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新型コロナ災禍、治療院が乗り切りために出来ること

新型コロナウィルスの災禍が残念ながら広がってきています。

2020年3月30日時点で、いつ落ち着くかの見通しは見えておりません。

このような状況で売上が落ちている治療院は多いと思います。

このコロナ災禍を治療院はどのように乗り切れば良いでしょうか?

集客的な視点と資金面の視点からまとますので、参考にしてください。

どうしても焦ってしまうと思います。お気持ちはわかります。

こういう時だからこそ「出来ることを1つ1つ」を忘れないようにしましょう。

集客的な視点

安全を最大限確保する

この状況における集客的な視点ですが、まず大前提として「身体に不調が出る人は必ずいる」ということです。

なので治療院を必要とする人は必ずいます。

そのような状況で治療院が出来ることは、患者さんの安全の確保です。

安全対策として行っていることを、しっかりと情報発信しておきます。

たとえ当たり前のことであっても、情報発信することはとても重要です。

1時間に1回手洗いうがいをしている・1時間ごとに換気をしている・院内はアルコール除菌している・マスクをしている。

コロナ対策としては当たり前のことではありますが、その当たり前のことを実施しているかどうかは患者さんにはわかりません。

HPに載せておく、SNSで発信する。必ず発信しておきましょう。

家で出来るケアを情報発信

家から出ない人が多くなっています。

座る時間が多くなる。寝ている時間が多くなる。変な体勢が増えて来る。

だから身体に痛みやシビレが出てくる人が間違いなく増えてくるでしょう。

そのような方のために、家で出来るケアの方法をHPやSNSなどで発信しておきましょう。

家をなるべく出たくない人は、最初はセルフケアで痛みやコリなどを対処しようとします。

そのための情報をネットで調べます。

その情報で治れば、あなたの院の信頼度が上がり、後々の来院につながります。

その情報で治らない場合、院に来るきっかけとなります。

こんな時だからこそ、家に閉じこもっていて起こる症状の対策をまとめて発信しておくことをおススメします。

ストレス対策

このような災禍では、人は常にストレスを感じています。

そのストレスを自覚している人なら良いのですが、無自覚な人も多いです。

ストレスが人の免疫力を下げてしまうことは、治療家さんはとてもよく知っていらっしゃるでしょう。

しかしストレスを身体的な側面からケアをする、つまり身体を整えることで精神的なストレスの緩和につながることを知らないひとは多いです。

痛みやシビレなどの症状の改善だけでなく、同時にこのような閉塞感の蔓延することによるストレスの緩和にも有効であることは、ホームページなどの広告上で発信しておいて損はありません。

現在、集客的な正解はない

残念ながら、現時点で集客的な正解はありません。

WEB広告を強化すべきか、オフライン広告を強化すべきかなどは、1週間ごとに変わってきてしまう可能性があることです。

ただ今行なっている広告や集客法で、ある程度集客出来ているなら、それはそのまま続けるべきです。

その効果が異常な落ち込みをしてしまった時は、停止しましょう。

ただ今回紹介したことは、「やっておくべきこと」です。

特に安全性の部分は、治療院としてではなくお店の経営として必ずやっておくべきことです。

これだけは必ずやっておきましょう。

資金面で出来ること

生活費、経営費などが減少している場合、どのような対策が出来るかについてまとめます。

経営のための無利子・無担保融資

フリーランス含む個人事業主向けに、日本政策金融公庫・など政府系金融機関が無理し・無担保での融資を行なっています。

新型コロナウイルス感染症に関する融資制度の拡充について
https://www.jfc.go.jp/n/release/pdf/topics_200312a.pdf

融資対象者:フリーランス含む個人事業主

実施主体:日本政策金融公庫など政府系金融機関

融資の上限額:6,000万円(一部対象者は3,000万円以内実質無利子)など各種メニューあり

使い道:設備資金および運転資金

申請手続:日本政策金融公庫などへの相談(事業資金相談ダイヤル 平日9時~19時:0120-154-505)

無担保・利子100%補償融資

利子はつくけれども、利子分は補償しますよという融資もあります。

それが「セーフティネット保証4号」「セーフティネット保証5号」です。

セーフティネット保証4号概要
https://www.meti.go.jp/press/2019/02/20200228001/20200228001-1.pdf

セーフティネット保証5号概要
https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200303002/20200303002-1.pdf

セーフティネット保証5号の場合、業種が指定されるのですが「その他の療術業」「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」と業種指定されているので大丈夫です。

休業などによる生活費補填

地域によっては休業せざるを得ない治療院もあると思います。

北海道などは緊急事態宣言が出されていたので、休業していた治療院もあったのではないでしょうか。

その場合は「生活福祉資金貸付制度」というものがあります。

最大80万円(2人以上の世帯)を無利子・保証人なしで生活費として貸付してくれる制度です。

https://www.mhlw.go.jp/content/000613522.pdf

各市区町村で申し込みをすることが出来ます。

焦らず今できることをする

集客面・資金面で今出来ること、すべきことをまとめました。

資金面に関しては、あくまで「無利子・無担保・利子補償」のものだけを紹介しています。

有利子の融資もあるのですが、いつこの災禍が終わるかわからない現在においてリスクが高いからです。

いずれにせよ、先の見えない現状なので、どうしても焦ってしまうのが人間です。

そんな時こそ、深呼吸。そして今出来ることを1つ1つ行っていく。これを忘れないでください。

そして資金面で不安があるなら、頼れることはなんでも頼るべきでしょう。

それは悪いことではありません。

ただ焦るだけでなく、出来ることを行う。これを忘れないで、集客・資金繰りをやっていきましょう。

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO

治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。

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この記事を書いた人

治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。

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