが、2021年時点では他サイトの運用に力を入れる方が集客面からはお勧めです。

治療院がポータルサイトの集客力を最大限まで高める方法

ポータルサイトの集客力を最大限まで高める方法は「機能をフル活用する」に尽きます。

多くのサイトにはクチコミ機能がついていると説明しました。このクチコミ数やクチコミ評価によってランキング付けされているケースも多いので、クチコミをなるべく集めることは効果の最大化につながります。

またホットペッパービューティーにはブログ機能がついています。ブログ機能で常に情報を発信しつづけることも集客効果を高めてくれます。

鍼灸コンパスには「施術例」という項目があります。これは非常に面白い機能で、1つの症例を「これまでの経過」「鍼灸院としての診断」「治療方針」「治療内容」「治療経過」などに分けて解説出来るのです。

これにより様々な症状名での集客も期待できます。

以上のように各ポータルサイトごとに独自の機能がある場合があるので、その機能をフル活用して集客力を最大限まで高めていきましょう。

まとめ

2021年最新版の「新規集客できる治療院系ポータルサイト」について徹底解説してきました。

総じて「クチコミ」が重要であることがはっきりしています。クチコミを数多く集めることがポータルサイトで集客に成功するコツです。

ただ現在はこうしたポータルサイトだけでなくグーグルマイビジネス部分にクチコミを集めることも必須になりつつあります。なので様々なポータルサイトを同時に運用することは、クチコミが分散してしまい集客効果が薄れてしまいます。

最初は何か1つのポータルサイトだけに力を入れて、そのサイト運用が安定したら別のサイトも利用してみるのが良いでしょう。

またエキテンなど治療院にとってレッドオーシャンであるポータルサイトではなく、EPARK接骨・鍼灸など参入の余地がるポータルサイトに力をそそいでみることも1つの方向性です。

新しいポータルサイトが集客に有用かどうかを判断するときは、「地域名+業種名(整体・整骨院など)」で検索1ページ目に来ているかどうかを基準にしてください。

もし1ページ目に来ているのであれば、今回紹介したポータルサイトではなくても集客効果を期待できるでしょう。

今回の記事を参考にして、どのポータルサイトをどのように活用するかを決めてみてください。

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO
治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。