競合の多い治療院業界で、整体院が集客するにはホームぺージを持つことが大前提となっています。

しかしただホームぺージを作ればいいということではなく、「ターゲットに訴求力のあるホームぺージ」を作らなければ集客にはつながりません。

治療院集客集団WAOでは、以前整体院ではなく治療院全体の一般論として「集客できるホームぺージに必須な8つのコンテンツ」について解説をしました。

治療院がホームぺージで集客するための不可欠な8つのコンテンツ

治療院が競合が多くなりました。多くなった現在でも毎年数が増えています。 競合に集客で負けないためにはホームぺージを持つことが大前提ですが、ホームぺージをただ作っ…

この記事も整体院のホームぺージ集客に役に立つと思いますが、今回はもう少し整体院に特化させて「整体院がホームぺージで集客するために必須な7つのポイント」について解説をしていきます。

集客に困っている整体院や、これから開業予定の整体院さんのホームぺージ作成に必ず役に立つ内容になるでしょう。

前提

集客できる整体院のホームぺージのポイントについてお話する前に、とある前提を理解しておきましょう。

それはスマホ対応のホームぺージは必須であるということです。

パソコンだけに最適化されていて、スマホで見たときには見にくくなっているようなホームぺージの場合、どんなにコンテンツに訴求力があったとしても集客につながりません。

LINE株式会社が2021年上半期に調査したデータでは、インターネットの利用がスマホのみの人が増えてきていることがわかってきています。

・「スマホ」でのインターネット利用者は前回調査と同じく全体の94%。対して「PC」での利用者は43%と前回調査(46%)より減少した。

・「スマホとPC」の併用も41%で前回調査(44%)より減少。「PCのみ」での利用者は変わらず2%となった。

・構成比としての最多は「スマホのみ」での利用者で、53%と前回調査(50%)より増加した。

〈調査報告〉インターネットの利用環境 定点調査(2021年上期)

スマホを使ってネットを使う人が多いということは、スマホでホームぺージを見ることを意味します。

なのでスマホで見やすいホームぺージにしておかないと、そもそも中身を読まれないので集客につながらなくなります。

整体院のホームぺージはスマホ対応が大前提であることは理解しておきましょう。

どれくらい新規集客できるようになるのか

今回解説する7つのポイントをもつホームぺージに仕上げると、どれくらいの新規集客力をもつことが出来るのかについて先にお話しておきます。

治療院集客集団WAOの2021年の実績としては、10人~30人/月となります。

7つのポイントを満遍なく対策できるかどうか、どれかのポイントを深く掘り下げられるかどうかで集客力は変わってきますが、しっかり対策すれば施術単価が高額でも月10人の新患は目指すことが出来るでしょう。

上手くいくと30人までは目指せます。(ただし、すべてが上手くかみ合った場合です)

コロナで景気が悪化していても集客力を高めてくれる7つのポイントを、これからご紹介します。

ポイント①原因を明確に伝える

整体院は自費の施術であるため、そもそものハードルが高いです。

一般の人は、痛みや痺れなどの症状が出た場合の選択肢としては「整形外科」か「整骨院」という保険治療を受けられる医療機関が最初にあって、自費の場合はせいぜい「マッサージ」が選択肢に入るかどうかくらいです。

このようなハードルを越えて自院を選んでいただくためには、はっきりとした原因をホームぺージ上で伝えることが必須になります。

理解しやすい原因であればなお良いでしょう。

例えば「改善しない腰痛、根本原因は「筋膜」にあります。筋膜を調整すれば改善に導かれます」とか、「体のゆがみが痛みの原因!ゆがみを整えれば症状は解消します」など。

原因が複数あるよりは、1つだけ明確に提示することの方が訴求力は高まります。

わかりやすく明確な原因を必ずホームページに載せましょう。

ポイント②明るいスタッフ写真

ホームページに掲載する写真の質はこだわるべきでしょう。明るく誰が見ても抵抗感を感じない写真にすることがポイントです。

これはホームページの「ファーストビュー」で強く影響します。

ファーストビューというのは、ホームページにアクセスしたときにスクロールせずに最初に目に入る部分のことを指すのですが(トップページならメインの画像部分)、ここで暗いスタッフ写真が使われているだけで直帰率が増えてしまいます。

