2020年12月のグーグルの大きなアルゴリズム変更により、治療院を代表とする「医療情報」を扱うホームページやサイトの検索順位に大きな変更が起きました。

これによって検索順位が大きく下がってしまい、集客が落ち込んでしまっていませんか?

「地域名+整体」のキーワードで順位が落ちてしまったホームページは、特に大きな影響があったと思います。

そこで今回は、そのような「地域名+整体」のキーワードでの検索順位が落ちてしまった治療院向けに、検索1ページ目に表示させるためのSEO対策をご説明いたします。

紹介する対策を行うことで必ず1ページ目に表示されるわけではないですが、1ページ目に表示されているHPの95%以上がこの対策がなされています。

昔だったらSEO対策にはならないようなものばかりなのですが、2021年時点で「整体」キーワードの基本的対策となるので、ぜひ押さえておいてホームぺージに反映させてみてください。

※変更結果全体にどのような傾向があるかは、こちらの「今回のグーグルコアアップデートの傾向」をご覧ください。

方法① 重複コンテンツをなくす


まず最も重要なことは、ホームページ内で重複するコンテンツをなくすことです。

ここでいうコンテンツというのは基本的に「テキスト」であって画像ではありません。

アピールしたいテキストを、ホームページ内の色々なページに掲載したいというのは普通の感覚です。

しかしグーグルはその重複を良いものとは考えておらず、ホームぺージ内の各ページのテキストはそれぞれ独自なものにすることを良いものとしています。

当然他サイトからのコピペなどはあってはならないことですが、同一ホームページ内での重複もなるべく避けることがSEO対策として重要です。

例えばトップページと各症状ページに「当院の特徴」や「他院との違い」などがまったく同じテキストで重複していた場合は、各症状ページからその部分を削除することが望まれます。

どこまで重複コンテンツを許すか

みなさんが気になるのは「コンテンツを重複させて良いのか」ということでしょう。

答えを言うと重複コンテンツは減点方式だとお考えください。

つまりコンテンツ重複がない状態が100点だとすると、重複部分が増えれば増えるほど減点していくわけです。

例を挙げます。「トップページ」と「肩こり」のページがあり、そのページに1つ重複する部分があったとします。

そこに同じようなページ構成の症状ページを1つ(例えば「腰痛」のページ)を作ると、重複が2つになります。

症状ページが増えるほどに重複も増える。重複が増えるから検索力も下がっていく。まるでペナルティを受けているような検索結果になってしまうわけです。

理想は重複コンテンツを完全になくすことですが、現実的にはどの程度まで重複させるかを考えることが重要になります。

方法② 症状ページの内容を医学的に正しい内容にする


現在治療院のホームページでは、色々な症状ページを作成しているところが多いと思います。

この症状ページの内容を「現代医学に基づいた」「簡潔でシンプルな」ものにすることも、SEO対策として非常に重要なものとなりました。

症状ページの構成としては、「具体的な悩み」「原因」「改善する方法」この3つぐらいで充分です。

その他の余計なコンテンツを追加すると、症状ページだけでなくホームページ全体の検索力が落ちていくことになりかねません。

検索対策に余計なコンテンツとは

ここでいう余計なコンテンツというのは、例えば「医療機関で行う一般的な治療法」とか「病院の治療でなぜ改善しないのか」とか「院の特徴」「院の強み」などです。

症状ページでの集客力を上げるために、こういうコンテンツを入れたくなると思いますが、残念ながら現在のグーグルは評価してくれません。

もしこうしたコンテンツを症状ページに追加する場合は、テキストではなくすべて画像として作成するのが良いでしょう。
ただしやりすぎは注意です、

方法③ ブログ記事のタイトルを見直す

ホームページ内蔵のブログを利用している場合、ブログで記事を更新することはSEO対策に重要なのですが、そのブログ記事のタイトルが検索力を下げる要因になります。

ブログの各記事のタイトルが同じようなものになっているケースがありますが、これはSEO対策上NGです。

例えば「腰痛」というタイトルの記事が複数あるのはNGです。

他にも「当院からのお知らせ」などもパターンとしては多いので気を付けましょう。

例えば営業時間を変えるお知らせの場合、「緊急事態宣言下の当院の営業体制について」とか「2021年2月、営業時間変更のお知らせ」など、見出しで何を伝えたいのかわかりやすくします。

