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データでわかるコロナ災禍の治療院の現状

新型コロナ関連の記事が連続して恐縮ですが、皆さんの院でもキャンセルの増加や新規患者からの問い合わせ減を感じているのではないでしょうか?

このような状況で自粛ムードですから、院の努力でどうにもならない部分ですから、しょうがないと思います。

雰囲気や感覚では、このような停滞ムードは実感しているでしょうが、実際にデータとしてはどうなのでしょうか?

今回は現時点での治療院関連のとあるデータをご紹介します。

この1年の治療院検索データ

まずは上の画像をご覧ください。

これは「整骨院」「整体院」「鍼灸院」というキーワードでの検索ボリュームが、この1年でどのように遷移していているかのデータです。

青い線は「整体院」。

赤い線は「整骨院」。

黄色い線は「鍼灸院」。

元々の検索ボリュームは整骨院が圧倒的で、整体院と鍼灸院は拮抗しているのがわかるでしょう。

このデータを見ると、2つの落ち込みが目に入ると思います。

2020年3月29日~4月4日のデータ


まずこの線グラフの最新部分(一番右部分)は、この1週間(2020年3月29日~4月4日)の検索数のデータです。

グンと下がっていますね。

先週末は東京近隣で週末外出の自粛要請がありましたよね。

あの影響がとても大きかったことがよくわかる落ち込みです。

年末年始のデータ

この落ち込みがどのくらいかというと、年末年始も検索ボリュームの落ち込みと同じくらいです。

年末年始のみなさんの治療院の集客状況はどんな感じか思い出してみてください。

年末が駆け込みがありますが、年始から営業していても患者さんほとんど来ませんよね?

あれと同じくらいの状態であることが、このデータからわかります。

今後の見通しに関して

このデータがこの先どのように変化していくでしょうか?

想定されるのは、「この落ち込んだ状態が維持される」か「より落ち込む」かでしょう。

新型コロナ患者数は残念ながら毎日増え続け、東京の学校は新学年開始をGW後まで遅らせることも発表されました。

都市部だけでなく、地方にもこの影響が伝わっていくでしょう。

前回のブログで、集客においてこの現在でやっておくべきことをまとめました。

新型コロナ災禍、治療院が乗り切りために出来ること

他にも今やるべきこと、意識するべきことは何かあるでしょうか?

今こそ既存の患者さんを大事にするタイミング

新規患者数が減っている現在、治療院側がするべきなのは、既存の患者さんを大事にすることです。

今来てくれる患者さんを大事にすることです。

大事にすることというのは、料金を安くしましょうとか、何か特別なことをしましょうとかではありません。

来てくれる患者さんにお礼を伝える。今免疫力を上げる方法を伝える。今使える有益な情報を伝える。そんなことを行なってみてはいかがでしょうか?

現在のような世の中が停滞している時に来てくれる患者さんこそが、あなたの治療院を支えてくれています。

院を支えてくれる人を増やすことが、治療院の経営を安定させるために必要なことです。

世の中の空気・データからは落ち込みがはっきりとわかります。

しかも1人1人の努力ではどうにもならない落ち込みです。

こんな時だからこそ、支えてくれる方を大事にすることを強くおススメします。

投稿者プロフィール

治療院集客集団WAO
治療院集客集団WAO
治療院ひとつひとつの特性や地域性・業種ごとの推奨マーケティング理論を踏まえた集客コンサルティングを行うプロ。

有名クチコミサイト「エキテン」黎明期に在籍し、企画立案、有料サービスのプランニング、一般店舗のコンサルタントとして集客・マーケティング業務に従事。

当時のクライアント店舗は300を超え、その大半が治療院であったため、治療院の集客を熟知するようになる。特に新規客獲得に貢献した集客のエキスパートとして2012年に独立し「店舗集客集団WAO」を立ち上げる。

2021年には店舗集客集団WAOの治療院部門を独立させ、「治療院集客集団WAO」を設立。
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