治療院の集客においてMEO対策の必要性が年々上がってきており、2021年現在ではSEO対策よりもMEO対策の方が治療院にとっては有効になりつつあります。

【2021年版】治療院集客でSEO対策以上にMEO対策が重要である理由

ホームページをお持ちの治療院で「MEO対策が重要だとわかっているけど、どうしてもSEO対策を優先してしまう」方、いらっしゃいませんか? 2021年現在、治療院のネット集客…

MEO対策自体の解説はインターネット上に数多く存在しますが、「治療院だから行うべきMEO対策の情報」はほとんど情報がなかったり、あったとしても役に立たないものだったりします。

「MEO対策の基本はなんとなくわかっているけど、治療院としてやるべきMEO対策の内容を知りたい」こんな治療院さんのご要望は多いと思います。

そこで今回は、MEO対策の基本方法の解説に加えて治療院がやるべき3つのコツについて詳しく説明を行います。

これを読んでいただければ、SEO対策ではできないような症状やキーワードでの集客も見込めるようになりますし、治療院としてどんなMEO対策を行うべきかがわかり、実際に対策を出来るようになるでしょう。

MEO対策とは

MEO対策というのはMap Engine Optimization(マップエンジン最適化)のための対策で、最も簡単に説明するなら「Googleマップに登録されている治療院の検索順位を狙ったキーワードでアップさせる対策」ということです。

SEO対策はホームページの順位をグーグルやヤフーなどの検索エンジン内で上げていく施策ですが、MEO対策はグーグルマップ内での検索順位を上げる施策だということです。

MEO対策のメリット・重要性

パソコンやスマホでグーグルを使って地域のお店や治療院を検索すると、純粋な検索結果の上にグーグルマップが表示されます。だいたいグーグルマップで3つの店・院が表示されるので、この3つに入ることが出来ればホームページのアクセス増や集客アップが見込めます。

※ちなみこの3つの枠を「ローカルパック」と表現します。

SEO対策で表示させられる位置よりも目立つ場所にお店や院の情報を掲載することが出来るため、SEO対策よりもMEO対策の方が集客には有効になりつつあります。

ホームページよりも前にグーグルマップの方が先に見られるとわかれば、MEO対策がどれだけ重要か理解しやすいのではないでしょうか。

MEO対策による集客効果の一例

MEOの集客効果の一つの例をご紹介します。

治療院は競合が多いためくしっかりとした内容のマーケティング型ホームページを作成することが集客の土台となりますが、MEOの効果を試すため。とある整体院で実験を行いました。

「ホームページの内容はそこそこで、グーグルマップの自院ページに徹底したMEO対策を行う」という実験です。

結果は月10名の新規集客。広告費はなしでこの結果です。

治療院の施術料金にや競合次第よってこの数字は上下するとは思いますが、MEO対策だけでここまで集客効果が出るケースがあることは知っておいて損はないと思います。

MEO対策の基本方法解説

治療院としてのMEO対策のコツを説明する前に、MEO対策の基本方法を解説します。

ここを正確に理解しないと、治療院独自の対策がわかりにくくなりますので、すでに知っている方がいらっしゃるならご了承ください。

解説するのは次の項目です。

基本情報の正確な入力
ビジネス情報の内容
提供商品の設定
写真の追加
定期的な情報の投稿
口コミ集めと返信
その他院情報
サイテーション

基本情報の正確な入力

グーグルマップに自院の情報を掲載するには、グーグルマイビジネスに登録して院の基本情報を登録する必要があります。

この基本情報を「正確に」入力することがMEO対策の基本となります。

ここでいう基本情報は「院名」「定休日」「住所」「電話番号」「定休日」のことを指します。

NAP情報を統一することが「正確な情報」になる

Name(会社名・店舗名)
Address(住所)
Phone(電話番号

この3つの情報を合わせて「NAP情報」と言います。

インターネット上には、ホームページや様々なポータルサイト・クチコミサイト・SNSなどに院の情報が存在します。

グーグルマイビジネスを含むこれらのサイトにおけるNAP情報の表記を統一することがMEO対策には重要です。

というのもこの表記にブレがあると、グーグルによって別の院だと認識され、知名度が低い=重要ではないと判断されてしまう可能性があるからです。

注意するべき点は次のようなことです。

  • 院名
  • 数字やアルファベットか大文字か小文字か
  • ビル名があるかないか
  • 番地の表記方法
  • ‐(ハイフン)なのか~(波線)なのか

このあたりがサイトごとにブレることが多いので、すべてを同じ表示にしておきましょう。

院名などはグーグルマイビジネス上で「【腰痛・肩こり・頭痛】○○整体院」などのように院名以外に様々な言葉をつけたくなりますが、これはNGでグーグルに許可されません。

