整体院は自費での施術を行う治療院ですが、整骨院・鍼灸院・カイロプラクティック院なども自費の施術を行っているため非常に競合が多い業種です。

そのため「お金をかけてホームページを作成したのになかなか集客につながらない」という悩みを抱える整体院が多くなってきます。

整体院の経営・集客は他治療院と比べて強みがないので、開業前からしっかりとコンセプトを考え、エリア研究に基づいたターゲット決めを行い、他治療院よりもお金をかけて宣伝・集客を行っていかないと経営が成功しません。

一番失敗しやすい経営パターンが「治療院コンサルタントの言葉に惹かれて、急に高額な自費施術を始めた」というケースです。

今回はそんな競合の多い整体院のために、甘言に惑わされてしまった整体院のために、整体院経営・整体院集客で失敗しないためのコツをご紹介していきます。

お話するのは様々な内容で多岐にわたります。

「治療院業界内の整体院の立ち位置」から「業種としての整体院の強み」「施術料金が経営集客に与える影響」「整体院が集客に成功するために力を入れなければいけないこと」などを一つ一つ詳しくお話していきます。甘い内容ではなく、かなり現実的に整体院が成功するために必要なことをお伝えします。

現実的な内容だから、この記事を読むことで、整体院の経営集客が上手くいっていない方は「今何をすべきか」がわかり「実行」に移すことが出来るでしょう。

①整体院の立ち位置について考える

まずは整体院が治療院業界でどのような立ち位置にあるのかを理解しましょう。

治療院を4つ分けると、整体院・整骨院(接骨院)・鍼灸院・カイロプラクティック院の4つに分類されます。

整体院は自費の施術を行う治療院ですが、最近は整骨院や鍼灸院であっても自費の施術がメインとなりつつあります。

つまり以前なら整体院というのは「保険治療では出来ない高度な治療を行う場所」であったのですが、今はそのよう立ち位置はなくなり、整骨院や鍼灸院・カイロプラクティック院とやることが変わらない業種となったしまったのです。

業種としての整体院の強み

整体院が他の治療院と行うことが変わらなくなってしまった一方で、整骨院や鍼灸院・カイロプラクティック院はその業種ならではの強み・特徴を押し出すことが可能です。

整骨院には保険治療があります。

鍼灸院は東洋医学である鍼灸を行えることが強みです。

カイロプラクティック施術には国際規格があり、自律神経を整えることに定評がありますし、アメリカなどでは医師と並ぶ地位にあります。

しかし整体院にはそのような強みがない。整体院だから出来ることというのがないのが現実です。

強みがない、だから経営や集客に他の業種よりも力を入れなければ成功できない。これが業種としての整体院の立ち位置なのです。

治療院の他業種よりも、整体院が成功するにはいっそうの努力が必要だと知っておいてください。

②開業前からコンセプト・ターゲットを明確にする

整体院が他の治療院よりも努力すべき最初の項目は、「コンセプト」や「ターゲット」を明確にすることです。

「コンセプト」「ターゲット」という言葉からは、大手企業の宣伝やCMで使われているフワっとしたイメージの言葉を思い浮かぶかもしれませんが、地域ビジネスである整体院にとってのコンセプト・ターゲットは、徹底して現実的な内容です。

「コンセプト」を決めるとは

コンセプトというのは「全体を貫く基本的な観点・考え方」を意味しします。

整体院にとってのコンセプトというのは、「整体院として何をしたいのか」ということを明確にすることです。

  • 重い症状で悩む人を良くしたい
  • 癒し(リラクゼーション)を提供したい
  • 治療とリラクゼーションの両方を両立したい

この3つのどの方向にするか決めることもコンセプトを決める一環です。

ただここからより深く掘り下げることが重要です。

重い症状で悩む人を良くしたい

「重い症状」とは具体的に何の症状なのか
なぜその症状を治したいのか

治療とリラクゼーションの両方を両立したい

どれくらい重さの症状を治療したいのか
リラクゼーションと両立させることに意味はあるのか

なぜここまで掘り下げる必要があるかというと、日々の経営の中で行う宣伝や集客で、見込み患者さんに伝えるべきメッセージがブレないようにするためです。

見込み患者さんに宣伝や集客でブレブレのメッセージを伝え続けるてしまうことは、「あの整体院は何をしているところかわからない」という誤ったメッセージを伝えることになってしまい、避けられてしまうからです。