ファーストビューの直帰率は平均70%程度と言われています。質の悪い写真を使っていると、80%~90%にまで上がることもあります。

治療家には身だしなみに意識が向いていない方が結構多いです。その状態で自撮りの写真をホームぺージに利用することは集客の自殺行為と言えるでしょう。

先にもお話したように、整体院はそもそもハードルも高い業種です。少しでもホームぺージを見てもらえるようにするためにも、お金をかけてカメラマンを呼び明るく抵抗感のない写真を撮影しておきましょう。

明るく質の高い写真は整体院の集客にとって財産だと思っておきましょう。

ポイント③ファーストビューでは「何をどうするか」をはっきり伝える

ポイント②でも言葉が出てきたファーストビュー部分では、「何をどうするか」が明確に伝わるキャッチコピーにすることを意識しましょう。

ファーストビューでは写真の質だけでなく、そこにあるキャッチコピー次第でも直帰率は大きく変わります。

そこで見込み患者にメリットをわかりやすく伝えられたり、何をするところなのかがわかりやすくなっていれば直帰率が下がり、ホームぺージを見てもらえる率が高まります。

「何をどうするか」ということがわかりやすいキャッチコピーの一例を挙げます。

改善率98.6%
何を受けても良くならない腰痛を
根本改善に導く
地域ナンバーワンの
腰痛専門整体院

「腰痛を根本改善に導く」という部分が「何をどうするのか」に当てはまります。

「腰痛専門整体院」という言葉で、何屋さんか明確に伝わります。

「改善率」「地域ナンバーワン」というものがあることで、信頼性を感じることが出来ます。

このようにファーストビューでわかりやすく「何をどうするか」を伝えることで、ホームぺージ全体をしっかりと読んでもらえる率が高まります。直帰率が低くなるにつれて反比例して集客力が高まります。

ポイント④訴求力のある特徴

他院と比較したときに、「患者さんにとってこれは必ずメリットになる」と言い切れるような特徴を掲載しましょう。

整体院は整骨院・鍼灸院など競合が多いため、地域の競合院と比較されることは間違いありません。

比較した結果違いがよくわからないのであれば、近さや料金の安さが決定打となります。こういう場合は保険治療の接骨院に勝つことは難しいでしょう。

なのでそうした競合院と比較されたとしても、「この整体院が良さそう」と思ってもらえる特徴があれば選んでもらえます。

①営業体制としての特徴

訴求力のある特徴というのは、大きく分けて2つ考えられます。

一つ目が「営業体制としての特徴」です。

営業日・営業時間・患者さんの受け入れ態勢などで強みがあるなら、それは特徴として押し出す価値があります。

いくつか具体例を挙げましょう。

・年中無休
・夜10時まで営業
・ベビーベット完備で赤ちゃんとのご来院OK
・駅徒歩1分で通いやすい
・女性スタッフ常駐 etc

現代の生活は多様化していて、昼勤の人もいれば夜勤の人もいますし、土日が仕事の人も増えています。

そんな人でも通いやすい営業体制であるなら集客につながる特徴になるでしょう。

また男性だけの整体院には、女性1人だと抵抗を感じるものです。なので女性スタッフが常駐しているだけでもハードルが来院ハードルが下がったりします。

このように、整体院の営業体制として特徴を作れるなら作っておくべきだと言えます。

②整体院の質としての特徴

もう一つが整体院の「質として特徴」を作れるかどうかです。

整体院の質というのは、「この特徴があるからこの整体院の信頼性が上がる」というようなものです。

いくつか具体例を挙げます。

・治療家歴○○年(20年以上がベター)
・病院での勤務歴あり
・科学的な検査に基づいた原因分析
・初回施術で改善を実感した人の率(90%以上がベター)
・国家資格あり

自費の施術なのですがから、1回1回の施術に意味や効果を感じられるものを選びたいのが患者さんの思いです。

その思いを院に対する信頼に変えるためには、裏打ちするデータやベテラン感が出せる特徴があると良いでしょう。

もしこういう特徴が打ち出せないなら、高単価の施術にはせず気軽に通いやすい料金設定にしておくことをおススメします。

ポイント⑤魅力があり利用しやすいオファー

整体院の経営モデルというのは、初回患者を多数集めるのはなく、リピート患者を増やすことで経営を安定させるものです。

そのためには初回の施術は安くして、整体院としての技術とコミュニケーション力でリピートに変えていく必要があります。

初回の施術にオファーを付けることは自費の施術へのハードルを下げるためには、ほぼ必須な要素なので「魅力があり利用しやすいオファー」を考案しましょう。

おススメは、単純に初回料金を安くするオファーです。例を挙げましょう。

初回料金8,000円(初見料3000円+施術量料000円) → 初回特別1980円(税込)