グーグルマイビジネス上では院名だけのシンプルな表記にしておきましょう。

ビジネス情報の内容

グーグルマイビジネスでは、「ビジネス情報の内容」という部分で治療院の説明を750文字まで行うことが可能です。

ここをなるべく文字数限界まで使って説明を行うことがMEO対策に必要です。

750文字を作るのが大変だから、ホームページや口コミサイトの内容をコピペしたくなるかもしれませんが、それは避けてください。

他コンテンツのコピペはペナルティになり、MEO対策の逆の効果になってしまいます。

あなたの治療院の説明と、グーグルマイビジネスだけのオリジナルの文章で作成して掲載しましょう。

提供商品の設定

グーグルマイビジネスには提供商品を登録することが出来るので、ここも必ず登録しておきましょう。

提供商品の登録では、「写真」「サービス名」「カテゴリ」「価格」「商品の説明(1000文字まで)」「ボタンの追加」の情報を掲載することが出来ます。

ボタンの追加以外は必ず埋めるようにしてください。

特に商品の説明部分が面倒だから省いてしまう院が多いのですが、ここでしっかりとテキストで説明することはMEO対策の基本です。必ず記載しましょう。

説明を記載する時は、ホームページやポータルサイトで使っている文章をコピペするのではなく、オリジナルの文章を掲載することがポイントです。

ボタンの追加部分は、ホームページなどでWEB予約・WEB問い合わせページがあるなら、そのページへのリンクを設定しておきましょう。

写真の追加

写真は「店内」「外観」「職場」「チーム」「ID情報」の5つの項目に分かれています。

店内と外観はどんな写真を登録すれば良いかはわかると思いますが、問題は残りの3つです。とてもわかりにくいです。

「職場」はあなたの施術シーンの画像を登録しておきましょう。

「チーム」といっても1人治療院の場合も多いです。ここはスタッフ写真の部分だと思っておけばOKです。なので1人治療院の場合は、あなたのポートレイト写真を掲載すれば良いでしょう。

「ID情報」という部分では「カバー」という名前で写真の登録をすることが出来ます。これは「お店やサービスの魅力が伝わるものをお選びください。」と説明されていますので、治療院の場合は施術シーンの写真を追加しておけば問題ありません。

写真の枚数について

写真の登録時に疑問として出てくるのが「何枚登録すれば良いのか」という問題です。

ここで知っておくべきことは、「写真の多さがMEO対策になるわけではない」ということです。

各項目1枚ずつあれば十分です。

もちろん色々な写真を追加しても問題ありません。

定期的な情報の投稿

グーグルマイビジネス部分ではホームページのブログ機能のように、最新情報を投稿できる部分があります。

ここを活用することもMEO対策の一環です。

投稿機能では「COVID-19の最新情報」「特典を追加」「最新情報を追加」「イベントを追加」「商品を追加」の項目があります。

活用していただきたいのは「最新情報を追加」です。ここをブログのように使って院から患者さんへ情報を発信しましょう。

「最新情報を追加」では「写真(動画)」と「説明」と「ボタンの追加」の3つを追加できます。

ボタンの追加は任意なので追加してもしなくてもOKです。

ただ投稿する際は写真と説明だけは必ず掲載しましょう。

よくあるNGパターンは「写真だけ投稿して説明を省く」というものがあります。

画像加工した写真に情報を載せているので説明を書く必要がないとお考えかもしれませんが、きちんとテキストで説明をすることがMEO対策にとても重要です。

口コミ集めと返信

グーグルマイビジネスでは、患者さんがクチコミを投稿する機能とクチコミに返信する機能があります。

患者さんからのクチコミを集めて、そのクチコミに対して返信を行うことがMEO対策となり非常に重要です。

ここではクチコミの数が多ければ多いほどMEO対策になると考えてください。

クチコミの集め方

残念ながら口コミは何もせずに集まるものではありません。治療院側から患者さんへ何らかのアクションを行うことが必要になります。

単純に言えば「患者さんひとりひとりに『口コミを書いてください』とお願いする」ことが必要だということです。

しかし患者さんクチコミを投稿する方法を知らないと行動に移すことが出来ません。

なのでこれを読みながら行動すれば投稿できるという「クチコミ投稿マニュアル」みたいな資料やデータを作成してお渡しすると良いでしょう。

グーグルではクチコミを集めるために、ユーザーがクチコミを書くためのリンクを作成することを推奨しています。

口コミを書くためのリンクをQRコードにして患者さんに渡し、スマホでQRコードを読み取ってもらい書いてもらうなども可能です。

その他院情報

これまで紹介してきたものの他にも、グーグルマイビジネスに細かい情報を設定することが可能です。

  • サービス提供地域
  • 特別営業時間
  • 予約リンクの設定
  • 属性
  • 開業日

これらの情報で掲載できるものがあれば掲載しておくと、MEO対策としてプラスに働きます。

なかには掲載できる情報がない場合もあるでしょう。その時は無理に何かを掲載する必要はありません。マイナスにはなりませんのでご安心ください。

サイテーション

グーグルマイビジネスに何か情報を登録する作業ではないのですが、サイテーションというものもMEOに影響します。

サイテーションとは「引用・言及」と訳され、簡単にいうと「あなたの治療院が色々なWebサイトで引用されたり言及されていると、MEO対策につながっていく」というものです。

例えばAさんがブログを運営しており、そのブログであなたの治療院が紹介されるとします。

この前良い整骨院見つけました!とっても気持ちよかったです!