「ターゲット」を決めるとは

整体院のターゲットの決め方には正解と不正解があります。

先に不正解の方をお話しすると「マーケティングの教科書や大企業のやっているようなターゲットの決め方」をすると地域ビジネスである整体院経営にはNGだということです。

F1層とかM2層とかT層という言葉を聞いたことありませんか?広告業界やマスコミ業界で良く使われる言葉で、F1層 は女性 20~34歳、M2層男性は35~49歳、T層は男女13~19歳を指します。

これらの層にはそれぞれ特徴があり、その特徴に合わせて宣伝や集客を行っていくのがマスコミなのですが、地域ビジネスである整体院が伝える相手は「マス(多数・大衆)」ではなく、「その地域で悩む人」です。

つまり整体院として「ターゲットは30代から50代で、お金に余裕のある女性だ」というターゲットの決め方には意味がないということです。

地域ビジネスの整体院としては、もっと現実的に「どんな悩みを抱えている人に来て欲しいのか」を考えることがターゲット決めに重要なのです。

例えば、

「病院に3か月通って治療を受けたけども腰の痛みが治らず、病院を変えて少し遠い名医と呼ばれる人に見れもらったに治療をしてもらったにも関わらず改善せずに悩んでいる人」

「頭痛体質でひと月にひと箱痛み止めを使っており、頭痛外来でも明確な原因はわからなかったので、頭痛の改善を半分諦めかけている人」

のように、より具体的に「その人のことが想像できる」ようなターゲットを見つけることが整体院には必要なのです。

極端なことを言えば、とある1人の患者さんをイメージしてターゲットを設定することが地域ビジネスには有効だということです。

なぜこのように現実的な人物像を探す必要があるかというと、これもコンセプトと同じように見込み患者さんに伝えるべきメッセージがブレないようにするためです。

30代から50代で、お金に余裕のある女性というターゲットだと、どんなメッセージを伝えるべきか明確になりません。

なぜなら何に悩んでいるかがこのターゲット像だとわからないからです。なのである時は美容の、ある時は健康の、ある時はリラクゼーションの宣伝を行うことになり、見込み患者さんからは「あそこは何屋さんなの?」と思われてしまうことになるでしょう。

コンセプト・ターゲットのまとめ

一旦ここでコンセプトとターゲットの決め方についてまとめておきます。

整体院は他の治療院と比べて強みのない業種である。

だからコンセプトとターゲットは「現実的な人物像」をイメージできるくらい掘り下げたものにして、宣伝集客で伝えるべきメッセージをブレさせないようにする必要がある。

ブレないメッセージを伝えることは、強いメッセージを見込み患者に伝えることが出来る。だから一貫した経営が出来、宣伝や集客も成功しやすくなる。

これが整体院におけるコンセプト・ターゲットの決め方とその重要性なのです。

③場所選び・物件選びを妥協しない

整体院のコンセプトとターゲットは場所選び・物件選びにも強く影響し、これが適切でないと集客で苦労することになります。

場所選び・物件選びの基準をご説明いたします。

リラクゼーション整体院の場合

リラクゼーション施術がメインの整体院の場合、場所選び・物件選びで重要なことは「アクセスのしやすさ」です。

リラクゼーションを受けに来る人というのは、悩みが深いわけでなく「今日疲れたから癒されたいな」という感覚を持っています。

リラクゼーション整体を利用する人は、時間をかけてそこまで行く気にはなりません。

仕事帰りに施術、空いている時間の隙間に施術、買い物ついでに施術、通勤途中の駅で降りて施術。こういう感覚なので、その院に行きやすいかというのが非常に重要になるのです。

都市部であれば駅の近くであることが重要です。可能であれば路面店でしょう。マンションやビルの上でも許容範囲ではありますが、その場合は面する通りに必ず目立つような看板を設置することが必須です。

リラクゼーション整体院の患者層は、新規層と1・2か月に1回通うような人(中には半年に1回程度)がほとんどなので、週に1回メンテナンスしにくるような濃いファンは少なくなります。

そのためやはりアクセスしやすい場所に院を構えることがなにより重要だと言えるでしょう。

都市部以外のリラクゼーション整体院なら、「目立つ」「駐車場が広い」「明るい」などの条件に適した物件・場所選びが集客に直結します。

国道沿いで車通りが多く、大きな看板で整体院であることが一発でわかる。また駐車場が複数ありちょっと寄っていけるような雰囲気になることで新規層を獲得しやすくなります。

