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ワンルームマンションで鍼灸院を開業するメリット・デメリットと成功のコツを解説

1人鍼灸院を開業する際に、なるべく固定費を下げるためにワンルームマンションで開業するかどうか検討したことありませんか?

鍼灸に代表される治療院という仕事では、「マーケティング次第でどんな場所でも集客できる」と言われることがありますが、それでも場所によって集客に影響が出ることは間違いありません。

そこで今回はンルームマンションの1室で鍼灸院を開業するメリット・デメリットと、マンションの一室での開業を成功させるコツについて解説をしていきます。

鍼灸院の構造設備基準について

ワンルームマンションで鍼灸院を開業することは出来ますが、構造設備基準を満たす必要があります。

構造設備基準

①6.6平方メートル以上の専用の施術室を有すること
②3.3平方メートル以上の待合室を有すること
③施術室は、室面積の7分の1以上に相当する部分を外気に開放し得ること(ただし、これに代わるべき適当な換気装置があるときはこの限りではない)
④施術に用いる器具、手指等の消毒設備を有すること

ワンルームマンションでの開業の場合、注意が必要なのは①~③です。

専用の施術室と待合室が必要になるので、完全に一部屋のワンルームだと基準を満たしません。

キッチンとワンルームが分かれているような間取りだと、キッチンスペースを待合室に出来るので基準をクリアできます。

また施術室の窓があまり小さいと、③の基準を満たさないため要注意です。

この基準を満たす物件であれば、あとは貸主の許可があれば鍼灸院を開業することが出来ます。

ワンルームマンションのメリット

本題のワンルームで鍼灸院を開業するメリットについてお話していきましょう。

メリットは基本的にはお金・費用に関するものです。

メリット① 費用を抑えることが出来る

テナントや路面店と比べてワンルームマンションの賃料はかなり安いので、毎月発生する固定費を大きく抑えることが出来ます。

テナントや路面店の場合の家賃は20万円~40万円くらいはかかります。

一方でワンルームマンションの賃料は、東京都内でも10万円以下に抑えることは可能です。(都心部ではこの限りではありません)

地方のワンルームマンションの場合、もっと費用を下げることは可能でしょう。

メリット②  内装の費用を抑えることが出来る

ワンルームマンションはスペースが限られているので、内装を施す部分も限られます。

例えばテナントや路面店の場合、床の雰囲気を変えるために床タイルなどで費用を抑えても、かなりの額になります。

しかしワンルームマンションでは床タイルを使う数が少ないため、費用を抑えつつ内装をアレンジして院としての統一感を出すことが出来ます。

また外装工事も必要ないことで、初期費用を抑えることにつながります。

メリット③ 保証金や多額の敷金が必要ない

ワンルームマンションの場合、保証金や多額の敷金が必要ありません。

一方でテナントや路面店では保証金が必要になりますし、敷金も一般的な1・2か月分ではなく数ヶ月分を先に支払うことになります。

ワンルームマンションのデメリット

デメリット 集客にハードルがある

ワンルームマンションの鍼灸院は、テナントや路面店と比べて集客のハードルが高くなります。つまり集客が難しくなります。

認知度

路面店は場所自体が良いので、看板・のぼり旗などによって、通りすがりや車を運転する人に認知してもらいやすいとい強みはあります。

2F以上のテナントでも、看板を付けたり立て看板を利用して道行く人にアピールできます。

しかしワンルームマンションの場合、看板を出すことが出来ない場合が多く、道行く人や車を運転する人にアピールすることが出来ないので、別の方法で認知度を上げなければいけません。

認知度が低いとホームぺージを検索してもらいにくくなるため、新規集客の母数に影響します。

心理的ハードル

テナントや路面店よりもワンルームマンションに不安や怖さを感じる人は多くいます。

特に女性の患者さんにとって、男性鍼灸師1人でやっている院の場合、本当に信頼できる人かわからないため、そもそも選択肢から外す人もいます。

鍼灸院に限らず飲食店であっても、マンションの一室での営業には心理的ハードルを感じる人が多数です。

この心理的ハードルを下げる施策を行うことが、ワンルームマンションの鍼灸院には必須と言えるでしょう。

ワンルームマンションの鍼灸院経営を成功させるコツ

ワンルームマンションでの鍼灸院経営を成功させるためには、説明したデメリットを解消する必要があります。

どのようにデメリットを解消していくのが良いかを解説していきます。

対策① 宣伝・広告量を増やす

ワンルームマンション鍼灸院のデメリットの一つは「認知度」の問題です。

テナントや路面店のの場合は、その場所にあること自体が宣伝になりますし、看板でアピールすることが出来ます。

しかしワンルームマンションではそれが難しいので、認知度を高めるためには、テナントや路面店よりも宣伝・広告量を増やすことが重要になります。

例えばホームぺージを持っているのであれば、リスティング広告を使いましょう。

開業時であれば月に1万円・2万円のレベルではなく、5万円~10万円くらいかけないとなかなか新患数を増やすことは難しいと考えられます。

チラシは毎月撒くぐらいの気持ちで頑張りましょう。

クチコミサイトやポータルサイトの有料プランを利用するなら、露出度の高いプランを利用しましょう。

対策② 人・院が見える宣伝・集客を行う

ワンルームマンションの心理的ハードルはとても高いので、宣伝・集客では人と院を見せていきましょう。

ホームぺージでは最初に目が入るメイン画像部分に、院長であるあなたの顔がわかるような画像を使いましょう。

笑顔の写真であればベターです。

また施術写真を様々なぺージで大きく掲載しましょう。

また院内の写真もなるべく大きなサイズで載せていきましょう。

こうすることで人・院が見えるので、心理的ハードルを下げることが出来ます。

他にもブログを更新していくこともお勧めです。

ブログで記事を書いていくと、文章にあなたの人柄がにじみでてきます。

その人柄が伝わると、ワンルームマンションの心理ハードルが徐々に下がってきます。

まとめ

ワンルームマンションで鍼灸院を開業する際のメリット・デメリットと、成功させるためのコツについてお話をしてきました。

ワンルームマンションでの開業はデメリットの影響がかなり大きいので、最初は固定費を抑えた分を宣伝・集客に使うことが重要です。

最初はどうしても費用がかかりますが、患者さんのリピート率が上がり、院のファンが増えて定着していくにつれて、宣伝集客費が下がっていきます。

そうしていくと、テナントや路面店では出来ないような利益率を出せるようになるので、短期的ではなく長期的なスパンで経営を見ていきましょう。

治療院集客集団WAOでは、鍼灸院の集客サポートを行っています。

ワンルームマンションでの開業に不安があるなら、お気軽にご相談ください。

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO
治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。
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