「腰痛」という記事が複数ある場合、その内容次第ですが例えば「歩けないほどの腰痛で悩んでいた○○市の女性の体験談」とか「今多くの人に行われている腰痛治療の間違いをわかりやすく説明します」とかです。

先に「重複コンテンツはNG」と説明しましたが、ブログ記事のタイトルも当てはまるので気を付けましょう。

方法④ ブログ記事は量より質

ブログに関しては、これまではその内容よりも更新頻度の方が重要でしたが、今はこれが逆になりました。

ブログ記事は量より質。内容の薄い・ユーザーの役に立たない記事をいくら量産しても、内容の良い1つの記事によるSEO対策には敵いません。

むしろ内容の薄いブログ記事の量産は、SEO対策としては逆効果になりえます。

あなたのホームページにあるブログ記事を見直してみて、内容の薄いものであるなら、それを有用な記事に修正するか削除しましょう。

また内容に関して、「整体」について絡ませられていない健康記事も良くありません。

最近では電磁波が問題だ、ブルーライトが問題だ。免疫力がどうだこうだ etc 様々な健康の話題がありますが、それらについて解説するのであれば、しっかりと整体に結びつけた内容にしなければいけません。

そうしないと整体と無関係な記事を追加するだけですから、「質が良くない」とグーグルから判断される可能性が高いからです。

毎日500文字程度のブログを更新するぐらいなら、1週間で1つの記事、でも内容は4000文字近い濃い内容に仕上げてみましょう。

もっと言うなら、内容の薄いブログを更新するぐらないなら、ブログを更新しない方がSEO対策になります。

SEO対策に強いホームページは集客力を上げにくい


以上のようなSEO対策を行ったHPでは、集客力を上げにくいページになりやすいです。

まず症状ページの集客力が落ちます。なぜならページの内容が一般論で他の院との差異を出せなくなるからです。

このホームページで集客のために重要になるのはトップページのコンテンツです。

トップページは「地域名+整体」のようなキーワードでアクセスを集めます。

整体というキーワードで検索している人の多くは、比較的軽い症状の場合です。

肩こり・頭痛・疲労などの症状などは集客につながりますが、坐骨神経痛のような重症症状は集客が難しいでしょう。

「整体」キーワードでSEO対策をするメリット・デメリット

2021年2月時点において、「整体」というキーワードで検索対策をする、つまり「地域名+整体」のキーワードで検索の上位を目指すためには、以上の3つの方法を実施するのが良いでしょう。

ただこれにはメリット・デメリットがあります。

検索での流入が多くなり、PPC広告の費用を下げられる
患者数が多くなる

デメリット

重症患者が少なくなる
なので継続通院患者も減る

あなたの院がどのような患者さんをターゲットにしていきたいか次第で宣伝の戦略も変わります。

その結果、SEO対策と集客戦略が噛み合わないことも出てくるかもしれません。

「整体」というキーワードでのSEO対策をする場合は、メリット・デメリットを踏まえておくと良いでしょう。

まとめ

グーグルのアルゴリズムがアップデートされるたびに翻弄される治療院ホームページのSEO対策ですが、2021年は今回ご紹介した方法によって「地域名+整体」のキーワードで上位表示をさせることにつながります。

最後に今回のポイントをまとめます。

■「地域名+整体」で上位表示させるには
① 重複コンテンツをなくす
② 症状ページの内容を医学的に正しい内容にする
③ ブログ記事のタイトルを見直す
④ ブログ記事は量より質

しかしSEO対策に強いホームページは集客力が弱くなるので、メリット・デメリットを正しく把握して方向性を決めるべき。

治療院の数はコンビニよりも多い現代では、ホームページを使って集客することが経営に必須です。

しかしどう差別化するのか、どうSEO対策するのか、どう集客力を上げるかなど、様々な課題があります。

以前なら「必ずSEO対策をしましょう」と自信を持って言えましたが、今はSEO対策をするにもメリット・デメリットが出てくるようになってしまいました。

治療院としての方向性をしっかり考えないと、ホームページの集客も難しくなったということです。

今回紹介した方法は、「地域名+整体」のキーワードで上位表示させるためだけでなく、どう治療院を経営していくのかについても参考になるはずです。

この治療院激戦時代を生き抜くために、ぜひ一度ご参考いただければと思います。