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50件以上の治療院を患者として経験したからわかる、通いたい治療院・通いたくない治療院の初回施術

私は仕事とは関係なく、様々な治療院で施術を受けたことがあります。

その数50件以上。整体院・整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック etc よくもまあこんなに施術を受けにいったものです。

受けにいくのはもちろん、症状改善のため。私は仕事で座っている時間が多く、かつパソコンを長時間使うので、肩こり・腰痛が慢性化してしまっていました。

その症状の根本改善のため、自分に合った治療院を探し続けていたわけです。

この50件以上の治療院へは、1回で通うのを止めてしまった院、数回通ってけれども途中で止めてしまった院など、様々あります。

その経験の中で、私が経験から感じた「通いたい治療院・通いたくない治療院」についてお話していこうと思います。

私の立場

私は集客の仕事をしていますが、あくまで「患者として」治療院に向き合ったことを今回お話します。

マーケティングの理論に基づいたことではなく、あくまで一患者としての経験から感じたことです。

集客の専門家の意見ではなく、患者としての率直な感想だということを前提に読み進めていただければと思います。

原因ははっきりと教えて欲しい


私は慢性症状で悩んでいて、何が問題なのかを知りたかったので、治療院にははっきりと原因を教えて欲しいと思っていました。

それは施術前でも施術後でも良いのですが、初回の施術時どこかのタイミングで原因を明確にしてもらえると、安心しました。

原因を明確にして欲しいというのは、原因を1つに絞って欲しいということではありません。

原因が複数あっても良いので、「あなたのこの痛みは、これとこれとこれが原因なので、この3つを整えることが最優先です」などを聞きたいという気持ちがありました。

病院に行っても原因を教えてくれることがなく、湿布・薬を出されて終わりのケースがほとんど。

原因がわからないことに、モヤモヤを感じてしました。

なので治療院には、はっきりと原因を教えてくれるかどうかを求めていたと思います。

ざっくりとした施術回数を教えて欲しい


また私は、今困っている症状に対して、ざっくりで良いので必要な施術回数も教えて欲しいと思っていました。

初回施術の後に、「あくまで目安ですが、だいたい週に1回通ってもらうと、2か月くらいでかなり症状は良くなると思います」など聞かせてくれると、私は「次も予約して来て見よう」と思っていました。

施術回数をはっきりと伝えることができないことは私もわかっています。

仮に治療院側が提示した施術回数以上になっても、私はそれを責めるつもりは一切ありません。

ただ「治療家が自分の経験に基づいて、責任をもって何かを提示できるのか」ということを、私は重視していたのかもしれません。

行なう施術の意味を教えて欲しい


整体や鍼灸、カイロなどで、様々な技術で身体にアプローチします。

私はそのアプローチ1つ1つの意味を教えて欲しいと思っていました。

例えば頭を触る時に、「これは何のためにやっているのか、これを行うと身体にどんな変化が起こるのか」を教えて欲しいと思いました。

ただ流れ作業で頭を触られるだけだと意味がわかりません。意味がわからないのに施術されているのは、とてもストレスでした。

私は商品をなるべく理解しておきたいというタイプなのでしょう。

パソコン買うとき、家電を買うとき、その商品についての機能を調べてからでないと買いたくありません。

施術に対しても同じように感じていたのだと思います。

自分の生活の改善点を教えて欲しい


私は出来ることはなるべくやっていきたい、と考えるタイプです。

症状改善のために、私の生活や行動で変えた方が良いことがあるなら、なるべく変えていきたいと考えます。

なので治療院からは、自分の改善点や行うべきケアを教えてもらいたいという気持ちは強かったです。

施術が終わってはいオシマイではなく、「このような身体のクセがあるから、ここをこう直していきましょう」とか、「立ち方・座り方をこう気を付けましょう」などを色々教えてくれると、非常にありがたかったです。

もちろん効果は実感したいけど・・・・

もちろん初回時の施術で効果は実感したいです。

ただその効果も、主訴の改善ではないことでも良かったです。

例えば慢性腰痛改善で治療院に行く。施術を受ける。腰痛の痛みはそれほどひいていないけども、体の可動域が広がっていた。その時に「この可動域が広がっていくのが腰痛改善の最短の道です」など説明があれば、私は納得していました。

主訴以外の効果でも、それが主訴改善につながるものだとわかれば、「初回時の効果実感」であると認識していました。

私の場合「教えてくれるかどうか」が重要だった

こうして振り返って自分のことをまとめてみると、私は治療院に「教えてくれる」ということを一番求めていたようです。

これはあくまで自分の経験上の話なので、他の人はまた別のことを一番に求めているでしょう。

しかしこの「教えてくれる」というのは、治療院への信頼を構築するとても重要な行動であると私は思います。

言葉にしないとわからないことはたくさんあります。

よく「施術を受けてもらえればわかってもらえる」という治療家さんがいますが、それは間違っていると思います。

施術を受けて患者さんが感じたことが良い感情であっても、治療家側が患者さんに感じて欲しい感情とは違っているケースはたくさんあります。

信頼構築には言葉が重要。コミュニケーションが重要。言葉にするから伝えられることがある。

私個人の経験談ではありますが、参考にして損はないと思います。

ぜひ「患者目線では何を考えるものなのか」というは、深く考えてみてください。

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO
治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。
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