予約の際に「ホームページを見たのですが」とお伝えください

これとは逆に魅力のないオファーや利用しにくいオファーの場合、ホームぺージからの反応率は下がる傾向にあります。

・初回特典 当院の腰痛マニュアルプレゼント
・メルマガ登録で初回料金割引

○○マニュアル自体は悪くないのですが、単独でオファーにすると弱いです。施術料金に付け加える形でオファーにするならOKです。

またメルマガ登録など、割引を使うためにひと手間必要な行為も勧められません。ハードルが高く反応率が下がるからです。

オファーの役目というは、「自費である整体を受けるためのハードルを下げること」にあります。

上記NGパターンではハードルを下げるにはいたりません。登録系のオファーはむしろハードルを上げています。

オファーを設定するなら、必ず「患者目線ならハードルが下がるものは何か」を視点に検討しましょう。

ポイント⑥クチコミ・患者さん写真・体験談の数

整体院は常にクチコミ・患者さんの声・体験談を集め続けて、それをホームページに掲載しましょう。

クチコミ・患者さん写真・体験談というのは患者さん目線からすると、「たくさんあるから信頼できるかも」と思えるコンテンツです。

どんなに良いことをホームぺージ上に掲載していても、この3つがないと信頼されにくくなります。クチコミ・患者さん写真・体験談は整体院の信頼性を担保してくれる非常に重要なものなのです。

まずは数が重要になります。地域ナンバーワンと言えるぐらいの数を集めてホームぺージに掲載します。

ある程度集まると安定して集客できるようになります。それに安心して止めてしまうと、競合院が追い越してしまいあなたの整体院のホームページの集客力が落ちていってしまいます。

これ、非常によくあるケースです。

なので仮に地域ナンバーワンの数になったとしても、そこで集める努力を止めることなく集め続けてください。ホームページに掲載し続けてください。

それがホームページの集客力を維持するポイントになります。

ポイント⑦メディア掲載歴や医療専門家の推薦

雑誌・テレビなどに取り上げられたことがあるなら、また医療専門家の推薦コメントがあるなら必ず掲載しましょう。

何度も繰り返してお話していますが、整体院は自費施術なのでそもそもハードルが高いです。

それに加えて限られた需要を競合で取り合いして、しかもいまだに院が増えているのが現状です。

そんな中であなたの整体院を選んでもらうには、ハードルを下げつつ信頼性を高めることにあります。

メディア掲載歴や医療専門家の推薦をホームぺージに掲載することは、その信頼性を高めてくれ、ホームぺージからの集客力を増強してくれます。

これらは意図して集められるものではありません。日々の営業の中でチャンスが回ってくることがあります。

そのチャンスを逃さないようにしましょう。

※メディア掲載に関しては、取材広告という方法もあります。詳しくは下記記事をご覧ください。

治療院の取材広告は集客に効果があるのか?どのように利用できるのか?

「取材広告」という広告を知っていますでしょうか? 取材広告は「雑誌などのメディアに掲載される取材記事の体裁を取った広告」のことです。 治療院のホームぺージのSEO対…

まとめ

整体院がホームぺージで集客するために必須な7つのポイントについて解説をしてきました。

①では原因を提示して、希望を見せます。

②と③ではファーストビューを改善することで、ホームぺージ全体を読んでもらえるようにします。

④では他院と自院が明確に違うことを示すものです。

⑤は自費施術の治療院としてのハードルを下げるために試みます。

⑥⑦は自分の整体院に対しての信頼性を上げて、少しでも来院へのハードルを減らすためのものです。

この7つのポイントをホームページに掲載できるかどうかが、整体院がホームぺージで集客できるかどうかに関わってきます。

ポイントをクリアしていればするほど集客に成功しやすくなるでしょうし、少ないのであれば施術料金戦略など別の戦略を検討すべきでしょう。

整体院がホームぺージの集客力が下がってしまったり、開院のために集客できるホームぺージを作りたいと考えているなら、今回の記事は必ず参考になるでしょう。

整体院の集客は正直なところ甘くはありません。特に治療系の整体院は飲食店と同じくらい大変だと言えます。

1%でも集客成功率を高めるために、この7つのポイントをホームページに掲載する努力を決して忘れないでください。

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO
治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。