リラクゼーション整体院の場合、物件・場所選びはイコール宣伝であると考えておくべきでしょう。

治療系整体院の場合

治療系整体院の場合でも、物件・場所選びは集客に影響するので非常に重要です。

ただ世間一般で言われているようなこと、コンサルタントが言っていることを鵜呑みにすると失敗する可能性があるので要注意です。

よくある間違いは「治療系整体院の集客は場所は関係ない」というものです。

治療系整体院であってもアクセスしやすさは新規数の増減に影響します。都市部であれば駅の近くの場所というのは新規集客に有利です。

例えば都市部の治療系整体院の場合、ひどい腰痛で悩む人が最初に選ぶのは駅から2分にある院と、駅から徒歩20分の院どちらでしょうか?多くの場合は前者を選ぶでしょう。

一方で地方都市の場合は車社会であるので、都市部ほど物件・場所選びの新規集客への影響は強くありませんが、多少は影響することは覚えておいて損はないです。

国道沿いの目立つ場所に院を構えることがそのまま宣伝になるので、マンションの一室の整体院よりも圧倒的に新規集客コストは下がります。

アクセスのしにくさはメンテナンス患者を減らす

治療院系整体院の経営では、メンテナンス患者(月に1回通ってくれる患者層)を増やすことが安定につながります。

100人のメンテナンス患者がいる整体院の場合、100回の施術が毎月約束されているので売り上げ的にもあなたの精神的にも安定します。

しかしアクセスのしにくさはメンテナンス患者を減らします。

あなたの整体院が、どこで治療を受けても改善しないような症状で悩む人が駆け込んでくるような院だとしましょう。

噂を聞きつけて1時間以上かけて遠くから来てくれる患者さんもチラホラします。

そういう人は本気で治したいので、症状改善まではきっちりと通ってくれます。

しかし改善後のメンテナンスには来てくれません。遠すぎるからです。

またひどい症状が出たら再来院の可能性はありますが、メンテナンスのために1時間以上かけることはないのです。

もちろん例外はあり、1時間以上かかってもメンテナンスに来てくれる人もいますが、そうでない人が圧倒的多数です。

駅から遠いようなアクセスしにくい物件・場所で整体院を開院する場合は、「メンテナンス層をどう増やすか」までしっかり対策を考えておくべきだと言えるでしょう。

④施術メニューを検討する

リラクゼーション整体院であろうと治療系整体院であると、施術メニューの内容と料金を、様々なリスクを踏まえて検討することは集客数に直結するので、経営安定のためにとても重要な要素です。

料金について

施術料金は一度決めるとなかなか変更しにくいにも関わらず、料金次第で新規数・リピート数に影響するため慎重な検討が必要な部分です。

参考事例を挙げます。

初回施術が1万円で2回目以降が8,000円の整体院A。初回はオファーで1,980円で提供します。

初回施術が6,000円で2回目以降が5,000円の整体院B。初回オファーで2,980円で提供します。

この2つの集客を比べると、Bの方が新規集客コストは圧倒的に安く、かつリピート率も高いです。

なぜなら「症状を治したい」と思って整体院を選ぶ際に、患者さんは自分が何回通えるかまで想定するからです。

整体院A、整体院Bともに「3か月間週1回通ってください」という考えだとしましょう。

施術回数は12回となり、最初はオファー価格ですが残り11回は定価です。

Aの場合は、1,980円+8,000円×11回=89,980円となります。

Bの場合は、2,980円+5,000円×11回=57,980円となります。

その差は32,000円。これはかなり大きな差となります。

家族があり、家のローンを払い、子どもの教育費もためなければいけない。そんな人なら当然AよりもBを選びます。

もしかしたら整体院Aは選択肢にすら入っていない可能性もあります。

もちろん高額な施術にすることも一つの選択肢ではあります。しかしただ高額にするだけでは患者さんは選んでくれません。

その料金を納得させるだけの宣伝や口コミが必要になることを理解したうえで決めてください。

⑤新規集客法のコンテンツを磨くことに妥協しない

整体院としての立ち位置を決め、コンセプトやターゲットも絞りこみ、そして施術料金まで決まりました。

次に行うのは「新規集客」です。

整体院にとって有効な新規集客法はいくつもありますが、ポイントは「コンテンツを磨くことに妥協しない」ということにあります。

整体院は整骨院や鍼灸院と違って「整体院だからできること」がありません。

そのためにコンセプトやターゲットを徹底して検討ました。それを新規集客法に落としこんでいく必要があるのです。

コンセプトやターゲットにメッセージが伝わるようなコンテンツにすることは大前提であり、それに加えて「これだけは継続して集めて掲載すべし」とういうコンテンツがあります。