○○整骨院
〒○○○-○○○〇 東京都練馬区練馬3丁目○○−○○
電話:○〇-○〇○〇-○〇○〇

こんな風に、良い内容と院名・住所・電話番号などが紹介されているものがサイテーションだとご理解ください。ブログだけでなくSNSで言及されていてもサイテーションになります。

どんな業種でも行うべき対策

以上が治療院に限らずどんな業種でもMEO対策として必ずやっておくべき基本方法です。

一番気を付けていただきたい部分は、NAP情報の部分です。

基本情報の正確な入力が出来ていない治療院が多いので、ここは優先して対処しておきましょう。

治療院がやるべきMEO対策3つのコツ

これまではどんな業種でも行うべきMEO対策の基本について説明を行ってきました。

これからは治療院に特化したMEO対策をお話していきます。

①様々な症状のクチコミを集める

MEO対策で可能でSEO対策で不可能なのは、椎間板ヘルニアや自律神経失調症などの病名での検索で上位に表示させることです。

それはグーグルの健康アップデートにより、「YMYL」と「E-A-T」という厳しい基準がSEO対策に設けられたためです。

治療院がホームページSEOで確実に対策しなければならないYMYLとE-A-T(健康アップデート)を徹底解説

グーグルの健康アップデートによって、ホームページの検索順位が落ちて困っている治療院は多いと思います。 グーグルは「こういうコンテンツのホームページを上位表示させ…

しかしMEO対策では2021年時点では、それらは設けられていないので、病名での対策が可能です。

特に最も効果的なのが、それぞれの病名に関したクチコミを集めることです。

集めれば集めるほど「地域名+病名」でのグーグルマップ内での順位が上がっていきます。

②病名・症状名をHPのトップページ記載する

①にも関係するのですが、病名や症状名でMED対策をするときには、グーグルマイビジネスの運用だけでなくホームページの内容の見直しも重要となります。

というのもグーグルマップでの検索アルゴリズムでは、ホームページのコンテンツも影響するからです。

実際にローカルパック部分には「ウェブサイトでの記載 」というものが表示されています。これはMEO対策としてホームページが使われていることを表しています。

MEO対策が内容をチェックするのは、グーグルマイビジネスに登録されているURLのページです。

つまりトップページが一番影響力が強いことになります。

①で病名・症状名のクチコミを集めつつ、ホームページのトップページでもそれらの症状キーワードを入れておきましょう。

③ビジネス情報の内容に治療院ならではのキーワードを入れこむ

MEO対策の基本方法の1つとして、「ビジネス情報の内容」が750文字で説明できるとお話しました。

この部分になるべく治療院ならではのキーワードを自然な文章で挿入することが、治療院としてのMEO対策につながります。

特に効果的なのが、ニッチな病名や症状名をこの部分に掲載することで、①②と組みあわせることで、グーグルマップ検索の1位を安定化させることも不可能ではありません。

治療院は禁止事項に注意

MEO対策ではSEO対策では出来ないことが対応可能とお話しましたが、それでも禁止事項があります。

一般的な広告規制のように、院からの公式な説明として「○○が治ります」などのような表現は規制されてページが消されてしまうこともあります。

2021年現在だと「ワクチンは危険!」とか「コロナは存在しない」などの言説も良くない内容です。

また治療院でよくあるのが、「著作権違反の画像を載せてしまう」というものがあります。

ネットに掲載されている画像はフリーで使えると思っている方がいますが、基本的には画像には著作権があります。(フリー素材サイトの画像は除きます)

他サイトからひっぱってきた画像を自院のグーグルマイビジネスのページに使うなどは絶対にNGですのでご注意ください。

参考:禁止および制限されているコンテンツhttps://support.google.com/contributionpolicy/answer/7400114?hl=ja

まとめ

MEO対策の基本方法解説と、治療院がやるべきMEO対策3つのコツについて詳しくお話してきました。

最後にまとめてして、今回の記事で重要なことを2つにまとめます。

ポイント

①まずはどの業種にも当てはまるMEO対策の基本方法をしっかりと行うこと。

②それから治療院MEO対策としての3つのコツを実施すること。

この2つを行えば、グーグルマップ検索で3位に入ることが出来るでしょうし、徹底的に行えば1位を安定してキープすることも可能です。

当社としては、特に治療院さんにはクチコミ集めに注力をして欲しいと思っています。

MEO対策の研究のために様々な地域での検索結果を確認していると、クチコミ数の多い治療院の方が有利であることは間違いないと言えます。

地道な作業ですが、その地道な作業があなたの院の集客を安定させてくれます。

今回の記事を参考に、今すぐ治療院のMEO対策を行ってみてください。

MEO対策

現在はスマホで情報を検索する人が約90%ほど。スマホでグーグル検索をすると、SEO対策できる純粋な検索順位より前にグーグルマップが表示されるようになっています。 な…

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO
治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。