整体院に有効な新規集客法

整体院に有効な新規集客法をご紹介します。

①ホームページ
②チラシ
③グーグルマイビジネス(MEO対策)
④ホットペッパービューティー
⑤エキテン

①のホームページを持つことは整体院の新規集客の大前提であり、同時にグーグルマイビジネスに登録してMEO対策をすることもほぼ必須だと言えるでしょう。

チラシは開業時には必ず撒き、可能であれば継続して撒く方が、経営・集客は圧倒的に安定します。

ホットペッパーとエキテンですが、お金を払って集客につなげたいのであればホットペッパービューティーのがおススメです。

これだけは継続して集めて掲載すべきコンテンツ

整体院が集客を安定させるために、「これだけは継続して集めて新規集客方法に掲載すべし」というコンテンツが複数あります。

①患者さんの体験談・顔写真

患者さんの体験談や顔写真、つまり実績を常に集めて掲載していくことは整体院の新規集客に最も重要なコンテンツです。

特に高単価の施術を提供したい場合は、地域一になるぐらい体験談と顔写真を集めるぐらいはしておきましょう。

患者さんの体験談は、可能であれば手書きの体験談を書いてもらう。それを患者さんの顔写真付きでHPやチラシなどで紹介させてもらう。これを継続していくことで、毎月の新規集客数は増えていき、高水準で安定するようになります。

注意していただきたいのは、途中で体験談と顔写真を集めることを止めてしまうことです。

ある程度集客できるようになると収集を止めてしまう整体院さんが結構多いです。

しばらくはそれでも集客できるのですが、他の院が頑張りだすとドンドンと新規数が落ちていってしまいます。

毎月高水準の新規集客を保ちたい場合は、「体験談と顔写真収集を継続すること」これを忘れないでください。

②メディア取材・掲載

雑誌やテレビなどのメディアに取材・掲載されたことを新規集客法に載せることは新規集客力をアップさせる要因の1つです。

テレビなどの取材を意図して実現することは難しいでしょうが、雑誌掲載の営業電話は頻繁にかかってくると思います。

女性誌から健康雑誌まで、様々な営業電話があるでしょう。そのなかで数万円で掲載できる雑誌があるのであれば、迷わず利用することをおススメします。

雑誌に掲載されたことで新規は増えませんが、掲載されたことを上手く宣伝に利用することが出来ます。

たとえば「○○に取材され、”腰痛のゴッドハンド”として紹介されました」のようにホームページやチラシで使えれば、見込み患者さんへの訴求になります。

「あんなのただの広告じゃん」とバカにしないでください。

整体院は競合がありすぎて、患者さんはその中から1つを選ぶために色々な院を見比べています。

そんな時に「ここなら安心だ」と思わせる力のあるものが、メディア掲載なのです。お金で掲載できるなら必ず実施した方が良いでしょう。

③医師・医療従事者の推薦

お医者さんや同業以外の医療従事者からの推薦があるのは、新規集客法を強化することにつながります。

ただしこれはかなり難しく、推薦を得るには運の要素が強いです。

お医者さんが来院してくれるようになって、信頼関係を築いて、推薦文をいただけるようになるのがベストな方法でしょう。

中にはとある治療院コンサルグループでは、お金を出して医師の推薦を可能にするところもあるようです。

もしあなたの院に医師との接点が出来、信頼関係を築くことはできるのであれば、チャンスを逃さないでください。

同業以外の医療従事者というのは、「看護師」「放射線技師」「歯科医師」などのことを指します。この方々との接点も見逃さないでください。

④芸能人・タレントの推薦

芸能人やタレントの推薦などを掲載することは、非常に強力な集客力を発揮します。

一般的には芸能人・タレントの推薦というのは、営業電話やメールが雑誌社などからあります。

そこでお金を払って芸能人に取材してもらったり、対談したりします。

他には芸能人の所属事務所と専属契約して、「所属タレントに月に〇回無料で施術をさせていただきます。その代わり施術を受けた時はSNSなどで紹介してください」みたいなことをします。

大手整骨院グループでは、この芸能人の推薦を数多く集めたホームページを作っています。この方法は訴求力が強く、かつSEO対策の健康アップデートの内容にひっかかりにくいからです。

※治療院の健康アップデート・ymylについては下記記事をご参考ください。

治療院がホームページSEOで確実に対策しなければならないYMYLとE-A-T(健康アップデート)を徹底解説

グーグルの健康アップデートによって、ホームページの検索順位が落ちて困っている治療院は多いと思います。 グーグルは「こういうコンテンツのホームページを上位表示させ…

経費ではなく投資

紹介した4つの「これだけは継続して集めて新規集客方法に掲載すべきコンテンツ」ですが、どれも集めるのに労力が必要だったり時間やお金がかかったりします。

そうした時間・費用・労力を「経費」と捉えると、動けなくなってしまいます。

こういうコンテンツは新規集客力をアップさせ、経営を安定させるツールです。経費ではなく「投資」として考えるべきでしょう。

投資は開業前から行っておくことが重要です。

例えば開業前の準備段階から家族や友人に施術を受けてもらい体験談を書いてもらうことは、開業時の集客スタートダッシュを成功させるるでしょう。

出来る事をコツコツと、チャンスが来たら逃さない。そんな気持ちを持って新規集客のコンテンツを強化していきましょう。

⑥リピート率を上げる力を身に付ける

整体院の経営者がおろそかにしがちだけれども、経営安定に非常に重要なのが「リピート率」です。

整体院は新規集客に力を入れる傾向にはあるのですが、リピート率を上げる施策を後回しにしがちです。

しかし整体院というビジネスは、「リピートをいかに増やすか」が経営を安定させるキーとなります。

またリピートを考える際に重要なのが、整体院には3つの患者層がいるということです。

「新規層」「治療期間層」「メンテナンス層」の3つで、この3つの層を前提にリピートの技術・システムを作り上げることが安定に直結します。

治療院の経営を安定させるために必須な「3つの患者層」の考え方をまとめます

「毎月の売り上げが読めなくて不安」「売り上げを一定数、毎月安定して確保したい」こんな想いを抱えている治療院さん多いのではありませんか? 治療院という仕事は人を救…

リピート率を上げる要素

整体院の患者のリピート率を上げたりメンテナンス層を増やすためには、次の3つの要素を考える必要があります。

①技術力
②接客力(コミュニケーション力)
③施術メニュ

理想を言うと、この3つのをバランスよく実現することで最もリピート率を上げやすくなります。

ただし整体師個人のスキルや向き不向きがあるので、バランスよくというのは現実的に難しいでしょう。

まずは出来ることを1つ1つ行っていくことが何より重要になります。

患者層と3つの要素の関係

リピート率を上げる3つの要素と3つの患者層の関係についてお話をします。

まず技術力を磨くことは、新規層を治療期間層に移行させる上でとても重要な役割を持ちます。

1回2回で患者さんが離れてしまう場合は、この技術力を見直してみることをおススメします。

接客力は、新規層を治療期間層に移行させることだけでなく、治療期間層をメンテナンス層に移行させることにも役立ちます。

それぞれのステージで患者さんがどんな悩みを持ち、それに適切なアドバイスや提案・寄り添いができるかどうかが接客力の強みです。

施術メニューは、治療期間層をメンテナンス層に移行させることに役割を持ちます。

痛みで悩んでいた人が痛みで悩まなくなった時に、それまでと同じ施術を受けに来るかというと、そこで来院を終えてしまう人が多いです。

なのでメンテナンスようの施術メニューを準備することで、自然と治療期間層をメンテナンス層に移行させることが出来ます。

まとめると、接客力(コミュニケーション力)を土台として、治療期間層が増えないなら技術力を、メンテナンス層が増えないなら施術メニューを見直すことで、リピート率の改善につなげることが出来ます。

まとめ

整体院の経営・集客で失敗リスクを1%でも減らす6つのコツについて詳しくお話してきました。

今回のお話を要約すると以下のようになります。

要約

整体院は整骨院や鍼灸院とは違い「整体院だからこれが出来る」ということがない。

だから開業前から立ち位置・コンセプト・ターゲットをしっかりと検討することが重要である。

また検討したコンセプト・ターゲットを各種新規集客法に落とし込むことは重要だが、それ以上に「これだけは継続して集めて新規集客方法に掲載すべきコンテンツ」をおろそかにしてはいけない。

そして3つの患者層を知り、どのようにリピート率を上げるのかも考えておく必要がある。

ご紹介したことは、これから開業する整体院さんもすでに開業している整体院さんも、経営と集客を改善につなげるために必要なことです。

今の自院になにが足りないのか、競合院に負けないために何をするべきなのかをまず理解しましょう。

そして不足していることを1つ1つ行っていってください。地道な作業ですが、その地道が必ず整体院の経営・集客の安定につながっていきます。地道なことを継続した院だけが、安定を勝ち取っているんです。

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO
治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。